【日本シリーズ】1試合で4安打を打った選手 ソフトバンク栗原が10年ぶりに記録

2020年の日本シリーズ第2戦で、ソフトバンクの5番に座る栗原陵矢捕手が1試合4安打を記録しました。
日本シリーズの1試合4安打は2010年第7戦の今江敏晃(ロッテ)以来で、史上23人目(通算27回目)のことです。※延長戦で達成したケースを除く
栗原選手は第1戦でも3安打を放っており、1・2戦合計で8打数7安打とチーム連勝の立役者となっています。
◆2020年第2戦 栗原選手の成績
打席 | 回 | 結果 | 相手投手 |
---|---|---|---|
1 | 1回 | 右安打 | 今村信貴 |
2 | 3回 | 三振 | 戸郷翔征 |
3 | 5回 | 右安打 | 田口麗斗 |
4 | 7回 | 遊安打 | 鍵谷陽平 |
5 | 9回 | 右安打 | 大竹寛 |
日本シリーズで1試合4安打を記録した選手をまとめてみました。
スポンサーリンク日本シリーズで1試合4安打
1952年第5戦 与那嶺要(巨人)
1953年第5戦 川上哲治(巨人)
1958年第7戦 豊田泰光(西鉄)
1959年第1戦 岡本伊佐美(南海)
1962年第7戦 吉田義男(阪神)
1963年第7戦 森昌彦(巨人)
※途中出場
1966年第1戦 長嶋茂雄(巨人)
1969年第1戦 土井正三(巨人)
1969年第6戦 黒江透修(巨人)
1970年第1戦 柴田勲(巨人)
1970年第5戦 黒江透修(巨人)
※2回目
1982年第6戦 テリー(西武)
1984年第7戦 高橋慶彦(広島)
1987年第1戦 駒田徳広(巨人)
1990年第2戦 辻発彦(西武)
1992年第6戦 橋上秀樹(ヤクルト)
1998年第2戦 鈴木尚典(横浜)
1998年第5戦 駒田徳広(横浜)
※2回目
1998年第5戦 佐伯貴弘(横浜)
※1試合で2人達成
1998年第6戦 大塚孝二(西武)
2004年第2戦 井端弘和(中日)
2005年第1戦 今江敏晃(ロッテ)
2005年第2戦 今江敏晃(ロッテ)
※2回目 ※2試合連続
2005年第4戦 李承燁(ロッテ)
2010年第5戦 金泰均(ロッテ)
2010年第7戦 今江敏晃(ロッテ)
※3回目
2020年第2戦 栗原陵矢(ソフトバンク)
延長戦で達成したのは1983年第6戦の大田卓司(西武)。 3-3の同点で迎えた10回裏一死で江川卓(巨人)からセンター前へ放ったヒットがこの試合4本目。二死後、金森栄治の2ベースヒットでサヨナラのホームを踏みました。
勝負強い打撃が評価されて日本シリーズMVPを獲得。
1チームから2人が4安打を放ったのは1998年第5戦の横浜。
17-5と西武に大勝したこの試合で、5番と6番に並んだ駒田徳広と佐伯貴弘がそろって4安打。
とくに佐伯は2ベース3本と3ベース1本の大暴れ。マシンガン打線の名にふさわしい活躍でした。
複数回記録したのが黒江透修、駒田徳広、今江敏晃の3人。
今江敏晃は最多の3回記録。とくに2005年は第1戦と第2戦で連続して記録し、2試合で8打数8安打の打率10割でした。
◆2005年 第1戦
打席 | 回 | 結果 | 相手投手 |
---|---|---|---|
1 | 1回 | 左中本塁打 | 井川慶 |
2 | 3回 | 投安打 | 井川慶 |
3 | 5回 | 右越二塁打 | 井川慶 |
4 | 7回 | 右安打 | 橋本健太郎 |
◆2005年 第2戦
打席 | 回 | 結果 | 相手投手 |
---|---|---|---|
1 | 2回 | 右安打 | 安藤優也 |
2 | 5回 | 中安打 | 安藤優也 |
3 | 6回 | 中安打 | 江草仁貴 |
4 | 8回 | 右安打 | 江草仁貴 |
第3戦は2回の第1打席で下柳剛の前に三振に倒れ連続ヒットは8でストップ。
しかし、第3打席終了時には11打数10安打と驚異的な打率に。
もちろん、このシリーズのMVPに選ばれました。
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