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【大相撲記録】幕下以下から幕内に復帰した力士 千代の国が幕下から2度目の復帰(史上3人目)

2021/01/07

2020年11月場所の番付が発表され、9月場所十両優勝の千代の国が再入幕を果たしました。

千代の国は2016年7月に三段目から幕内へ復帰したものの、怪我で再び幕下に陥落。

2019年9月には幕下46枚目まで下がりましたが、2020年7月の幕下、続く9月の十両を連続優勝して、また幕内に戻ってきました。

幕下から幕内へ2度復帰したのは、和歌乃山、玉飛鳥に続き3人目です。

2020年5月場所では、元大関・照ノ富士が14場所ぶりの再入幕を果たしました。

幕内優勝経験もある元大関の照ノ富士が、ケガと病気のために幕下はおろかさらに下の序二段にまで陥落。

下の地位まで下がって相撲を取り続けるのは大変な苦労もあったと思いますが、不屈の闘志で幕内に返り咲きました。

序二段からの幕内復帰は史上初のことです。

幕内の土俵という華やかな世界から一転、下積みの場所といえる幕下以下へと番付が下がってしまうのは精神的にもキツイものです。

この苦しさに耐え、再び復活の道をたどるのは並大抵の苦労ではなかなか果たせないものがあります。

過去に幕下以下から幕内へと困難な復活を成し遂げた力士たちを紹介します。

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幕内→幕下以下→幕内と復活をとげた力士たち一覧

※昭和以降に新入幕を果たした力士が対象です。

※再入幕を果たした順

富ノ山

新入幕 1935年1月

陥落前最高位 前頭4(1936年5月)

幕下陥落 1940年1月

陥落後最低位 幕下25枚目格(1940年1月)

再入幕 1942年5月

再入幕後最高位 前頭20(1942年5月)

鬼竜川

新入幕 1947年11月

陥落前最高位 前頭16(1947年11月)

幕下陥落 1949年1月

陥落後最低位 幕下5(1952年1月)

再入幕 1954年3月

再入幕後最高位 前頭6(1959年5月)

麒麟児(のち大麒麟)

新入幕 1963年9月

陥落前最高位 前頭14(1963年9月)

幕下陥落 1964年3月

陥落後最低位 幕下5(1964年3月)

再入幕 1965年7月

再入幕後最高位 大関(1970年11月)

浅瀬川

新入幕 1964年3月

陥落前最高位 前頭1(1965年1月)

幕下陥落 1967年11月

陥落後最低位 幕下19(1968年1月)

再入幕 1968年7月

再入幕後最高位 前頭2(1969年9月)

吉王山

新入幕 1969年11月

陥落前最高位 前頭10(1970年9月)

幕下陥落 1971年5月

陥落後最低位 幕下1(1971年5月)

再入幕 1971年11月

再入幕後最高位 前頭2(1972年3月)

龍虎

新入幕 1968年3月

陥落前最高位 小結(1970年3月)

幕下陥落 1972年5月

陥落後最低位 幕下42(1972年7月)

再入幕 1973年7月

再入幕後最高位 小結(1975年1月)

丸山

新入幕 1973年5月

陥落前最高位 前頭13(1973年7月)

幕下陥落 1974年3月

陥落後最低位 幕下30(1974年5月)

再入幕 1976年1月

再入幕後最高位 前頭13(1976年1月)

千代の富士

新入幕 1975年9月

陥落前最高位 前頭12(1975年9月)

幕下陥落 1976年3月

陥落後最低位 幕下7(1976年3月)

再入幕 1978年1月

再入幕後最高位 横綱(1981年9月)

琴風

新入幕 1977年1月

陥落前最高位 関脇(1978年1月)

幕下陥落 1979年5月

陥落後最低位 幕下30(1979年7月)

再入幕 1980年1月

再入幕後最高位 大関(1981年11月)

大潮

新入幕 1971年9月

陥落前最高位 小結(1978年1月)

