【大相撲記録】十両復帰間隔ランキング 魁が30場所ぶりの再十両
2020/04/28

2020年1月場所。魁(さきがけ)は2015年1月場所以来30場所ぶりに十両復帰となりました。
幕下に陥落してから5年もの歳月に耐えて、関取復帰を果たしました。
30場所ぶりというのは、史上4位の記録。
苦労を重ねた力士には、まだほかにいるのです。
長いブランクを経て十両に復帰した力士を紹介します。
なお2020年5月場所の番付で、富士東が2017年3月場所以来19場所ぶりに十両に復帰しました。
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※18場所(3年)以上のブランクがある力士
※四股名は十両復帰時のもの
力士 | 陥落 | 復帰 | 最低位 | |
---|---|---|---|---|
39 | 濵錦 | 2005/01 | 2011/07 | 三段目68 |
33 | 出羽の洲 | 1983/01 | 1988/05 | 幕下60 |
32 | 牧本 | 1965/09 | 1970/11 | 幕下21 |
30 | 魁 | 2015/03 | 2020/01 | 幕下58 |
28 | 琴冠佑 | 1996/05 | 2000/11 | 幕下25 |
28 | 若天狼 | 2004/03 | 2008/09 | 序二段110 |
27 | 戦闘竜 | 1995/03 | 1999/07 | 幕下40 |
26 | 清王洋 | 1983/09 | 1987/11 | 三段目55 |
26 | 星誕期 | 1994/07 | 1998/09 | 三段目6 |
25 | 琴の郷 | 1974/01 | 1978/01 | 幕下57 |
25 | 竹葉山 | 1979/01 | 1983/01 | 幕下38 |
25 | 五剣山 | 1998/11 | 2002/11 | 三段目5 |
24 | 須佐の湖 | 1993/11 | 1997/09 | 幕下52 |
24 | 竜電 | 2013/01 | 2016/11 | 序ノ口17 |
23 | 松乃山 | 1973/07 | 1977/03 | 幕下46 |
23 | 琴椿 | 1986/01 | 1989/09 | 幕下35 |
22 | 北勝岩 | 2002/09 | 2006/03 | 幕下49 |
21 | 巌雄 | 1992/03 | 1995/07 | 三段目3 |
21 | 上林 | 2007/01 | 2010/05 | 幕下34 |
21 | 里山 | 2008/03 | 2011/09 | 幕下30 |
20 | 北勝国 | 2008/05 | 2011/09 | 前相撲 |
19 | 芳東 | 2008/01 | 2011/01 | 幕下24 |
19 | 富士東 | 2017/05 | 2020/05 | 幕下31 |
18 | 萩山 | 1970/03 | 1973/01 | 幕下28 |
18 | 琴岩国 | 2000/09 | 2003/07 | 幕下35 |
18 | 琉鵬 | 2007/11 | 2010/09 | 幕下35 |
18 | 栃飛龍 | 2015/03 | 2018/01 | 幕下32 |
最長は39場所ぶりに十両復帰を果たした濵錦。
途中、ケガのために三段目まで落ちたり、四股名を本名の高濱に改名するなど苦労を重ねたうえ、6年半もの歳月を要して十両へと戻ってきました。
2012年11月の新十両場所で股関節骨折に見舞われた竜電は、その後6場所連続休場などもあり序ノ口まで陥落。
番付外にまで落ちないように、1場所一番ずつ出場しながら回復を待ち、2014年9月に序ノ口優勝で復活。
序二段、三段目と連続優勝して幕下に復活し、陥落から丸4年たった2016年11月に24場所ぶりに十両へ番付を戻しました。
北勝国は、幕下陥落から十両復帰を目指している最中に手首のケガの影響で8場所連続休場して番付外まで陥落。
番付外で3連勝したのち、序ノ口、序二段、三段目、幕下と各1場所ずつで突破するという戦後初の快挙で20場所ぶりに十両へ復帰しました。
琴椿は10年かけて昇進した十両を1場所で陥落。
なかなか十両に戻れず、引退まで考えて背広まで作ってしまうほどでしたが、佐渡ヶ嶽親方(元横綱・琴桜)から「もう一回頑張ってみろ」と言われて引退を撤回。
思い直して力が抜けたのか、好成績が続いて約4年となる23場所ぶりに十両に復帰、その後幕内でも活躍しました。
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