【四股名】本名の下の名前を四股名にした関取
2019/09/18
2019年9月場所9日目、西前頭10枚目の明生が勝ち越し。8勝1敗となり隠岐の海とともに優勝争いのトップに並びました。
「明生」とは珍しい四股名ですが、これ実は本名の下の名前を四股名にしているんですよね。
名字をそのまま四股名にする力士は多いですが、最近は下の名前を四股名にするケースも出てきました。
スポンサーリンク
本名の下の名前を四股名にした関取
四股名 | 期間 | 本名 |
大輝(だいき) | 2016.07~2016.09 | 中村大輝 |
明生(めいせい) | 2016.11 2017.05~ |
川畑明生 |
竜虎(りゅうこう) | 2019.07 | 川上竜虎 |
初めて下の名前を四股名にした関取は大輝。本名は中村ですが、年寄に「中村親方」がいるため四股名を付けなければならず、初土俵のときから大輝を名乗りました。
新入幕の2016年11月場所で北勝富士に改名。
明生は初土俵時から一貫として下の名を名乗っています。
竜虎は、引退後タレントとして活躍した龍虎とは何も関係なくて、元小結濱ノ嶋の尾上親方の甥にあたります。読みも「りゅうこ」ではなく「りゅうこう」
四股名全体では、「竜虎 川上」と姓名を逆転した形になっています。
またロシア出身の阿覧は、本名がアラン・ガバライエフといい、下の名前の読みを漢字に当てはめて四股名にしました。(関取期間:2008年7月~2013年11月)
スポンサーリンク
下の名前を四股名にした他の力士たち
関取以上で下の名前を四股名にしたのは3名だけですが、幕下以下にも何人かみられます。
「二朗」(現・荒ノ浪若者頭)
「福太郎」
「虎太郎」(こたろう、現・武将山)
などが実際に四股名としてありました。
変わった名前では、埼玉県所沢市出身の伊藤兄弟。
兄が「羅王(らおう)」、弟が「爆羅騎(ばらき)」とそれぞれ下の名を四股名にしています。
兄弟2人の名前は父親の命名。
「羅王」は、漫画「北斗の拳」に登場する3兄弟の長兄「ラオウ」から。
「爆羅騎」は、1972年に公開されたマフィア映画「バラキ」からの命名。
羅王は立浪部屋、爆羅騎は式秀部屋と兄弟で別の部屋に所属しています。
また「海波(みなみ)」は下の名前もそのまま残したため、四股名全体で「海波 海波」と繰り返しみたいになっています。
Amazonビデオ 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章
Amazon バラキ [DVD]
●大相撲ガイド:大相撲の基礎知識を解説します
●珍決まり手:めったに見られない珍しい決まり手の解説と出現頻度など
●大相撲観戦:国技館観戦記や国技館おみやげ情報など
●大相撲イベント:大相撲イベント等の記録。
●地方巡業:地方巡業の日程など
●予想番付:毎場所後に次の場所の幕内と十両の番付を予想してます。
●四股名:力士の四股名に関する話題あれこれ
●相撲女子
●三賞一覧
●関取一覧:昭和以降に関取として土俵にあがった力士の一覧です
■
スポンサーリンク