2016年11月場所予想番付
横綱白鵬が不在の2016年9月場所を制したのは大関豪栄道でした。
<千秋楽の様子>豪栄道の優勝パレード。旗手は豊響。 #sumo pic.twitter.com/1ZCdf05iUf
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 25, 2016
しかも全勝優勝。
カド番大関の全勝優勝は史上初。
日本出身力士の全勝優勝は1996年9月場所の貴乃花以来20年ぶり。
初優勝が全勝優勝なのは1994年7月場所の武蔵丸以来22年ぶり。
そして大阪府出身力士の優勝は1930年5月場所の山錦以来86年ぶり!
久しぶりの記録づくめの優勝でした。
そんな豪栄道が綱取りに挑戦する2016年11月場所の予想番付です。
◎…新昇進 ○…再昇進 ×…陥落
横綱~三役
東 | 地位 | 西 |
日馬富士 | 横綱 | 鶴竜 |
白鵬 | 横綱 | ― |
豪栄道 | 大関 | 稀勢の里 |
琴奨菊 | 大関 | 照ノ富士 |
高安 | 関脇 | ○隠岐の海 |
◎御嶽海 | 小結 | ○玉鷲 |
7月場所小結で11勝、9月場所関脇で10勝した高安は11月場所がはじめての大関取り挑戦場所。12勝すれば大関昇進の目安とされる直前3場所で33勝に到達します。
9月場所2横綱3大関を破り旋風を巻き起こした隠岐の海は、後半うって変わって負けが込みはじめ別人のようになりましたが、14日目にようやく勝ち越して関脇復帰をきめました。
前頭5枚目で10勝の御嶽海が新小結。長野県出身としては戦前の高登以来の三役となります。
前頭
東 | 地位 | 西 |
碧山 | 前頭 | ×栃煌山 |
遠藤 | 2 | 嘉風 |
×魁聖 | 3 | 琴勇輝 |
正代 | 4 | 千代の国 |
松鳳山 | 5 | ×宝富士 |
錦木 | 6 | 豪風 |
栃ノ心 | 7 | 佐田の海 |
貴ノ岩 | 8 | 勢 |
妙義龍 | 9 | 輝 |
千代翔馬 | 10 | 荒鷲 |
旭秀鵬 | 11 | ◎大輝 |
○英乃海 | 12 | ◎石浦 |
◎琴恵光 | 13 | 千代鳳 |
大翔丸 | 14 | 逸ノ城 |
蒼国来 | 15 | 豊響 |
臥牙丸 | 16 | ― |
9月場所13勝した遠藤が上位に戻ってきます。足のケガの具合もだいぶ良くなってきたみたいだし、横綱大関と熱戦を繰り広げればますます土俵が盛り上がりますね。
今回の番付予想でもっとも頭を悩ませたのが幕内と十両の入れ替え。
幕内から落ちてもおかしくない星の力士が8名。それに対して十両上位陣の成績が壊滅的で十両3枚目以内にひとりも勝ち越し力士がいない状態。
幕内に確実にあがれる星を残しているのが、西十両6枚目で12勝3敗で十両優勝した大輝だけ。
結局、逸ノ城、千代鳳、豊響、臥牙丸を残留させて、4人入れ替えという予想をしてみました。
文句ない入幕は大輝だけ。英乃海はまあぎりぎり。石浦と琴恵光はかなりのラッキー入幕になりますね。
十両
東 | 地位 | 西 |
×徳勝龍 | 十両 | ×天風 |
千代皇 | 2 | 千代大龍 |
佐藤 | 3 | 千代丸 |
宇良 | 4 | 大砂嵐 |
阿武咲 | 5 | ×大栄翔 |
剣翔 | 6 | 東龍 |
阿夢露 | 7 | 北磻磨 |
安美錦 | 8 | 朝赤龍 |
旭日松 | 9 | 青狼 |
×誉富士 | 10 | ○山口 |
旭大星 | 11 | 北太樹 |
佐田の富士 | 12 | ◎大翔鵬 |
◎小柳 | 13 | ○竜電 |
◎明生 | 14 | 里山 |
幕下の番付、上から5人目までがそのまま十両に昇進。
5人目の明生が昇進できるか否かは、千秋楽の希善龍(十両)vs大翔鵬(幕下)の結果に委ねられる形になり、結果大翔鵬にやぶれた希善龍の星が十両を維持するのに苦しくなったため、明生の十両昇進の可能性が高くなりました。
9月場所全休で幕下落ちを余儀なくされる豊ノ島の去就も注目されます。
2016年11月場所は、
番付発表が10月31日(月)
初日は11月13日(日)です。
白鵬の1000勝達成は順調にいけば3日目になるはず!?
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