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【大相撲記録】不戦勝で勝ち越した力士

2021/01/23

不戦勝

先場所(2017年3月場所)怪我した左腕が治りきらなかった横綱稀勢の里が2017年5月場所11日目から休場することになり、対戦予定だった関脇玉鷲が不戦勝となりました。

この不戦勝で玉鷲は8勝目となり勝ち越しました。

不戦勝で勝ち越し。そんな思わぬ幸運を手にした力士(幕内・十両)は以下のとおりです。

玉鷲に勝ち越しの不戦勝を提供した稀勢の里も、まだ小結だった2006年9月千秋楽に不戦勝で勝ち越して小結をキープした経験があります。大関白鵬、横綱朝青龍を破りながら7勝7敗で迎えた千秋楽。もし負けていたら殊勲賞もパーになっていただけに大きな不戦勝でした。

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不戦勝で勝ち越した力士

勝敗は最終成績

★…翌場所上位の段に昇進(十両→幕内、幕内→三役、小結→関脇、関脇→大関。1938年1月の前田山は小結から一気に大関へ昇進)

※2021年1月場所14日目現在

戦前

1928年3月場所9日目 11日制
綾桜(十両4) 7勝4敗
対戦相手 晴ノ海(十両6)

1929年3月場所7日目 11日制
信夫山(前頭12) 8勝3敗
対戦相手 幡瀬川(前頭3)

1929年5月場所6日目 11日制
玉錦(関脇) 9勝2敗
対戦相手 真鶴(小結)

1930年3月場所7日目 11日制
朝潮(小結) 6勝5敗
対戦相手 信夫山(前頭4)

1935年5月場所7日目 11日制
玉錦(横綱) 10勝1敗 優勝
対戦相手 高登(関脇)

1937年1月場所9日目 11日制
防長山(前頭16) 6勝5敗
対戦相手 番神山(前12)

1938年1月場所9日目 13日制
前田山(小結) 11勝2敗★
対戦相手 武蔵山(横綱)

1938年1月場所千秋楽 13日制
常陽山(十両7) 7勝6敗
対戦相手 錦竜山(十両13)

1938年5月場所7日目 13日制
玉錦(横綱) 10勝3敗
対戦相手 磐石(関脇)

1940年5月場所9日目
安芸ノ海(関脇) 14勝1敗★ 優勝
対戦相手 玉ノ海(小結)

1941年1月場所10日目
玉ノ海(前頭6) 11勝4敗★
対戦相手 五ツ嶋(大関)

1943年5月場所13日目
備州山(前頭10) 8勝7敗
対戦相手 佐賀ノ花(関脇)

1944年5月場所千秋楽 10日制
東富士(前頭2) 6勝4敗★
対戦相手 松の里(前頭10)

~1960年

1948年5月場所10日目 11日制
大内山(十両5) 7勝4敗
対戦相手 高潮(十両6)

1948年10月場所7日目 11日制
増位山(関脇) 10勝1敗★ 優勝
対戦相手 前田山 (横綱)

1949年5月場所14日目
鏡里(前頭4) 8勝7敗
対戦相手 三根山(小結)

1949年10月場所8日目
照国(横綱) 8勝2敗5休
対戦相手 神風(関脇)

1952年1月場所10日目
吉葉山(大関) 12勝3敗
対戦相手 広瀬川(前頭3)

1953年5月場所14日目
平鹿川(十両15) 9勝6敗
対戦相手 前ノ山(十両20)

1953年5月場所14日目
二豊山(十両14) 9勝6敗
対戦相手 藤田山(十両6)

1954年3月場所11日目
大内山(小結) 10勝5敗★
対戦相手 琴錦(前頭7)

1954年5月場所12日目
鳴門海(前頭11) 9勝6敗
対戦相手 玉ノ海(前頭6)

1956年3月場所11日目
星甲(前頭21) 9勝6敗
対戦相手 白龍山(前頭12)

1956年3月場所13日目
大天龍(前頭7) 9勝6敗
対戦相手 常ノ山(前頭11)

1957年3月場所12日目
広瀬川(前頭22) 9勝6敗
対戦相手 荒岩(前頭7)

1957年5月場所11日目
朝汐(大関) 9勝6敗
対戦相手 吉葉山(横綱)