幕下陥落 1979年7月

陥落後最低位 幕下5(1979年7月)

再入幕 1981年1月

再入幕後最高位 前頭1(1983年1月)

播竜山

新入幕 1975年3月

陥落前最高位 小結(1978年11月)

幕下陥落 1980年1月

陥落後最低位 幕下3(1980年1月)

再入幕 1981年1月

再入幕後最高位 前頭2(1981年11月)

大錦

新入幕 1973年9月

陥落前最高位 小結(1973年11月)

幕下陥落 1979年5月

陥落後最低位 幕下1(1979年5月)

再入幕 1981年3月

再入幕後最高位 前頭1(1982年3月)

大飛

新入幕 1977年1月

陥落前最高位 前頭2(1977年5月)

幕下陥落 1978年9月

陥落後最低位 幕下17(1978年11月)

再入幕 1981年11月

再入幕後最高位 前頭12(1981年11月)

板井

新入幕 1980年9月

陥落前最高位 前頭11(1981年5月)

幕下陥落 1981年11月

陥落後最低位 幕下45(1982年1月)

再入幕 1982年11月

再入幕後最高位 小結(1989年5月)

隆三杉

新入幕 1981年7月

陥落前最高位 前頭10(1981年11月)

幕下陥落 1983年3月

陥落後最低位 幕下4(1983年3月)

再入幕 1984年1月

再入幕後最高位 小結(1991年1月)

琴千歳

新入幕 1981年5月

陥落前最高位 前頭5(1981年9月)

幕下陥落 1982年9月

陥落後最低位 幕下2(1982年9月)

再入幕 1984年5月

再入幕後最高位 前頭14(1984年5月)

玉龍

新入幕 1982年5月

陥落前最高位 前頭7(1983年3月)

幕下陥落 1984年11月

陥落後最低位 幕下9(1984年11月)

再入幕 1985年5月

再入幕後最高位 小結(1987年11月)

騏乃嵐

新入幕 1982年3月

陥落前最高位 前頭2(1982年11月)

幕下陥落 1983年9月

陥落後最低位 三段目25(1984年1月)

再入幕 1987年3月

再入幕後最高位 前頭8(1987年5月)

鳳凰

新入幕 1979年7月

陥落前最高位 関脇(1984年7月)

幕下陥落 1986年3月

陥落後最低位 幕下8(1987年5月)

再入幕 1988年11月

再入幕後最高位 前頭9(1989年1月)

和歌乃山(1回目)

新入幕 1992年5月

陥落前最高位 前頭9(1992年5月)

幕下陥落 1993年11月

陥落後最低位 幕下5(1994年1月)

再入幕 1994年9月

再入幕後最高位 前頭16(1994年9月)

和歌乃山(2回目)

再入幕 1994年9月

陥落前最高位 前頭16(1994年9月)

幕下陥落 1995年9月

陥落後最低位 幕下22(1996年11月)

再々入幕 1999年7月

再々入幕後最高位 小結(2001年3月)

高見盛

新入幕 2000年7月

陥落前最高位 前頭7(2000年9月)

幕下陥落 2001年3月

陥落後最低位 幕下10(2001年5月)

再入幕 2002年3月

再入幕後最高位 小結(2002年9月)

五城楼

新入幕 1997年3月

陥落前最高位 前頭3(1998年7月)

幕下陥落 2000年11月

陥落後最低位 幕下22(2001年7月)

再入幕 2002年9月

再入幕後最高位 前頭4(2002年11月)

金開山

新入幕 1998年7月

陥落前最高位 前頭10(2000年5月)

幕下陥落 2001年9月

陥落後最低位 幕下11(2002年5月)

再入幕 2003年3月

再入幕後最高位 前頭6(2003年11月)

燁司

新入幕 1999年5月

陥落前最高位 前頭12(1999年7月)

幕下陥落 2002年1月

陥落後最低位 幕下14(2002年3月)

