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【大相撲記録】序ノ口から20連勝以上した力士 炎鵬は21連勝を記録 三段目でも全勝の北青鵬が21連勝

2020/11/20

2017年9月場所、宮城野部屋の炎鵬(えんほう)は三段目で7戦全勝し優勝決定戦にも勝って三段目優勝を飾りました。

金沢学院大学の相撲部で活躍し10個のタイトルを獲得。横綱白鵬の内弟子として宮城野部屋に入門し2017年3月場所に初土俵。

5月場所は序ノ口、7月場所は序二段でともに7戦全勝。9月場所も三段目で7戦全勝で、初めて序ノ口の番付に付いて以来21連勝となりました。

炎鵬の21連勝は歴代6位タイの記録となります。

この記事では、序ノ口から20連勝以上を記録した力士を取り上げます。

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序ノ口から20連勝以上した力士

2020年11月場所11日目現在

1位 27連勝 佐久間山(常幸龍)

2位 26連勝 板井

2位 26連勝 志賀(栃東)

4位 24連勝 元林(欧勝竜)

5位 22連勝 時天空

6位 21連勝 琴天山

6位 21連勝 炎鵬

6位 21連勝 北青鵬

9位 20連勝 深尾(明瀬山)

9位 20連勝 安彦(剣翔)

★…継続中

※序ノ口に初めて番付に付いてから。上位から転落後に序ノ口から連勝したケースは含めません

※前相撲は記録に含めません

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27連勝 佐久間山(常幸龍)

2011年5月場所初土俵。

2011年7月

西序ノ口5 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
12日目○徳ノ海
24日目○長谷山
35日目○入江
47日目○渡辺
59日目○森
611日目○八菅山
713日目○今福

優勝決定戦 ○笹ノ山(大成道) *同部屋

2011年9月

西序二段12 7勝0敗

連勝日目対戦相手
8初日○大天白
94日目○朝興貴
106日目○大忍
118日目○大花
1210日目○若鹿錦
1311日目○荒獅子
1413日目○華瀬川

優勝決定戦 ●渡辺

2011年11月

東三段目21 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
152日目○三浦
164日目○大翔龍
176日目○安芸乃川
188日目○照強
199日目○宝香鵬
2011日目○克乃富士
2113日目○荒闘司

優勝決定戦 ○若三勝(照ノ富士)

2012年1月

東幕下15 6勝1敗(優勝)

連勝日目対戦相手
222日目○鬼嵐
233日目○華王錦
246日目○貴ノ岩
258日目○寺下(丹蔵)
269日目○千代皇
2711日目○安芸乃川
×13日目●千昇

日大卒業後に佐久間山の四股名で初土俵。

東幕下15枚目にいた2012年1月場所11日目に、板井の記録を抜く27連勝の新記録。

勝てば各段1場所で突破での新十両が決まる13日目の相撲で千昇に敗れて連勝ストップ。惜しくも十両入りは逃しました。

6勝1敗で並んだ8人の優勝決定戦を勝ち抜いて幕下優勝。

翌3月場所、東幕下4枚目で5勝2敗と勝ち越し、序ノ口から6場所目での十両昇進を決めました。これは板井・土佐豊と並び年6場所制になってから最速の記録です。

十両昇進を機に佐久間山から常幸龍に改名。

【参考】【大相撲記録】十両スピード昇進記録

26連勝 板井

1978年9月場所初土俵

1978年11月

東序ノ口17 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
1初日○長江
23日目○高越山
35日目○黒沼
48日目○菊池山
59日目○北海龍
612日目○琴霧島
713日目○琴東郷

1979年1月

西序二段24 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
82日目○雷王
94日目○宮城花
106日目○琴黒潮
118日目○英錦
1210日目○出羽旭
1312日目○佐渡錦
1413日目○花昇

優勝決定戦 ○高越山

1979年3月

東三段目34 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
152日目○永本(大竜)
164日目○琴嵐
175日目○田巻
187日目○太擁
199日目○千葉乃海
2011日目○大乃嶺
2113日目○関の花

1979年5月

東幕下29 6勝1敗

連勝日目対戦相手
222日目○今井山
234日目○騰の湖
246日目○諏訪田
258日目○大駒
2610日目○佐ノ藤
×11日目●大錦

実業団・黒崎窯業から大鳴門部屋に入門。

序ノ口から連戦連勝して、東幕下29枚目で迎えた1979年5月場所11日目。この場所1場所だけたまたま幕下に陥落していた元小結の大錦にさすがに貫録負けして、ついに連勝がストップしました。

5月場所は6勝1敗で終え、翌7月場所は東幕下4枚目で5勝2敗と勝ち越し、最速記録で十両昇進。

最高位は小結。張り手の雨あられで大乃国キラーとして活躍。横綱千代の富士の最後の白星の相手となりました。

26連勝 志賀(栃東)

