▶プロ野球 ……プロ野球記録

【プロ野球記録】9回裏5点差以上から逆転サヨナラ勝利

2019/06/20

2019年6月16日、ZOZOマリンスタジアムでおこなわれた千葉ロッテvs中日の一戦は、2-7と5点リードされたロッテが9回裏に中日を攻めたて逆転サヨナラ勝ちしました。

中日  020 111 020 =7
ロッテ 000 000 116× =8

9回裏、2-7とリードされたロッテはこの回からリリーフした田島慎二投手を攻めたてます。

打者 結果 経過 投手
2 鈴木大地 右本 ロ3-7中 田島慎二
3 加藤翔平 空三振 1アウト
4 井上晴哉 四球 1アウト一塁
→暴投で1アウト二塁
5 レアード 四球 1アウト一、二塁
→暴投で1アウト一、三塁
6 中村奨吾 左2 ロ4-7中
1アウト二、三塁
マルティネス
7 藤岡裕大 中安 ロ6-7中
1アウト一塁
8 岡大海 二飛 2アウト一塁
9 田村龍弘 右安 2アウト一、三塁
1 荻野貴司 四球 2アウト満塁
2 鈴木大地 右安 ロ8-7中 ロドリゲス

鈴木大地選手が反撃の狼煙となるソロホームランを放つと、再び回ってきた打席で試合を決めるサヨナラヒット。同じロッテで36年前に5点差逆転サヨナラ勝ちをしたときにも、落合博満選手が口火となるソロホームランとサヨナラヒットを打っています。

 

9回裏に5点差以上をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちは史上9回目。ロッテにとっては2014年8月7日の楽天戦以来3回目です。

また5点差を守れなかった中日は1999年6月13日の横浜戦以来2回目の屈辱。複数回経験したチームは史上初めてのことです。

 

 

 

スポンサーリンク


 

9回裏5点差以上から逆転サヨナラ勝利

年月日 スコア 点差 9回裏
1937/06/27 ○金鯱 7-6 セネタース● 5点
1955/07/21 ○阪急 7-6 近鉄● 5点
1966/05/14 ○南海 9-7 阪急● 5点
1983/08/02 ○ロッテ 6-5 日本ハム● 5点
1993/06/05 ○近鉄 9-8 ダイエー● 6点
1999/06/13 ○横浜 9-8 中日● 5点
2010/09/04 ○楽天 7-6 西武● 5点
2014/08/07 ○ロッテ 8-7 楽天● 5点
2019/06/16 ○ロッテ 8-7 中日● 5点

9回裏にひっくり返した最大の点差は、1993年6月5日の近鉄vsダイエーの6点差。

2リーグ制以降、8例中セ・リーグのチームが勝った試合は1例だけと。パ・リーグに特化した記録になってます。

*フォロワーさんから情報により、全9試合を特定することができました。ありがとうございます。

 

スポンサーリンク


 

1937年6月27日 金鯱-セネタース

セネ 031 110 000 =6
金鯱 000 001 006× =7

戦前唯一の9回裏5点差以上逆転サヨナラ勝ち。

1-6で迎えた9回裏、金鯱打線がセネタース先発の浅岡三郎を攻めたてます。

打者 結果 経過 投手
7 小林茂太 左安 0アウト一塁
→代走・佐々木常助
浅岡三郎
8 相原輝夫 四球 0アウト一、二塁
9 松元三彦 遊ゴ失 金2-6セ
0アウト二、三塁
1 島秀之助 左安 金3-6セ
0アウト一、三塁
2 濃人渉 四球 0アウト満塁
3 小林利蔵 左中2 金6-6セ
0アウト二塁
4 瀬井清 投犠 1アウト三塁 野口明
5 古谷倉之助 四球 1アウト一塁、三塁
6 黒沢俊夫 四球 1アウト満塁
7 佐々木常助 投ゴロ 本塁送球→捕手後逸
金7-6セ