再入幕 2003年5月

再入幕後最高位 前頭11(2004年1月)

北桜

新入幕 2001年7月

陥落前最高位 前頭9(2001年7月)

幕下陥落 2003年5月

陥落後最低位 幕下1(2003年5月)

再入幕 2004年1月

再入幕後最高位 前頭11(2006年11月)

千代天山

新入幕 1999年1月

陥落前最高位 小結(1999年7月)

幕下陥落 2003年3月

陥落後最低位 幕下6(2003年3月)

再入幕 2004年3月

再入幕後最高位 前頭13(2004年3月)

隆の鶴

新入幕 2003年1月

陥落前最高位 前頭8(2003年3月)

幕下陥落 2003年9月

陥落後最低位 幕下1(2003年9月)

再入幕 2004年9月

再入幕後最高位 前頭12(2004年11月)

栃乃花

新入幕 2000年5月

陥落前最高位 小結(2000年11月)

幕下陥落 2004年3月

陥落後最低位 幕下30(2004年7月)

再入幕 2005年11月

再入幕後最高位 前頭3(2006年1月)

潮丸

新入幕 2002年9月

陥落前最高位 前頭10(2002年11月)

幕下陥落 2005年1月

陥落後最低位 幕下4(2005年5月)

再入幕 2006年3月

再入幕後最高位 前頭12(2006年11月)

玉飛鳥(1回目)

新入幕 2005年7月

陥落前最高位 前頭9(2005年9月)

幕下陥落 2006年3月

陥落後最低位 幕下31(2008年3月)

再入幕 2009年9月

再入幕後最高位 前頭13(2009年9月)

磋牙司

新入幕 2010年3月

陥落前最高位 前頭15(2010年3月)

幕下陥落 2010年11月

陥落後最低位 幕下3(2011年1月)

再入幕 2011年7月

再入幕後最高位 前頭9(2011年9月)

玉飛鳥(2回目)

再入幕 2009年9月

陥落前最高位 前頭13(2009年9月)

幕下陥落 2011年1月

陥落後最低位 幕下2(2011年1月)

再々入幕 2011年9月

再々入幕後最高位 前頭10(2012年7月)

宝智山

新入幕 2006年9月

陥落前最高位 前頭14(2006年9月)

幕下陥落 2008年5月

陥落後最低位 幕下14(2008年7月)

再入幕 2011年9月

再入幕後最高位 前頭15(2012年3月)

旭秀鵬

新入幕 2012年1月

陥落前最高位 前頭15(2012年1月)

幕下陥落 2012年9月

陥落後最低位 幕下1(2012年9月)

再入幕 2013年5月

再入幕後最高位 前頭4(2016年1月)

里山

新入幕 2007年5月

陥落前最高位 前頭12(2007年5月)

幕下陥落 2008年3月

陥落後最低位 幕下30(2010年7月)

再入幕 2014年1月

再入幕後最高位 前頭16(2015年7月)

栃ノ心

新入幕 2008年5月

陥落前最高位 小結(2010年7月)

幕下陥落 2014年1月

陥落後最低位 幕下55(2014年3月)

再入幕 2014年11月

再入幕後最高位 大関(2018年7月)

土佐豊

新入幕 2009年07月

陥落前最高位 前頭1(2011年7月)

幕下陥落 2012年9月

陥落後最低位 三段目84(2013年3月)

再入幕 2015年1月

再入幕後最高位 前頭16(2015年1月)

千代の国(1回目)

新入幕 2012年1月

陥落前最高位 前頭8(2012年3月)

幕下陥落 2014年11月

陥落後最低位 三段目28(2015年3月)

再入幕 2016年7月

再入幕後最高位 前頭1(2017年5月)

豊ノ島

新入幕 2004年9月

陥落前最高位 関脇(2008年9月)

幕下陥落 2016年11月

陥落後最低位 幕下35(2018年3月)

再入幕 2019年3月

再入幕後最高位 前頭14(2019年3月)

