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【大相撲記録】上位同士の対戦(横綱・大関以上)が2番以下だった場所

2021/01/26

4横綱3大関がいた2017年9月場所。

初日から白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱が休場し、照ノ富士と高安の2大関も途中休場してしまいました。

残った上位は横綱日馬富士と大関豪栄道の2人のみ。

そんなわけで2017年9月場所の上位同士の取組は、千秋楽に優勝をかけて戦った日馬富士-豪栄道の1番だけでした。(優勝決定戦になったのでもう1番見ることができましたが……)

この2017年9月場所を境に、横綱と大関に休場者が多くなり

・横綱 vs 横綱

・横綱 vs 大関

・大関 vs 大関

といった上位同士の対戦が1場所2番以下になることが多くなってきました。

上位同士の対戦が少ないのはちょっと寂しい感じがしますね。

過去には休場者が多く出たために、横綱大関以上の対戦が1番も無い場所もありました。

昭和以降の上位同士の対戦が無かった場所、1番だけだった場所、2番だけだった場所を紹介します。

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横綱大関以上同士の対戦が無かった場所

1940年5月
皆勤 男女ノ川(横) 前田山(大)
※東西制(同門)

1955年3月
皆勤 千代の山(横) 栃錦(横)
※同門

1992年5月
皆勤 小錦(大)

1992年11月
皆勤 曙(大)

2001年9月
皆勤 武蔵丸(横) 武双山(大)
※同部屋

2020年1月
皆勤 貴景勝(大) 豪栄道(大)
※割り崩し

2020年7月
皆勤 朝乃山(大)

2020年11月
皆勤 貴景勝(大)

※…皆勤した横綱大関が対戦しなかった理由

大相撲の目玉である上位同士の取組が1番も無かった場所は今までに5回。

千秋楽まで皆勤した横綱大関が1人だけだった2場所は、番付上から横綱不在であった時期のこと。

1992年5月は場所前に1人横綱だった北勝海が引退し番付から横綱がいなくなりました。残された2人の大関のうち、霧島が4日目から休場して小錦だけが土俵に立ち続けました。この場所は関脇の曙が優勝。

5月場所後に曙が大関に昇進。大関3人体制で迎えた1992年11月は、小錦と霧島の2大関が相次いで休場し曙1人だけに。残った曙が14勝1敗で優勝。翌年1月場所も連続優勝して横綱に昇進し横綱不在に終止符を打ちました。

1940年5月は東西制の時代。東方の横綱双葉山と大関羽黒山が12日目からそろって休場。東方の横綱大関がいなくなってしまったために横綱大関以上の対戦が無くなってしまいました。関脇安芸ノ海が優勝。

1955年3月は、4横綱1大関のうち横綱の吉葉山と鏡里、大関の三根山が途中休場し、残ったのは出羽海部屋の横綱千代の山と春日野部屋の栃錦の2人。当時は一門別総当たり制という対戦方式をとっており、同じ一門の部屋に所属している千代の山と栃錦の対戦は組まれませんでした。千代の山が優勝。

2001年9月は、2横綱4大関のうち横綱貴乃花が全休。大関の魁皇、千代大海、雅山が途中休場して残ったのは横綱武蔵丸と大関の武双山だけに。両力士とも武蔵川部屋所属なので対戦は無し。武蔵丸は金星を5個配給するなど絶不調で9勝6敗。琴光喜が平幕優勝。

横綱大関以上同士の対戦が1番だけだった場所

1934年1月
10 ○武蔵山(大)-清水川(大)●

1944年11月
10 ●羽黒山(横)-前田山(大)○

1959年9月
15 ●栃錦(横)-若乃花1(横)○

1972年7月
3 ○清国(大)-琴桜(大)●

1975年7月
15 ●北の湖(横)-魁傑(大)○

1981年3月
15 ○北の湖(横)-千代の富士(大)●

1981年5月
15 ○北の湖(横)-千代の富士(大)●

1981年7月
15 ●北の湖(横)-千代の富士(大)○

1981年9月
15 ●北の湖(横)-若乃花2(横)○

1981年11月
15 ○千代の富士(横)-琴風(大)●

1991年9月
15 ●小錦(大)-霧島(大)○

1991年11月
15 ○小錦(大)-霧島(大)●

1992年1月
15 ○小錦(大)-霧島(大)●

1992年3月
15 ○小錦(大)-霧島(大)●

1992年7月
15 ●小錦(大)-霧島(大)○

1993年1月
14 ●小錦(大)-曙(大)○

2002年7月
15 ●武蔵丸(横)-千代大海(大)○

2003年1月
15 ○朝青龍(大)-武双山(大)●

2005年1月
15 ○朝青龍(横)-千代大海(大)●

2017年9月
15 ○日馬富士(横)-豪栄道(大)●

2017年11月
15 ○白鵬(横)-豪栄道(大)●

2018年5月
15 ○鶴竜(横)-白鵬(横)●

2018年7月
15 ○豪栄道(大)-高安(大)●

2018年11月
12 ○高安(大)-栃ノ心(大)●

2019年1月
13 ○豪栄道(大)-高安(大)●

2019年7月
15 ○鶴竜(横)-白鵬(横)●

2019年9月
15 ○豪栄道(大)-栃ノ心(大)●

2019年11月
15 ○白鵬(横)-貴景勝(大)●

2020年9月
15 ●朝乃山(大)-貴景勝(大)○

2021年1月
15 ○正代(大)-朝乃山(大)●

これまで30例。

1934年は11日制。1944年10月は10日制。

休場力士が相次いで最後まで出場した横綱大関が2人しか残らなかったパターンがほとんどです。

横綱大関が元から番付上に3人以下しかいなかった場合など、1番だけの場所が連続するケースもありました。

1981年3月~11月まで5場所連続で1番のみ。

1980年11月の時点で4横綱2大関だったのが、11月に横綱三重ノ海、1月に大関貴ノ花、3月に横綱輪島と大関増位山が相次いで引退したために、横綱北の湖と若乃花、それに3月に新大関となった千代の富士の3人だけの上位陣になってしまいました。

