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【大相撲記録】幕下以下から幕内に復帰した力士 照ノ富士が史上初めて序二段から再入幕

2020年5月場所の番付が発表され、元大関・照ノ富士が14場所ぶりの再入幕を果たしました。

幕内優勝経験もある元大関の照ノ富士が、ケガと病気のために幕下はおろかさらに下の序二段にまで陥落。

下の地位まで下がって相撲を取り続けるのは大変な苦労もあったと思いますが、不屈の闘志で幕内に返り咲きました。

序二段からの幕内復帰は史上初のことです。

幕内の土俵という華やかな世界から一転、下積みの場所といえる幕下以下へと番付が下がってしまうのは精神的にもキツイものです。

この苦しさに耐え、再び復活の道をたどるのは並大抵の苦労ではなかなか果たせないものがあります。

過去に幕下以下から幕内へと困難な復活を成し遂げた力士たちを紹介します。

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幕内→幕下以下→幕内と復活をとげた力士たち一覧

※昭和以降に新入幕を果たした力士が対象です。

力士陥落前
最高位
陥落後
最低位
復帰後
最高位
富ノ山1936/05
(前頭4)
1940/05
(幕下25)
1942/05
(前頭20)
鬼竜川1947/11
(前頭16)
1952/01
(幕下5)
1959/05
(前頭6)
大麒麟1963/09
(前頭14)
1964/03
(幕下5)
1970/11
(大関)
浅瀬川1965/01
(前頭1)
1968/01
(幕下19)
1969/09
(前頭2)
吉王山1970/09
(前頭10)
1971/05
(幕下1)
1972/03
(前頭2)
龍虎1970/03
(小結)
1972/07
(幕下42)
1975/01
(小結)
丸山1973/07
(前頭13)
1974/05
(幕下30)
1976/01
(前頭13)
千代の
富士
1975/09
(前頭12)
1976/03
(幕下7)
1981/09
(横綱)
大飛1977/05
(前頭2)
1978/11
(幕下17)
1981/11
(前頭12)
大錦1973/11
(小結)
1979/05
(幕下1)
1982/03
(前頭1)
大潮1978/01
(小結)
1979/07
(幕下5)
1983/01
(前頭1)
琴風1978/01
(関脇)
1979/07
(幕下30)
1981/11
(大関)
播竜山1978/11
(小結)
1980/01
(幕下3)
1981/11
(前頭2)
板井1981/05
(前頭11)
1982/01
(幕下45)
1989/05
(小結)
琴千歳1981/05
(前頭5)
1982/09
(幕下2)
1984/05
(前頭14)
隆三杉1981/11
(前頭10)
1983/03
(幕下4)
1991/01
(小結)
騏乃嵐1982/11
(前頭2)
1984/01
(三段25)
1987/05
(前頭8)
玉龍1983/03
(前頭7)
1984/11
(幕下9)
1987/11
(小結)
鳳凰1984/07
(関脇)
1987/05
(幕下8)
1989/01
(前頭9)
和歌乃山
1992/05
(前頭9)
1994/01
(幕下5)
1994/09
(前16)
和歌乃山
1994/09
(前頭16)
1996/11
(幕下22)
2001/03
(小結)
高見盛2000/09
(前頭7)
2001/05
(幕下10)
2002/09
(小結)
五城楼1998/07
(前頭3)
2001/07
(幕下22)
2002/11
(前頭4)
燁司1999/07
(前12)
2002/03
(幕下14)
2004/01
(前頭11)
金開山2000/05
(前頭10)
2002/05
(幕下11)
2003/11
(前頭6)
千代天山1999/07
(小結)
2003/03
(幕下6)
2004/03
(前頭13)
北桜2001/07
(前頭9)
2003/05
(幕下1)
2006/11
(前頭16)
隆の鶴2003/03
(前頭8)
2003/09
(幕下1)
2004/11
(前頭12)
栃乃花2000/11
(小結)
2004/07
(幕下30)
2006/01
(前頭3)
潮丸2002/11
(前頭10)
2005/05
(幕下4)
2006/11
(前頭12)
玉飛鳥
2005/09
(前頭9)
2008/03
(幕下31)
2009/09
(前頭13)
宝智山2006/09
(前頭14)
2008/07
(幕下14)
2012/03
(前頭15)
里山2007/05
(前頭12)
2010/07
(幕下30)
2015/07
(前頭16)
玉飛鳥
2009/09
(前頭13)
2011/01
(幕下2)
2012/07
(前頭10)
磋牙司2010/03
(前頭15)
2011/01
(幕下3)
2011/09
(前頭9)
旭秀鵬2012/01
(前頭15)
2012/09
(幕下1)
2016/01
(前頭4)
土佐豊2011/07
(前頭1)
2013/03
(三段84)
2015/01
(前頭16)
栃ノ心2010/07
(小結)
2014/03
(幕下55)
2018/07
(大関)
千代の国2012/03
(前頭8)
2015/03
(三段28)
2017/05
(前頭1)
豊ノ島2008/09
(関脇)
2018/03
(幕下35)
2019/03
(前頭14)
東龍2014/03
(前頭14)
2015/05
(幕下12)
2019/09
(前頭15)
照ノ富士2015/07
(大関)
2019/03
(序二48)
2020/05
(前頭17)

