【プロ野球記録】杉本裕太郎選手、通算9安打目で初のシングルヒット
2019/06/11
「プロ4年目で初のシングルヒット」と聞くと、ようやく出た初安打で一塁に初めて立ち、嬉しさのあまり涙でむせぶ……。
こんな光景を思い浮かべるかもしれません。
しかし、オリックスの杉本裕太郎選手が2019年4月20日にプロ4年目にしてようやく打つことのできたシングルヒットは、ちょいと趣が違いました。
なぜなら、すでにホームラン6本と二塁打2本を打っていたのですから。
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杉本裕太郎 初シングルヒットまでの軌跡
1 | 2017/09/09 | 先頭打者ホームラン | 辛島航(楽天) |
2 | 2017/09/30 | タイムリー二塁打 | 森唯斗(ソフ) |
3 | 2018/07/11 | 満塁ホームラン | 辛島航(楽天) |
4 | 2018/07/17 | 満塁ホームラン | 玉井大翔(ハム) |
5 | 2018/09/01 | 二塁打 | マーティン(西武) |
6 | 2019/04/13 | 2ランホームラン | 今井達也(西武) |
7 | 2019/04/13 | ホームラン | 田村伊知郎(西武) |
8 | 2019/04/18 | 代打ホームラン | 浦野博司(ハム) |
9 | 2019/04/20 | 安打 | 美馬学(楽天) |
1年目の2016年は一軍は1試合だけで無安打。
2年目の2017年は、9月9日の楽天戦に一番センターでスタメン出場すると、初回に辛島航投手から先頭打者ホームラン。プロ初安打が初回先頭打者というのは史上4人目の快挙。
同じ2017年の9月30日。ソフトバンク戦で打った2本目のヒットはタイムリーツーベース。4-7とリードされた8回裏、森唯斗投手からの反撃の狼煙となるタイムリー2ベースで5-7。オリックス打線はさらに攻めたて、吉田正尚のヒットで同点のホームを踏みました。その後、マレーロの二塁打で勝ち越し。
2018年はさらに快挙。7月11日の楽天戦でプロ入り初ホームランを打った相性のよい辛島投手から満塁ホームランを放つと、次に出場した7月17日の日本ハム戦で玉井大翔投手から2試合連続の満塁ホームラン。史上8人目の偉業を達成しました。
2018年はもう1本二塁打を放ち、シングルヒットが出ないまま2019年に。
2019年に入ると、4月13日の西武戦で1試合2ホームラン、4月18日の日本ハム戦で代打ホームランと、ヒットがすべてホームランに。
そしてついに4月20日の楽天戦。5回表に迎えた第2打席でレフト前ヒット。プロ通算9安打目にして初のシングルヒットが飛び出しました。
6月2日の日本ハム戦で通算10本目のヒットが出ました。8回裏、公文克彦投手から2ランホームラン! 2019年は5安打中4本がホームランです。(2019年6月2日現在)
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