3月~7月は若乃花が休場。9月は新横綱千代の富士が休場。11月は北の湖と若乃花が休場。

しかし、3月は1差対決、5月と7月は相星決戦、11月は勝った方が優勝決定戦進出と、いずれも優勝にかかわる大一番ばかりとなりました。

1991年5月場所には4人いた横綱も、千代の富士の引退を皮切りに大乃国、旭富士、北勝海と続けて引退していき、わずか1年で横綱不在となってしまいました。

このかん、若貴曙など次世代の台頭まで上位陣の牙城を守った小錦と霧島のベテラン両大関が、1991年9月~1992年7月まで4場所連続を含めて5回も場所唯一の上位同士の一番を戦いました。1992年3月は相星決戦となり小錦が優勝。

1993年1月の小錦-曙戦が14日目になったのは、優勝争いをしている曙と貴花田の取組を千秋楽に回したため。千秋楽は曙が1差対決を制して優勝し横綱に昇進。敗れた貴花田も大関に昇進(貴ノ花に改名)。

1972年から無気力相撲対策の一環として、場所序盤から上位同士の対戦を組むケースが出てきました。

1972年7月は横綱北の富士が全休で、出場した大関が3人だけなのに序盤3日目に清国-琴桜という大関同士の対戦を組んできました。

しかし、もう1人の大関である大麒麟が4日目から休場してしまったため、もう組むべき大関以上の対戦が無くなってしまったのです。

史上もっとも早く大関以上同士の取組が終了した場所となってしまったのです。

この場所は高見山が外国出身力士として初優勝した場所でもありました。

横綱大関以上同士の対戦が2番だけだった場所

太字…横綱

1927年3月
6 ●宮城山(横)-大ノ里(大)○
11 ○宮城山(横)-常ノ花(横)●

1931年3月
10 ●大ノ里(大)-玉錦(大)○
11 ○大ノ里(大)-能代潟(大)●

1931年5月
9 ●大ノ里(大)-玉錦(大)○
11 ○大ノ里(大)-能代潟(大)●

1931年10月
9 ●大ノ里(大)-玉錦(大)○
11 ●大ノ里(大)-能代潟(大)○

1958年9月
14 ●朝汐(大)-琴ヶ浜(大)○
15 ○朝汐(大)-若乃花(横)●

1959年7月
14 ○栃錦(横)-琴ヶ浜(大)●
15 ○栃錦(横)-若乃花(横)●

1972年5月
2 ○大麒麟(大)-琴桜(大)●
14 ●大麒麟(大)-清国(大)○

1994年1月
13 ○曙(横)-貴ノ花(大)●
15 ●曙(横)-若ノ花(大)○

1994年5月
14 ○武蔵丸(大)-貴ノ浪(大)●
15 ●武蔵丸(大)-貴ノ花(大)○

1996年1月
14 ●武蔵丸(大)-貴ノ浪(大)○
15 ●武蔵丸(大)-貴乃花(横)○

1999年3月
10 ○武蔵丸(大)-千代大海(大)●
15 ○武蔵丸(大)-貴ノ浪(大)●

2001年11月
14 ○魁皇(大)-武双山(大)●
15 ○魁皇(大)-武蔵丸(横)●

2019年5月
13 ●鶴竜(横)-高安(大)○
15 ○鶴竜(横)-豪栄道(大)●

2020年3月
13 ○鶴竜(横)-貴景勝(大)●
15 ○白鵬(横)-鶴竜(横)●

今までに14例。

1927年・1931年は11日制。

一番多いパターンが残った3力士のうち、2力士が以下の理由で対戦が無かったケースです。

・東西制(1927年3月、1931年3月、1931年5月、1931年10月)

・同門(1958年9月、1959年7月)

・同部屋(1994年1月、1994年5月、1996年1月、2001年1月)

1972年5月は1横綱3大関のうち、琴桜が2日目に大関同士の一番を戦ったあと3日目から途中休場。不調の横綱北の富士は不眠症で途中休場となり、残ったのは清国と大麒麟の大関2人のみ。

残った2人は当然千秋楽に対戦かと思いきや、2敗の関脇輪島と3敗で追いかける大麒麟を千秋楽で対戦させて優勝争いを盛り上げようと大関同士の対戦を14日目に組みました。

しかし、追いかける大麒麟が大関同士の対戦で清国にあっさり敗れ輪島の初優勝が決定。千秋楽に回した直接対決が消化試合になってしまいました。

1999年3月は、3横綱が曙全休、若乃花が10日目から、貴乃花が11日目から相次いで休場。

残った3大関のうち、新大関千代大海が10日目の大関武蔵丸との一番で鼻骨骨折して途中休場。

最終的に残った武蔵丸と貴ノ浪の両大関が2敗同士で千秋楽相星決戦となり、武蔵丸が制して優勝。翌場所も優勝を果たし横綱に昇進しました。

2019年5月は、横綱白鵬の全休と新大関貴景勝の途中休場で横綱大関陣が3人に。同部屋はいないので横綱大関戦は3番組まれるはずでしたが、平幕朝乃山の快進撃に審判部の取組編成が後手に回り豪栄道-高安の大関同士の一戦が消滅してしまいました。

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