3-6と追い上げて満塁とし、小林利蔵の走者一掃のタイムリーツーベースで6-6の同点。

敬遠の四球で再び満塁としたあと、佐々木常助はピッチャーゴロ。

ピッチャーの野口明は併殺を狙いキャッチャーに送球するも、キャッチャーは後逸。金鯱のサヨナラ勝ちとなりました。

ボックススコア|日本プロ野球記録

試合経過|職業野球!実況中継

 

1955年7月21日 阪急-近鉄

近鉄 200 103 000 =6
阪急 100 000 006× =7

前年にノーヒットノーランを達成した近鉄の先発・山下登に8回まで1点に抑え込まれた阪急打線は9回裏に10人を送り込む猛攻。

打順 打者 結果 経過 投手
6 渡辺清 安打 山下登
7 木織武美 安打
8 新留国良
9 藤井道夫 四球 代走・坂本登
1 バルボン 安打 急3-6近
2 河野旭輝 二塁打 急5-6近 沢藤光郎
3 川合幸三 二塁打 急6-6近
4 古川清蔵 三内安
5 岡本健一郎 四球
6 渡辺清 スクイズ 急7-6近

代わった沢藤光郎も攻めたて、最後は渡辺清のスクイズでサヨナラ勝ち。

この逆転劇で勝利を手にした阪急の投手は金具かなぐ洋右。金具という姓は全国に約40名しかいない珍名です。(名字由来netによる)

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

1966年5月14日 南海-阪急

阪急 040 020 100 =7
南海 000 002 007× =9

9回裏に7点を取ってサヨナラ勝ちした初の試合。

南海打線は、阪急先発の足立光宏に抑えられ2-7とリードされていました。

打順 打者 結果 経過 投手
5 杉山光平 左2 0アウト二塁 足立光宏
6 広瀬叔功 三振 1アウト
7 小池兼司 捕邪飛 2アウト
8 森下整鎮 三内安
9 穴吹隆洋 遊内安
1 堀込基明 安打
2 樋口正蔵 安打 南5-7急
3 ブルーム 四球 2アウト満塁 梶本隆夫
4 野村克也 中本 南9-7急 石井茂雄

5-7と2点差まで追い上げ、さらに満塁。ここで登場した四番キャッチャーの野村克也。

急遽登板した石井茂雄の5球目をとらえてバックスクリーンへの逆転サヨナラ満塁ホームランとなりました。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

1983年8月2日 ロッテ-日本ハム

日ハム 031 000 100 =5
ロッテ 000 000 006× =6

日本ハム先発の高橋一三に完璧に抑え込まれ、0-5で完封負け目前。

落合博満がソロホームランで反撃すると風向きは一変します。

打順 打者 結果 経過 投手
2 弘田澄男 高橋一三
3 落合博満 本塁打 ロ1-5日
4 有藤道世
5 水上善雄
6 土肥健二 江夏豊
7 芦岡俊明
8 袴田英利 安打 ロ5-5日
9 井上洋一
1 庄司智久
2 弘田澄男 満塁
3 落合博満 安打 ロ6-5日

5-5の同点に追いついて満塁のチャンスに、9回に反撃の口火を切った落合博満に再び打席が回り、見事サヨナラヒット。

高橋一三~江夏豊というかつて伝統の巨人阪神戦で戦ったエース同士の豪華リレーを打ち崩したロッテ打線の意地が劇的な勝利をもたらしました。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

1993年6月5日 近鉄-ダイエー

ダイ 010 031 003 =8
近鉄 002 000 007× =9

9回裏に6点差をひっくり返した逆転劇は史上唯一。

2-5から9回表に3点を追加され2-8となり勝負あったかに見えた9回裏、ダイエーの先発・渡辺正和の前に眠っていた「いてまえ打線」に火が付きます。

打者 結果 経過 投手
4 石井浩郎 四球 代走・内匠政博 渡辺正和
5 鈴木貴久 二塁打
6 村上嵩幸
7 大島公一 池田親興
8 安達俊也 安打
9 中根仁 安打 下柳剛
1 大石大二郎 1アウト
2 水口栄二 2アウト
3 ブライアント 四球 2アウト満塁
4 山下和彦 中安 近8-8ダ
→送球が走者に
近9-8ダ

