2017年5月場所予想番付
2017/09/25
こんなことがあるのか!という劇的な幕切れ。
2敗で追いかける手負いの横綱稀勢の里が、1敗でトップを走る大関照ノ富士を本割・結びの一番と連続で下し逆転優勝。
表彰式に先立つ国歌君が代の最中に流れた稀勢の里の涙にもらい泣きでした。
<稀勢の里優勝!>稀勢の里は13勝2敗同士の優勝決定戦で照ノ富士を破り、2回目の優勝を決めました。#sumo pic.twitter.com/93fNS7cb3Y
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 26, 2017
次の5月場所ではどんなドラマが生まれるでしょうか。5月場所の予想番付です。
【参考】平成29年春場所(2017年3月場所)星取表
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◎…新昇進 ○…再昇進 ×…陥落
横綱~三役
東 | 地位 | 西 |
稀勢の里 | 横綱 | 鶴竜 |
日馬富士 | 横綱 | 白鵬 |
照ノ富士 | 大関 | 豪栄道 |
高安 | 関脇 | 琴奨菊 |
玉鷲 | 関脇 | ― |
御嶽海 | 小結 | ○嘉風 |
優勝した稀勢の里が初めて東正横綱の位置へ。ついに角界最高峰へと登り詰めました。
12勝をあげた関脇高安は、前場所小結で11勝だったので、5月場所10勝ならば大関昇進の目安となる3場所合計33勝に到達します。
関脇小結は5人中4人が勝ち越したため入れ替わりは1人だけ。嘉風(東4・8勝7敗)と千代の国(東6・9勝6敗)との比較になりますが、横綱大関との対戦があり横綱鶴竜・関脇高安を勝っている嘉風が上がるでしょう。
前頭
東 | 地位 | 西 |
千代の国 | 前頭 | 隠岐の海 |
遠藤 | 2 | 千代翔馬 |
栃煌山 | 3 | 大栄翔 |
碧山 | 4 | 宝富士 |
貴景勝 | 5 | 貴ノ岩 |
×正代 | 6 | 北勝富士 |
豪風 | 7 | 勢 |
松鳳山 | 8 | 宇良 |
蒼国来 | 9 | 輝 |
逸ノ城 | 10 | 栃ノ心 |
徳勝龍 | 11 | ○豊響 |
石浦 | 12 | ◎阿武咲 |
○千代大龍 | 13 | 荒鷲 |
大翔丸 | 14 | 琴勇輝 |
魁聖 | 15 | 妙義龍 |
◎小柳 | 16 | ― |
千代の国、千代翔馬、大栄翔が初の横綱大関対戦圏内に進出。フレッシュな対戦がたくさん見られそうで楽しみ。とくに千代の国は幕内からケガで三段目にまで落ち、そこから這い上がっての最高位更新とか感慨深いものがあります。
幕内と十両の入れ替えは4名ずつ。魁聖と妙義龍は十両上位にあまり好成績者がいないのでぎりぎり幕内残留か。まさか妙義龍の十両落ちを心配する時が来ようとは……信じられない思いです。
もし魁聖と妙義龍も十両に落ちるとなると、大砂嵐と千代丸 or 旭大星が幕内に上がることになると思います。
小柳は新入幕となったら、時津風部屋で新潟県および東農大出身伝統の「豊山」に改名するのかな?
十両
東 | 地位 | 西 |
大砂嵐 | 十両 | 旭大星 |
千代丸 | 2 | ×佐田の海 |
臥牙丸 | 3 | 山口 |
×旭秀鵬 | 4 | 東龍 |
×錦木 | 5 | 朝乃山 |
英乃海 | 6 | 剣翔 |
大奄美 | 7 | 安美錦 |
×千代皇 | 8 | 青狼 |
力真 | 9 | 照強 |
琴恵光 | 10 | 千代鳳 |
天風 | 11 | 里山 |
竜電 | 12 | 北太樹 |
誉富士 | 13 | ○明生 |
旭日松 | 14 | ◎貴源治 |
角界関係者が口をそろえて次代のホープと絶賛する貴源治がついに新十両に! 年末の「大相撲この一年」(NHK)で北の富士さんが夏場所には上がると期待を寄せていたのが貴源治であったと千秋楽の大相撲中継で明らかになりました。双子の弟でもあります。(兄は幕下の貴公俊-たかよしとし-)
2017年5月場所は、
番付発表が5月1日(月)
初日は5月14日(日)です。
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