1994年11月場所初土俵

1995年1月

西序ノ口47 4勝0敗3休

連勝日目対戦相手
18日目○羽賀
29日目○式乃川
311日目○菅原
414日目○稲子

1995年3月

東序ノ口3 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
52日目○西川
63日目○玉剛
75日目○保田
87日目○克己山
99日目○鈴の花
1011日目○力天山
1113日目○栃ノ山

1995年5月

東序二段20 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
12初日○岩海
134日目○光金
145日目○坂口
158日目○琴日野
169日目○直疾
1711日目○黒澤
1813日目○栃ノ山

優勝決定戦 ○奈良光
優勝決定戦 ○天一

1994年7月

東三段目32 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
192日目○指宿
203日目○国立
215日目○坂尾
227日目○白崎
2310日目○日高山
2412日目○岸の里
2513日目○栃清水

優勝決定戦 ○横田

1995年9月

東幕下23 3勝4敗

連勝日目対戦相手
262日目○石崎(寿山)
×3日目●出羽嵐

明大中野高校3年のときに高校横綱となり、在学中に初土俵。

1995年1月場所は、場所前の稽古で膝を痛め前半を休場。4番目の相撲から出場し4勝0敗3休。

勝ち越したものの翌3月場所も序ノ口に据え置かれました。連勝記録を作った力士にしては珍しく序ノ口を2場所も経験しています。

1995年9月場所3日目に出羽嵐に負け連勝は26でストップしました。

最高位は大関。序ノ口から幕内までの各段全てで優勝を経験。横綱羽黒山以来2人目。

24連勝 元林(欧勝竜)

2019年5月初土俵

2019年7月

東序ノ口28 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
12日目○千代煌山
24日目○北島
36日目○琴大和
47日目○富豊
510日目○雅隆
612日目○柳田
713日目○幸奄美

優勝決定巴戦 ○櫻井 *同部屋
優勝決定巴戦 ○丸勝 *同部屋

2019年9月

東序二段16 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
8初日○今福
94日目○若山中
105日目○都川
118日目○藪ヶ崎
129日目○當眞
1311日目○富豊
1413日目○藤乃若

優勝決定戦 ○碧海浜

2019年11月

東三段目21 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
15初日○聖冴
163日目○舞蹴
175日目○露草
188日目○東里
199日目○千代の勝
2011日目○川本
2113日目○北の若

2020年1月

東幕下14

連勝日目対戦相手
222日目○磋牙司
234日目○旭蒼天
245日目○希善龍
×7日目●琴太豪

近畿大学出身。元大関琴欧洲の鳴戸部屋に入門。

22連勝 時天空

2002年7月場所初土俵

2002年9月

西序ノ口40 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
1初日○高洲富士
24日目○仲の国
36日目○濵﨑
47日目○足立
59日目○栃雄山
612日目○安芸旭
713日目○鬪鵬

2002年11月

東序二段30 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
82日目○宮乃島
94日目○神海力
105日目○佐藤山
118日目○豊海
129日目○太田
1312日目○清城
1413日目○荒慧

優勝決定戦 ○棟方

2003年1月

西三段目33 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
152日目○若駿河
163日目○塙ノ里
176日目○旭照天
187日目○早瀬川
1910日目○福太郎
2011日目○保志光
2113日目○宮本

優勝決定戦 ○豊ノ島 *同部屋

2003年3月

東幕下22 5勝2敗

連勝日目対戦相手
22初日○若東龍
×3日目●古市

モンゴル出身。東農大在学中に時津風部屋に入門。

三段目の優勝決定戦では同部屋の豊ノ島を下して優勝を決めました。

入門時から鋭い足技を次々と繰り出し、2002年11月場所の佐藤山戦、2003年1月3日目の塙ノ里戦では、二枚蹴りを決めています。

最高位は小結。

21連勝 琴天山

1985年11月場所初土俵

1986年1月

西序ノ口40 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
1初日○松前山
23日目○石井
36日目○三浦
47日目○松川
510日目○樋口
612日目○金親
713日目○玉幟

1986年3月

東序二段54 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
8初日○霧乃花
94日目○佐嘉乃里
105日目○久保
118日目○旭森
1210日目○東尋坊
1311日目○島光
1413日目○貴乃海

優勝決定戦 ○美和乃国

1986年5月

西三段目53 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
152日目○明石山
164日目○芳昇
175日目○魁晃
188日目○郁田山
1910日目○島武蔵
2012日目○大魁山
2113日目○小岩井(小城乃花)

カナダ出身の元レスリングジュニアチャンピオン。本名のジョン・テンタから最初の四股名は琴天太。三段目のときに琴天山に改名。

圧倒的な強さで21連勝。翌7月場所は東幕下43枚目となりましたが、相撲の世界になじめず場所前に通訳を務めていた女性と共に失踪し廃業(引退)。

無敗のまま相撲界を疾走していきました。のちにプロレスに転向。

21連勝 炎鵬

2017年3月場所初土俵

2017年5月

東序ノ口9 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
12日目○聖冴
24日目○田井中
36日目○光内
48日目○栃幸大
510日目○阿部桜
611日目○田邉
713日目○隆の成