6-8と2点差に追い上げて満塁とし、代打・山下和彦がセンター前にヒットを放ち同点。センターからの送球がランナーのブライアントに当たって逸れる間にサヨナラのホームイン。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

1999年6月13日 横浜-中日

中日 240 000 110 =8
横浜 000 201 006× =9

序盤、中日に0-6とリードされるも9回裏に粘って8-8の同点。代わったばかりの正津英志から波留敏夫がサヨナラヒットを放ち札幌円山球場に詰めかけたファンを沸かせました。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

2010年9月4日 楽天-西武

西武 020 111 100 =6
楽天 010 000 006× =7

楽天打線を1点に抑えてきた西武先発の涌井秀章ですが、9回裏に山崎武司の二塁内野安打で失点してからガタガタと崩れていきました。

打者 結果 経過 投手
3 鉄平 右安 0アウト一塁 涌井秀章
4 ルイーズ 左2 0アウト二、三塁
5 山崎武司 二内安 楽2-6西
0アウト一、三塁
6 中村紀洋 中安 楽3-6西
0アウト一、三塁
7 草野大輔 右2 楽4-6
0アウト二、三塁
8 渡辺直人 三ゴロ 1アウト二、三塁 シコースキー
9 嶋基宏 右安 楽5-6
1アウト一、三塁
1 聖澤諒 右安 楽6-6西
1アウト一、三塁
2 内村賢介 三ゴロ 2アウト一、二塁
3 鉄平 四球 2アウト満塁
4 ルイーズ 左安 楽7-6西

後を継いだシコースキーも流れを止めることができず、ルイーズのこの回2本目のヒットで万事休す。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

2014年8月7日 ロッテ-楽天

楽天  103 000 300 =7
ロッテ 002 000 006× =8

再三のピンチを迎えながらも懸命に投げる先発のルーキー松井裕樹から、中継ぎに則本昂大まで投入し逃げ切りを図る楽天でしたが、9回から登板したピッチャーがロッテ打線につかまり……。

打者 結果 経過 投手
9 岡田幸文 中3 0アウト三塁 西宮悠介
1 鈴木大地 右安 ロ3-7楽
0アウト一塁
2 加藤翔平 中安 0アウト一、二塁
→暴投で二、三塁
3 角中勝也 四球 四球からの捕逸
ロ4-7楽
0アウト一、三塁
4 デスパイネ 四球 0アウト満塁 ファルケンボーグ
5 金澤岳 空三振 1アウト満塁
6 今江敏晃 左2 ロ6-7楽
1アウト二、三塁
7 クルーズ 中安 ロ7-7楽
1アウト一、三塁
8 川本良平 左安 ロ8-7楽

1アウト満塁から今江、クルーズ、川本の3連打で一気に逆転サヨナラ勝ち。

星野仙一監督は中日時代の1999年以来2回目の5点差サヨナラ負け。

ボックススコア|日本プロ野球記録

 

スポンサーリンク


 

 

関連記事

 

 

 

 

「プロ野球」カテゴリーの記事

 

 

「高校野球」カテゴリーの記事

 

 

 

 

スポンサーリンク


 

 

「ちがちが茅ヶ崎」運営者

「ちがちが茅ヶ崎」運営者

まるほん

茅ヶ崎 湘南 サザン 大相撲 プロ野球 高校野球 鉄道 歴史 文房具 クイズ 辞書 書籍 TKG ラーメン 唐揚げ カレー アイドル 松井玲奈 握手会 etc……をこよなく愛する

詳しいプロフィールはこちら

●フォローしてくださると嬉しいです

Twitter @maruhon38


Instagram maruhon38

Facebookページ まるほんネット

 

◆ライターなどお仕事依頼、広告掲載のお問い合わせは

お問い合せフォーム

Twitter DM

Facebook Messenger

へ、お気軽にどうぞ。

-▶プロ野球, ……プロ野球記録