1958年3月場所12日目
羽子錦(十両2) 11勝4敗★
対戦相手 平鹿川(十両5)

1960年1月場所8日目
大鵬(前頭13) 12勝3敗
対戦相手 三根山(前頭13)

1961年~1980年

1961年9月場所13日目
新川(十両2) 8勝7敗
対戦相手 岡ノ山(十両5)

1961年11月場所10日目
北葉山(大関) 10勝5敗
対戦相手 琴ヶ浜(大関)

1962年7月場所9日目
栃ノ海(大関) 9勝6敗
対戦相手 羽黒山(前頭2)

1963年1月場所14日目
清勢川(前頭15) 8勝7敗
対戦相手 玉嵐(前頭10)

1963年9月場所9日目
青ノ里(前頭7)11勝4敗★
対戦相手 麒麟児(前頭14)

1964年5月場所12日目
佐田の山(大関) 11勝4敗
対戦相手 柏戸(横綱)

1965年3月場所11日目
常錦(十両13) 10勝5敗
対戦相手 大雄(十両5)

1965年7月場所11日目
豊山(大関) 10勝5敗
対戦相手 栃ノ海(横綱)

1966年5月場所11日目
鶴ヶ嶺(前頭13) 8勝7敗
対戦相手 栃東(十両4)

1966年11月場所13日目
琴桜(小結) 10勝5敗★
対戦相手 若天龍(前頭3)

1967年7月場所千秋楽
君錦(十両6) 8勝7敗
対戦相手 龍虎(十両7)

1968年1月場所9日目
北の富士(大関)10勝5敗
対戦相手 義ノ花(前頭1)

1972年1月場所14日目
錦洋(前頭2) 8勝7敗
対戦相手 北の富士(横綱)

1972年11月場所9日目
琴桜(大関) 14勝1敗 優勝
対戦相手 前の山(前頭3)

1973年9月場所11日目
富士桜(前頭5) 8勝7敗
対戦相手 北の富士(横綱)

1976年1月場所13日目
魁輝(十両4) 10勝5敗★
対戦相手 丸山(前頭13)

1977年3月場所千秋楽
青葉山(十両2) 8勝7敗
対戦相手 和錦(十両4)

1977年7月場所14日目
青葉山(前頭10) 9勝6敗
対戦相手 岩下(前頭11)

1980年11月場所10日目
大潮(十両3) 12勝3敗★ 十両優勝
対戦相手 三杉磯(前頭12)

1981年~2000年

1983年11月場所13日目
麒麟児(前頭10) 10勝5敗
対戦相手 高見山(前頭11)

1988年9月場所14日目
若瀬川(前頭8) 8勝7敗
対戦相手 南海龍(前頭5)

1991年11月場所11日目
両国(前頭10) 10勝5敗
対戦相手 大若松(前頭14)

1992年3月場所千秋楽
三杉里(前頭3) 8勝7敗
対戦相手 起利錦(前頭5)

1994年3月場所14日目
朝乃若(前頭15) 9勝6敗
対戦相手 大翔山(前頭10)

1995年1月場所9日目
貴ノ浪(大関) 11勝4敗
対戦相手 琴錦(関脇)

1996年9月場所千秋楽
前進山(十両10) 8勝7敗
対戦相手 大善(十両1)

1997年9月場所11日目
栃東(関脇) 10勝5敗
対戦相手 魁皇(小結)

1997年11月場所14日目
三杉里(十両3) 9勝6敗
対戦相手 小錦(前頭14)

1999年3月場所11日目
栃乃洋(前頭5) 9勝6敗
対戦相手 貴乃花 (横綱)

2000年1月場所14日目
安美錦(十両13) 8勝7敗
対戦相手 五城楼(十両8)

2000年11月場所9日目
武蔵丸(横綱) 11勝4敗
対戦相手 追風海(関脇)

2001年~2010年

2001年5月場所8日目
貴乃花(横綱) 13勝2敗 優勝
対戦相手 和歌乃山(前頭2)

2002年5月場所13日目
春日錦(十両6) 9勝6敗
対戦相手 玉力道(十両5)

2002年9月場所14日目
若光翔(十両8) 8勝7敗
対戦相手 追風海(十両1)