三役から幕下に転落。そして再び三役へ

華やかな三役から無給の幕下へ陥落する苦難を味わいながらも、再び三役に復帰するという快挙を成し遂げたのが、龍虎琴風栃ノ心の3人。

小結まで務めた龍虎が休場続きであっという間に幕下に陥落したことがきっかけで、土俵上でケガをした力士は1場所番付が下がるのが猶予される公傷制度が導入されました(現在は廃止)。

龍虎が左アキレス腱を切る大ケガを負った1971年11月から約3年後の1975年1月に小結に復帰。この復帰からわずか3場所後の1975年5月場所初日の相撲で右アキレス腱をきり引退。

大錦と大潮は前頭筆頭まで番付を戻したものの三役復帰まであと一歩でした。

三段目以下まで陥落しながら復帰

幕下から這い上がってくるだけでも大変なのに、さらに下の三段目、序二段から甦った根性がすごい。

・騏乃嵐(三段目25)
・土佐豊(三段目84)
・千代の国(三段目28)
・照ノ富士(序二段48)

幕下から2回復帰

一度でも大変な幕下から幕内への復帰を2回も成し遂げたのは2人。

・和歌乃山
・玉飛鳥

幕内復帰までの所要場所数ランキング

◆復帰まで長くかかったランキング

力士~場所ぶり
1里山38
2東龍30
3和歌乃山(2回目)29
4大飛25
5宝智山24
6騏乃嵐23
6玉飛鳥(1回目)23
8燁司22
9五城楼21
10鬼竜川19
10鳳凰19

◆復帰まで早かったランキング

力士~場所ぶり
1琴風6
1玉飛鳥(2回目)6
3浅瀬川7
3吉王山7
3磋牙司7
6隆三杉8
6隆の鶴8
6旭秀鵬8
6栃ノ心8
10龍虎9
10播竜山9
10板井9
10玉龍9
10高見盛9

琴風とか龍虎とか、すごい遠回りしたように言われていますが、場所数で見ると幕内への復帰は早いですね。

幕下からの再入幕を狙う力士

(2020年5月場所現在)

臥牙丸、明瀬山、富士東、常幸龍、青狼、磋牙司(2)、豊響、旭日松、鏡桜、千代鳳、鳰の湖、北磻磨、千代ノ皇、宇良、天鎧鵬、舛乃山、芳東、天風、千代の国(2)、矢後、友風

(2)…2回目の幕内返り咲きを狙う

幕下以下から幕内へ復帰した力士たちの、復活経緯や成績などの詳細情報を下記の記事にまとめてあります。

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