2016年9月場所予想番付
2016年7月場所は日馬富士が13勝2敗で8回目の優勝。序盤に取りこぼしがあったものの終盤まで集中力を切らさずに見事な相撲を取り切りました。
綱取りだった稀勢の里はまたも12勝3敗であと1勝届かず準優勝。まだ綱取りは継続するので今度こそ初優勝をとげて大手を振って横綱になってもらいたいものです。
<千秋楽の様子>賜盃拝戴式。優勝した日馬富士に八角理事長より賜盃授与。#sumo pic.twitter.com/xCIG5HygPn
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) July 24, 2016
来たる9月場所の番付を予想してみましたよ。
【参考】
◎…新昇進 ○…再昇進 ×…陥落
横綱~三役
東 | 地位 | 西 |
日馬富士 | 横綱 | 白鵬 |
鶴竜 | 横綱 | ― |
稀勢の里 | 大関 | 照ノ富士 |
豪栄道 | 大関 | 琴奨菊 |
◎高安 | 関脇 | ◎宝富士 |
×魁聖 | 小結 | ○栃煌山 |
7月場所カド番だった照ノ富士は千秋楽勝ち越してギリギリ大関残留。
代わって千秋楽に稀勢の里に敗れて負け越した豪栄道と途中休場した琴奨菊の2人が9月場所をカド番で迎えることになりました。
新関脇が2人誕生。高安は3度目の小結で念願の勝ち越し。11勝と大勝ちしたので上の地位へ向けての起点となってほしいところ。
白鵬から金星を奪うなど初の三賞受賞(敢闘賞)の宝富士も関脇に。もう怒られるのはこりごりなので変化する相撲はとらないでしょう。
前頭
東 | 地位 | 西 |
隠岐の海○ | 前頭 | ×栃ノ心 |
嘉風 | 2 | 正代 |
貴ノ岩 | 3 | 逸ノ城 |
碧山 | 4 | 妙義龍 |
千代鳳 | 5 | 御嶽海 |
千代の国 | 6 | 玉鷲 |
松鳳山 | 7 | 勢 |
錦木 | 8 | 大翔丸 |
×琴勇輝 | 9 | 荒鷲 |
豪風 | 10 | 佐田の海 |
蒼国来 | 11 | 遠藤 |
大砂嵐 | 12 | ○誉富士 |
○臥牙丸 | 13 | ◎千代翔馬 |
豊響 | 14 | 徳勝龍 |
輝 | 15 | ○旭秀鵬 |
◎宇良 | 16 | ― |
上位のほうに好調な力士が多く、下位に不成績や休場する力士が多かったためか、10枚目前後の番付予想に苦慮。負け越した力士はあまり番付が下がらないラッキーな結果になりそう。
入幕力士の予想も難しかったですが、十両8枚目で11勝の宇良が新入幕すると予想。
11枚目で13勝2敗で十両優勝した天風との比較になりますが、より上位で相撲を取っていることを重視しました。
十両
東 | 地位 | 西 |
×大栄翔 | 十両 | 天風 |
青狼 | 2 | ×北磻磨 |
東龍 | 3 | 阿夢露 |
英乃海 | 4 | 千代大龍 |
千代丸○○○ | 5 | ×佐田の富士 |
石浦 | 6 | ×豊ノ島 |
大輝 | 7 | 剣翔 |
朝赤龍 | 8 | 千代皇 |
×安美錦 | 9 | 佐藤 |
里山 | 10 | 琴恵光 |
○希善龍 | 11 | 朝弁慶 |
○若乃島 | 12 | 阿武咲 |
旭日松 | 13 | 旭大星 |
富士東 | 14 | 北太樹 |
富士東(8枚目で4勝11敗)、北太樹(12枚目で6勝9敗)とも幕下に落ちる星なのですが、幕下から十両にあがる候補が4枚目で4勝3敗の大翔鵬、7枚目で6勝1敗の小柳(おやなぎ)では、無理に十両にあげる星ではないと思い残留という形を予想しました。
しかしこれで9月場所の幕下上位は新十両を狙う大翔鵬、小柳、明生、坂元、岩崎、力真や関取復帰を狙う竜電、山口(大喜鵬)らがひしめき合って目が離せない土俵になりそうです。
2016年9月場所は、
番付発表が8月29日(月)
初日は9月11日(日)です。
白鵬の通算1,000勝は順調にいけば9月場所3日目に達成されます。
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