2003年3月場所13日目
栃乃洋(前頭2) 9勝6敗
対戦相手 時津海(前頭8)

2003年5月場所13日目
栃栄(十両3) 10勝4敗1休★
対戦相手 出羽乃富士(前頭10)

2003年7月場所10日目
土佐ノ海(前頭5) 10勝5敗★
対戦相手 朝青龍(横綱)

2005年7月場所13日目
玉飛鳥(前頭14) 9勝6敗
対戦相手 朝赤龍(前頭7)

2006年7月場所8日目
栃東(大関) 8勝7敗
対戦相手 露鵬(前頭3)

2006年9月場所千秋楽
稀勢の里(小結) 8勝7敗
対戦相手 普天王(前頭7)

2008年11月場所11日目
琴光喜(大関) 9勝6敗
対戦相手 鶴竜(前頭6)

2010年9月場所13日目
朝赤龍(前頭6) 9勝6敗
対戦相手 北勝力(前頭10)

2011年~

2012年1月場所14日目
嘉風(前頭6) 9勝6敗
対戦相手 千代の国(前頭13)

2012年7月場所14日目
鶴竜(大関) 9勝6敗
対戦相手 豪栄道(関脇)

2013年1月場所11日目
誉富士(十両8) 10勝5敗
対戦相手 城ノ龍(十両13)

2013年5月場所10日目
時天空(前頭8) 10勝5敗★
対戦相手 旭秀鵬(前頭12)

2013年9月場所千秋楽
隠岐の海(前頭2) 8勝7敗★
対戦相手 安美錦(前頭5)

2017年5月場所11日目
玉鷲(関脇) 10勝5敗
対戦相手 稀勢の里(横綱)

2017年11月場所13日目
豪栄道(大関) 9勝6敗
対戦相手 高安(大関)

2017年11月場所14日目
正代(前頭7) 9勝6敗
対戦相手 妙義龍(前頭15)

2018年1月場所14日目
徳勝龍(十両5) 8勝7敗
対戦相手 山口(十両13)

2018年5月場所11日目
錦木(前頭17) 10勝5敗
対戦相手 北勝富士(前頭9)

2018年7月場所13日目
(前頭2) 8勝7敗
対戦相手 千代の国(前頭2)

2018年7月場所千秋楽
隠岐の海(前頭14) 8勝7敗
対戦相手 千代翔馬(前頭8)

2018年9月場所千秋楽
英乃海(十両6) 8勝7敗
対戦相手 水戸龍(十両10)

2019年1月場所14日目
豪栄道(大関) 9勝6敗
対戦相手 白鵬(横綱)

2019年5月場所9日目
栃ノ心(関脇) 10勝5敗★
対戦相手 貴景勝(大関)

2020年3月場所千秋楽
琴勇輝(十両1) 8勝7敗★
対戦相手 豊昇龍(十両9)

2020年7月場所12日目
大栄翔(小結) 11勝4敗★
対戦相手 貴景勝(大関)

2021年1月場所14日目
東白龍(十両14) 
対戦相手 美ノ海(十両3)

不戦勝での勝ち越しを最多の3回経験してるのが玉錦

以下2回が大内山琴桜青葉山三杉里栃乃洋栃東、隠岐の海、豪栄道の8人。

青葉山は1977年3月と7月という1場所開けただけの短い間隔での達成。

栃乃洋は不戦勝が関わる珍記録には必ずといって顔を出してきますね。

1988年9月14日目、南海龍が酒の飲み過ぎで二日酔いのため休場(表向きは腰痛)し、若瀬川が幸運の不戦勝勝ち越し。南海龍は場所後、親方に「相撲と酒どっちを取るんだ!」と責められ、「酒!」と即答し廃業しました。

2003年5月場所の栃栄は、7勝3敗できた11日目から途中休場し13日目から再出場。その再出場の最初の取組で相手の休場による不戦勝で勝ち越しという超珍記録をつくりました。

2006年7月の栃東は、7連勝で迎えた8日目に相手の露鵬が前日の不祥事(千代大海とバトル)による出場停止のため休場し不戦勝。ストレートの勝ち越しを決めました。しかし栃東はその後残りの7日間を7連敗で8勝7敗で終わってしまいました。露鵬はこの場所好調だったので、もし露鵬と相撲を取って負けていたら……。

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