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【高校野球】同一都道府県同士で対戦

2018/07/31

地元の出場校に熱い声援を送る甲子園。

そんな郷土愛溢れる甲子園において、同じ都道府県から出場した高校同士が対戦することになってしまったケースもあります。

過去に8都道府県21試合。2017年春の決勝が22試合目。

 

夏に2校代表が選ばれる北海道と東京都は何となく想像がつくと思いますが、他にはどんな都道府県があると思いますか。

北海道と東京都以外は、同一都道府県から2校以上選ばれる可能性のある春センバツでの対戦です。

どこも野球の強豪県なので何となく予想はつくと思いますが、最後の一県はほとんどの人にとって意外と思われる県なのではないでしょうか。

 

過去の同一都道府県同士の対戦。北から順に見ていきましょう。

 

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北海道

1994年夏 2回戦 北海 10-1 砂川北

北北海道代表の砂川北と南北海道代表の北海の対戦。勝った北海はベスト8まで進出。

 

東京

1972年春 決勝 日大桜丘 5-0 日大三

東京同士初の対戦は、どちらも日大系列校同士と言う二重のレアさをもつ対決となりました。ジャンボ仲根ことエース仲根正広の力投で優勝。日大三の春連覇を阻止しました。

 

1977年夏 2回戦 早稲田実 4-1 桜美林

1974年夏から東西に分かれた東京同士の対戦。早稲田実が東東京、桜美林が西東京。ともに初戦ということで、東京の決勝戦を甲子園でやったみたいな形になりました。早稲田実は2年の川又米利らの活躍でベスト8に進出。

 

1995年夏 準々決勝 帝京 8-3 創価

帝京が東東京、創価が西東京。勝った帝京は6年ぶり2回目の優勝。

 

2010年夏 3回戦 関東一 10-6 早稲田実

関東一が東東京、早稲田実は地区移動で西東京に。関東一は次の準々決勝で敗退。

 

愛知

1933年春 準々決勝 中京商 3-1 享栄商

愛知県からは3校が選抜に出場(もう1校は一宮中)。吉田正男投手の力投で中京商が勝利。次の準決勝で明石中に敗退。

 

1937年春 準決勝 中京商 4-1 東邦商

愛知県からは史上最多タイの4校が出場(他の2校は享栄商と愛知商)。中京商のエースは野口二郎投手。決勝で浪華商に敗れ準優勝。

 

1938年春 決勝 中京商 1-0 東邦商

史上初の同一県同士の決勝戦。両軍合わせて3安打の息詰まる投手戦は野口二郎投手の中京商が制しました。中京商は同一県対決負けなしの3連勝。

 

1941年春 決勝 東邦商 5-2 一宮中

再び愛知県同士の決勝戦となり、東邦商が春3度目の優勝。東邦商は同一県対決三度目の正直。

夏の大会予選中に開催中止命令が出されたため、戦前最後の甲子園での試合となりました。

 

京都

1936年春 準々決勝 平安中 3-1 京都師範

京都同士の対戦を制した平安中は準決勝で愛知商に敗退。

 

1940年春 準々決勝 京都商 2×-1 平安中(延長11回)

エース神田武夫投手を擁する京都商が延長11回サヨナラ勝ち。決勝まで進むも岐阜商に敗れて準優勝。

 

1948年春 決勝 京都一商 1×-0 京都二商(延長11回)

旧学制のもとでおこなわれた最後の大会。決勝戦はもともと同じ学校だった兄弟校の対戦に。兄弟校だけあって実力も同じくらいなのか延長11回の投手戦を京都一商がサヨナラで制しました。

 

1953年春 2回戦 伏見 3-2 平安

伏見が春の甲子園に出場したのはこの大会一度きり。名門・平安を破りベスト8まで進出。

 

大阪

1961年春 2回戦 浪商 1×-0 明星(延長10回)

意外なことに過去の大阪府同士の対戦は長らくこの1試合きりでした。怪童・尾崎行雄投手が息詰まる熱戦に競り勝ちました。浪商は次の準々決勝で柴田勲らの法政二に敗退。

 

2017年春 決勝 大阪桐蔭 8-3 履正社

秋季近畿大会優勝の履正社とベスト4の大阪桐蔭が激突!

大阪桐蔭がリベンジを果たす形に!

 

兵庫

1925年春 準々決勝 甲陽中 5-2 第一神港商

甲子園史上初の同一県同士の対戦はお膝元の兵庫県でした。甲陽中は次の準決勝で松山商に敗退。

 

1928年春 準々決勝 関西学院中 5-1 甲陽中

勝った関西学院中はそのまま決勝まで勝ち進み優勝。

 

1930年春 準決勝 第一神港商 4-2 甲陽中

兵庫県から3校出場(もう1校は明石中)。勝った第一神港商は前年に引き続き春のセンバツ2連覇の快挙を達成。

 

1931年春 2回戦 第一神港商 5×-4 明石中

兵庫県から3校出場(もう1校は甲陽中)。第一神港商は次の準々決勝で中京商に敗退。

 

和歌山

1931年春 2回戦 和歌山中 4-1 海草中

和歌山中の喜多島正次郎投手はノーヒットに抑えながら1失点、いわゆるノーヒットありランで勝利。準決勝で中京商に敗退。

 

1933年春 2回戦 海草中 3-2 海南中(延長10回)

和歌山県から史上最多タイの4校出場(他の2校は和歌山商と和歌山中)。海草中は準々決勝敗退。

 

熊本

1958年春 準決勝 済々黌 5-2 熊本工

最後の1県はかなり意外な所ではなかったでしょうか。

済々黌(せいせいこう)は準々決勝で王貞治らの早稲田実を破り勢いづき同県対決も制し、決勝では中京商を打ち崩して熊本県勢初の栄冠を手にしました。くりーむしちゅーの2人(上田晋也、有田哲平)の母校でもあります。

 

 

惜しくも実現しなかった同一県対決

あと一歩で同一県対決が実現しなかったこともあります。近年ではこの3例。

 

1990年春

準決勝に大阪代表の近大付と北陽の2校が勝ち残り。

近大付は東海大甲府と延長13回を戦いサヨナラ勝ち。一方、北陽は好投手・寺前が延長17回を一人で投げ抜きますが、17回裏のミラクル新田のサヨナラホームランで万事休す。大阪同士の決勝は実現しませんでした。

決勝では近大付が新田を破り初優勝。

 

1998年春

準決勝の対戦は、横浜-PL学園、日大藤沢-関大一という神奈川-大阪対決。結果によっては神奈川県同士、大阪府同士の決勝になる可能性もありました。

エース松坂大輔の横浜とPL学園の試合は3-2と終盤で逆転した横浜の勝利。次こそはスッキリ勝ちたいと誓ったPL学園の執念が夏の再戦で延長17回の死闘を生み出したのです。

館山昌平がエースの日大藤沢と、久保康友がエースの関大一の対戦は関大一の勝利。神奈川県同士の対戦機会は奪われてしまいました。

決勝はもちろん松坂大輔の横浜が優勝。この年春夏連覇を遂げました。

 

2015年夏

オコエ瑠偉の関東一(東東京)と清宮幸太郎の早稲田実(西東京)という注目選手のいる東京の2校が準決勝に残りました。

両校とも勝てば決勝戦で対決になったのですが、関東一は東海大相模に、早稲田実は仙台育英に共に敗れて2010年夏以来の再戦はなりませんでした。

 

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