「第1回鎌倉Buskers Marche(バスカーズマルシェ)」が開催されました 青空の下で曲芸師さんたちのショーを観て楽しく過ごした一日

2020年8月1日に鎌倉市の湘南深沢ワンパークにて開催された「第1回鎌倉Buskers Marche(バスカーズマルシェ)」に行ってきました。
曲芸師(Buskers)によるショーを観て、おしゃれなグッズを買って、美味しいものを食べる。
3つの楽しみが同時に満喫できるイベントです。
主催者のMichel(ミッシェル)さんは、自らも水晶玉を操るパフォーマー。
新型コロナの影響で曲芸師さんたちが出演するステージなどが激減している危機的な状況を見て、このイベントの開催を即決しました。
7月はまるで太陽の存在を忘れたかのようにずっと雨続きでだったので、無事に開催できるかどうか気を揉んでいたのですが、8月になったら一転。
関東地方の梅雨明けが宣言されると、今までが嘘だったかのように晴れ渡り、もってこいのイベント日和になりました。
Michelさんは「イベント当日は絶対晴れる」と確信していたそうで、見事な晴れ男ぶりを発揮しました。
「第1回鎌倉Buskers Marche」の模様を、パフォーマンスを中心に紹介します。
スポンサーリンクパフォーマンス
8名のパフォーマーが会場内に設けられた2つのステージに登場。
滞在時間の都合上、すべてのステージを見ることができませんでした。
掲載されていないパフォーマーの方、ごめんなさい
Michel

鎌倉Buskers Marcheの主催にして、クルーズ船「飛鳥Ⅱ」ほか海外でも多くのステージに立っている水晶玉パフォーマンスの第一人者。
最近ではイベント運営などの仕事が主になっていて、Michelさんの演技を見ることができるのはとても貴重な機会です。
水晶玉がまるで生きてるかのよう。
途中のMCが一切無いにもかかわらず、水晶玉のもつ神秘さもあって時間の経過を忘れて惹きこまれてしまいました。
演技終了後にご挨拶に伺った際も、名刺交換の際にマジックでびっくりさせてくれました。
日常の何気ないワンシーンにおいても人を楽しませるサービス精神には頭が下がります。
大道芸人ヒヨコ

会場に到着したとき、一番初めにステージで演技している姿が目に飛び込んできたのがヒヨコさん。
絶妙なバランスが要求される演技もなんなくこなしていました。
畳返師としても活動していて、この日の物販でも畳をひっくり返して作った畳マスクや畳スマホカバーを販売。
HAKU

水晶玉やリングを使ったマジックを披露。
2つのルービックキューブを使ったマジックでは、一瞬にして全面がそろって……なかった。色がバラバラ。
えっ、失敗? かと思いきや、十数個のルービックキューブで描かれたスーパーマリオが登場。
空いていた2つの場所に当てはめたら、マリオの絵が完成!
塚原ゆうき


リング、風船のみ、ルービックキューブ、コイン、トランプと次々にマジックを披露。
お客さんと近い位置で行うパフォーマンスが多めなので、ソーシャルディスタンスを意識した現在では大変そう。
コイン移動のマジックは、仕掛けたときの動作が自然すぎて全く気づきませんでした。プロのマジックはほんとにすごいです。
まめ


言葉を発せずにパントマイムやマジックなど視覚的に笑いを誘うサイレントコメディ。
しゃべりが無くても、顔の表情や身振り手振りでお客さんとコミュニケーションを取るスタイルは、withコロナの時代にうってつけなのかも。
パフォーマンス終了後、みなさんのお気持ちをいただく時間。最前列でずっと見ていた男の子がかぶっていた仮面ライダーのお面を「はい」と差し出すシーンにほっこりしました。
まさきち


若手のシガーボックスパフォーマー。
本題のシガーボックスに入る前に、風船で仮面ライダーを作ったり、ダイス・スタッキングで12個のダイスを積み上げたりと場の雰囲気を温めていきます。
3個から5個のシガーボックスを使ったパフォーマンスは、ちょっとはらはらしながらも見ごたえ十分。
動画にも撮ったので、ぜひ見ていただきたいです。
◆まさきちさんシガーボックス動画4連発
①縦横に積み重ねたシガーボックスをあごに乗せます
②シガーボックス3個
③シガーボックス4個
④シガーボックス5個
ソーシャルディスタンスのためお客さんの近くに寄れない、マスクで顔が半分隠れてしまうためお客さんの反応がいまいちつかめないなど、パフォーマーの皆さんにも戸惑いがあり、手探り状態でのステージだったのではないでしょうか。
お客さんとやり取りした道具もその都度消毒したりと、きめ細かい配慮もなされていました。
コロナ感染予防の状況を逆手に取った新しい形式のパフォーマンス形式が生まれるかもしれませんね。
スポンサーリンク物販スペース

鎌倉Buskers Marcheでは物販スペースに様々なお店が出店。
ペーパークラフト、オリジナルキャンドル、畳マスク、貝のアクセサリー、狐面、天然石アクセサリー、ガラス花器、スマホコーディングにマジックグッズなど飽きさせない数々の品がずらり。
中でも気になったのは、紙工事現場監督NICHOLASKAさんの道路アクセサリーです。

ミニチュアやジオラマを見るのが好きな私の目を引き付けた三角コーンなど工事現場でよくみる品々。

すべて紙でできているというから驚き。
何層にも巻いてカチカチにコーディネイトされているため、紙とは思えないほどの固さです。
お店の方の話では、うっかりポケットに入れて洗濯してしまったときも、まったく崩れず原形のままで残っていたそうです。
トラロープ柄の紐を使って、おしゃれなネックレスやストラップなどに仕立て上がります。
キッチンカー

焼き鳥、鮎の塩焼き、アメリカンフード、クレープのキッチンカーも出現。
青空の下で食べるのは、ほんと美味しいんですよね。

鮎の塩焼きを売っている「鮎香」さんの車の上には、屋根より高い鯉のぼり……ではなく、鮎のぼりが出現。
今年は鯉のぼりを見ることもままならなかったので、夏にちょっと時期遅れの五月気分になりました。
会場には、お子さん連れの家族も多く訪れていました。
子どもたちの笑顔が見られると、なんだか嬉しい気分になりますね。
自分自身もイベントに足を運ぶのは久しぶりで、人々の笑顔を見て元気を取り戻しました。
すばらしいイベントを開催してくれた主催者のMichelさんを始め参加者の皆さん、ありがとうございました。
次回「第2回鎌倉Buskers Marche」は2020年10月17日(土)に開催される予定です。
【鎌倉Buskers Marche 公式サイト】
【鎌倉Buskers Marche SNS】
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