東龍

新入幕 2013年5月

陥落前最高位 前頭14(2014年3月)

幕下陥落 2015年3月

陥落後最低位 幕下12(2015年5月)

再入幕 2019年9月

再入幕後最高位 前頭15(2019年9月)

照ノ富士

新入幕 2014年3月

陥落前最高位 大関(2015年7月)

幕下陥落 2018年7月

陥落後最低位 序二段48(2019年3月)

再入幕 2020年5月

再入幕後最高位 関脇(2021年1月)

千代の国(2回目)

再入幕 2016年7月

陥落前最高位 前頭1(2017年5月)

幕下陥落 2019年7月

陥落後最低位 幕下46(2019年9月)

再々入幕 2020年11月

再々入幕後最高位 前頭9(2021年1月)

明瀬山

新入幕 2016年3月

陥落前最高位 前頭16(2016年3月)

幕下陥落 2016年7月

陥落後最低位 2016年11月

再入幕 2021年1月

再入幕後最高位 前頭16(2021年1月)

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三役から幕下に転落。そして再び三役へ

華やかな三役から無給の幕下へ陥落する苦難を味わいながらも、再び三役に復帰するという快挙を成し遂げたのが、龍虎琴風栃ノ心照ノ富士の4人。照ノ富士は大関まで務めながらの陥落でした。

小結まで務めた龍虎が休場続きであっという間に幕下に陥落したことがきっかけで、土俵上でケガをした力士は1場所番付が下がるのが猶予される公傷制度が導入されました(現在は廃止)。

龍虎が左アキレス腱を切る大ケガを負った1971年11月から約3年後の1975年1月に小結に復帰。この復帰からわずか3場所後の1975年5月場所初日の相撲で右アキレス腱をきり引退。

大錦と大潮は前頭筆頭まで番付を戻したものの三役復帰まであと一歩でした。

三段目以下まで陥落しながら復帰

幕下から這い上がってくるだけでも大変なのに、さらに下の三段目、序二段から甦った根性がすごい。

・騏乃嵐(三段目25)

・土佐豊(三段目84)

・千代の国(三段目28)

・照ノ富士(序二段48)

4人が三段目以下から復活しました。

幕下から2回復帰

一度でも大変な幕下から幕内への復帰を2回も成し遂げたのは3人。

・和歌乃山

・玉飛鳥

・千代の国

幕内復帰までの所要場所数ランキング

復帰まで長くかかったランキング

1 38場所 里山

2 30場所 東龍

3 29場所 和歌乃山(2回目)

4 28場所 明瀬山

5 25場所 大飛

6 24場所 宝智山

7 23場所 騏乃嵐

7 23場所 玉飛鳥(1回目)

9 22場所 燁司

10 21場所 五城楼

11 19場所 鬼竜川

11 19場所 鳳凰

復帰まで早かったランキング

1 6場所 琴風

1 6場所 玉飛鳥(2回目)

3 7場所 浅瀬川

3 7場所 吉王山

3 7場所 磋牙司

6 8場所 隆三杉

6 8場所 隆の鶴

6 8場所 旭秀鵬

6 8場所 栃ノ心

10 9場所 龍虎

10 9場所 播竜山

10 9場所 板井

10 9場所 玉龍

10 9場所 高見盛

10 9場所 千代の国(2回目)

琴風とか龍虎とか、すごい遠回りしたように言われていますが、場所数で見ると幕内への復帰は早いですね。

幕下からの再入幕を狙う力士

(2021年1月場所現在)

富士東、常幸龍、磋牙司(2)、豊響、旭日松、鏡桜、千代鳳、鳰の湖、北磻磨、千代ノ皇、宇良、舛乃山、芳東、天風、矢後、友風、貴源治、大翔鵬、阿炎

(2)…2回目の幕内返り咲きを狙う

幕下以下から幕内へ復帰した力士たちの、復活経緯や成績などの詳細情報を下記の記事にまとめてあります。

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