2017年7月

東序二段10 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
8初日○大勢竜
93日目○田子ノ藤
106日目○常川
117日目○福ノ富士
129日目○藤乃若
1311日目○田邉
1413日目○将豊竜

優勝決定戦 ○舛乃山

2017年9月

西三段目18 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
15初日○深海山
164日目○大翔岩
176日目○飛天龍
187日目○竜虎
199日目○一木
2011日目○本多
2113日目○田邉

決定戦 ○満津田

2017年11月

西幕下14 5勝2敗

連勝日目対戦相手
×2日目●常幸龍

金沢学院大学を卒業し、白鵬の内弟子として宮城野部屋に入門。

169cm、94kgと小柄ながら、三段目まで無敗の快進撃。

11月場所2日目、序ノ口からの連勝記録をもつ常幸龍(元・佐久間山)に敗れ連勝はストップ。

同じ金沢学院大学出身で、同時に初土俵を踏んだ田邉も各場所炎鵬に敗れただけの6勝1敗で追いかけていて、こちらも楽しみ。

21連勝 北青鵬★

2020年3月場所初土俵

2020年7月

東序ノ口18 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
1初日○西田 
23日目○萩原 
35日目○欧深沢
48日目○渉利 
59日目○虎徹 
611日目○鵬山 
713日目○雅

2020年9月

西序二段14 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
82日目○爆羅騎
94日目○朝阪神
105日目○飛天龍
118日目○都川 
129日目○天
1311日目○獅司 
1413日目○生田目

2020年11月

東三段目21 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
15初日○中島 
163日目○神谷 
175日目○舛乃山
188日目○二本柳
199日目○魁禅 
2011日目○出沼 
2113日目○魁清城

横綱白鵬のスカウトで角界入り。

モンゴル出身で5歳の時に来日。鳥取城北高校を経て宮城野部屋に入門。

来日して初めて住んだ札幌市東区を出身地としている。

20連勝 深尾(明瀬山)

2008年1月場所初土俵

2008年3月

東序ノ口26 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
12日目○慶
23日目○浜田山
35日目○藤東
48日目○誉富士
59日目○式乃川
611日目○野口
713日目○千代錦

2008年5月

東序二段24 7勝0敗

連勝日目対戦相手
82日目○福生乃花
94日目○琴柏谷(琴恵光)
105日目○香富士
118日目○紀の川
129日目○片桐
1311日目○玄海丸
1413日目○大翔岩

優勝決定戦 ●誉富士

2008年7月

東三段目30 6勝1敗

連勝日目対戦相手
152日目○豊後錦
164日目○薩摩錦
175日目○千代の花
187日目○琴鳳
199日目○心勇
2011日目○氣魄
×13日目●駿河司

日大から角界入り。一見のんびりしているかのように見えるが(失礼!)、入門してからは快進撃で幕下まで駆け上がったのである。

三段目で全勝を懸けた一番で敗れ、連勝は20でストップ。

20連勝 安彦(剣翔)

2014年1月場所初土俵

2014年3月

西序ノ口12 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
1初日○宮内
23日目○水田
35日目○虎太郎
47日目○魁将
59日目○越前山
611日目○梅津
713日目○石原

2014年5月

西序二段11 7勝0敗(優勝)

連勝日目対戦相手
82日目○加賀ノ花
93日目○佐藤
105日目○蘆隆山
117日目○魁鵬
129日目○荒行志
1312日目○北海龍
1413日目○魁将

2014年7月

東三段目21 6勝1敗

連勝日目対戦相手
152日目○能登櫻
164日目○棚橋
175日目○朝興貴
188日目○琴福寿
199日目○笹山
2011日目○水戸司
×13日目●飛燕力

日大から追手風部屋に入門。

2014年7月場所、3場所連続優勝が懸かった13日目の一番に敗れて連勝がストップ。

ちなみに、ケガで十両や幕下などの上位から序ノ口以下に転落してきてからの連勝記録は、

飛翔富士が2015年3月初日(序ノ口)から2015年9月2日目(幕下)までの22連勝

竜電が2014年7月13日目(序ノ口)から2015年1月13日目(三段目)までの22連勝

北勝国が2010年11月2日目(序ノ口)から2011年5月13日目(三段目)までの21連勝

いずれも一度十両に昇進しながら、ケガのため序ノ口まで転落(飛翔富士と北勝国は前相撲まで)して復活したもの。北勝国と竜電の2人が十両返り咲きを果たしています。飛翔富士は幕下11枚目まで番付を戻しましたが十両復帰はなりませんでした。

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