2020年1月場所予想番付
2020/02/03

横綱鶴竜、大関の豪栄道と高安、関脇栃ノ心が次々と休場し、混戦模様となった2019年11月場所は、横綱白鵬が優勝回数最多を更新する43回目の優勝で締めくくられました。
白鵬の優勝を喜ぶ弟弟子の炎鵬と石浦。
9月場所では1日だけしか実現しなかった宮城野部屋トリオの横綱土俵入りも11月場所は15日間完走。
3人とも勝ち越しと宮城野部屋にとって万々歳の結果となりました。
若手力士の力は伸びてきていますが、白鵬の強大な壁はまだまだ越えられそうもないといった様相。
「世代交代が進んでいるようで進んでいない」とは八角理事長の言葉ですが、そろそろ新しい力の台頭も期待したい2020年1月場所の予想番付です。
参考 2019年11月場所(令和元年九州場所)成績
◎…新昇進 ○…再昇進 ×…陥落
横綱~三役
東 | 位 | 西 |
白鵬 | 横綱 | 鶴竜 |
貴景勝 | 大関 | 豪栄道 |
◎朝乃山 | 関脇 | ×高安 |
阿炎 | 小結 | ◎大栄翔 |
11月場所は13年ぶりの4小結でしたが、1月場所は従来通り2関脇2小結に戻りそう。
高安が大関から関脇に陥落したワリを食って、小結で9勝した阿炎がまたも小結に留め置かれそうです。
阿炎が小結で勝ち越した7月・9月・11月すべての場所で大関からの陥落があり、関脇の枠が埋まってしまったのはちょっと不運。
阿炎が1月場所も小結だと4場所連続の小結。2007年1月場所の稀勢の里以来13年ぶりとなります。
また予想通りに横綱・大関・関脇・小結がきっちり東西2人ずつとなると、1992年1月場所以来、昭和以降7回目となります。
前頭
東 | 位 | 西 |
×御嶽海 | 前1 | 妙義龍 |
×遠藤 | 前2 | ×北勝富士 |
玉鷲 | 前3 | 琴勇輝 |
正代 | 前4 | 炎鵬 |
隠岐の海 | 前5 | 明生 |
×栃ノ心 | 前6 | 宝富士 |
松鳳山 | 前7 | 隆の勝 |
阿武咲 | 前8 | 輝 |
豊山 | 前9 | 石浦 |
千代大龍 | 前10 | 竜電 |
碧山 | 前11 | 佐田の海 |
千代丸 | 前12 | 剣翔 |
琴奨菊 | 前13 | 照強 |
琴恵光 | 前14 | 志摩ノ海 |
○東龍 | 前15 | ○勢 |
○栃煌山 | 前16 | ○魁聖 |
◎霧馬山 | 前17 | ○徳勝龍 |
小結が4人から2人に減ったこと、前頭上位から中堅にかけて好成績者が多かったことから、番付が大渋滞。
勝ち越してもあまり上昇できず、負け越したら大幅に下がってしまう形になりました。
炎鵬がいよいよ上位陣と対戦することが予想されるので、どんな相撲を取るのか楽しみですね。
幕内と十両の入れ替えは、十両の優勝決定戦に進んだ4人がそろって再入幕。
ケガのため前頭3枚目で0勝だった友風を予想しましたが、友風幕内残留で、徳勝龍か霧馬山が十両留め置きもありえます。
十両上位に好成績者が多いと、西十両筆頭の力士が東十両筆頭に回るだけという例もたくさんあるので、徳勝龍ファンにとっては番付発表まで気が気ではないですね。
十両
東 | 位 | 西 |
×友風 | 十1 | 千代翔馬 |
英乃海 | 十2 | 琴ノ若 |
×大翔丸 | 十3 | ×錦木 |
木崎海 | 十4 | ×若隆景 |
水戸龍 | 十5 | ×大翔鵬 |
大奄美 | 十6 | 翔猿 |
×逸ノ城 | 十7 | 琴勝峰 |
旭大星 | 十8 | 天空海 |
旭秀鵬 | 十9 | 矢後 |
蒼国来 | 十10 | 彩 |
貴源治 | 十11 | 豊ノ島 |
○照ノ富士 | 十12 | ○朝玉勢 |
○美ノ海 | 十13 | ○千代鳳 |
○魁 | 十14 | 豊昇龍 |
照ノ富士は2018年5月場所以来、千代鳳は2017年11月場所以来、魁にいたっては2015年1月場所以来といった久しぶりの再十両が続出となりそう。
美ノ海が再十両で、木崎海とともに史上16組目の兄弟同時関取になります。
それにしても照ノ富士と逸ノ城が2人とも十両というのは信じられない。他の十両力士にしたら2番損したのと同じ形になりますからね。
2020年1月場所日程
番付発表 2019年12月24日(火)クリスマスイブ
初日 2020年1月12日(日)
千秋楽 2020年1月26日(日)
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