【JR・近鉄】名古屋~桑名往復記
2017/01/28
2015年8月の終わりの愛知遠征時に名古屋と三重県桑名の間を列車で往復してきました。
名古屋と三重県伊勢方面へはJR関西線と近鉄がほぼ並行して走っています。
近鉄が早くから完全複線電化で特急をはじめ電車を高頻度で運転していたのに対し、関西線は国鉄末期まで非電化でしかもほぼ単線区間のみで列車もあまり多く運行できませんでした。
というわけで、客は便利な近鉄に殺到して勝負になりませんでした。しかし、関西線も電化するなど民営化以降かなり巻き返しを図ってきています。
快速みえ
名古屋駅からJR関西線で桑名に向かいました。
乗ったのは、14時37分発の快速みえ13号鳥羽行き。
キハ75系の2両編成。関西線は亀山まで電化されていますが、快速みえの向かう鳥羽方面はまだ非電化なので気動車で運転されます。
1号車の一部だけ指定席で残りは自由席。自由席は特に券はいらず普通の運賃だけで乗れます。
席は全部埋まり、あとはドア付近ごとに立ち客が少々いるぐらい、平日の昼間ですからまずまずの乗車率でしょう。
キハ75系というのが、従来の気動車のイメージを打ち破った電車と変わらないぐらいスタイリッシュな車両で前々から乗りたいと思っていたので、ついに念願が叶ったわけです。
佇まいはモダンでも、エンジンの唸る音はやはり気動車だなと再認識。
「快速みえ」は、名古屋から桑名まではノンストップ(時刻表上は)。
しかし、ほぼ単線のため上り列車との行き違いするために蟹江駅で運転停車します(客は乗り降りできません)。
だったら蟹江も停車駅にすればいいのになあ。このへんはどうなんでしょう。
ちなみに今回乗った名古屋~桑名間では、名古屋駅~笹島信号場、弥富駅~桑名駅の2区間以外はすべて単線でした。
木曽川、長良川、揖斐川を渡る長い鉄橋を通り14時58分、桑名に到着。
桑名駅
桑名駅は、JR・近鉄・養老鉄道の3社が使用する駅で、3社とも同じ改札口を利用することになります。
↓桑名駅構内のことを呟いたツイート。
いつできたのかわからない桑名駅の新名物(° З°)近鉄~JRの乗り換え改札って言うけれど、簡易読み取り機というわけではなくなんと通常の改札機を利用したせいでこんなだだっ広い仕様に(;° З°) #桑名駅 #近鉄 pic.twitter.com/Ru5ENYAgET
— かたやぶりver2.0 (@katayaburi2) May 30, 2013
これは幅の広い自動改札機ではなく、JRと近鉄を乗り換える際に使用する「IC乗車カード専用乗り換え改札機」ですね。
JR→近鉄の乗り換えの場合、右側のピンクの改札機にタッチ。近鉄→JRの乗り換えの場合、左側の青色の改札機にタッチします。
養老鉄道はICカードは利用できません。
近鉄
桑名駅についたばかりですが、今度は近鉄に乗り換えて名古屋に戻ります(乗り鉄メインのため桑名観光はなし)。
桑名駅には上のような宣伝が貼ってありました。
桑名から名古屋までの運賃は、JR350円に対し近鉄は440円。
しかしJRは単線のため列車本数は少なめ。対して近鉄は列車本数の多さで勝負というところ。
15時6分発の急行に乗車。
名古屋方に増結2両を繋いだ6両編成。増結分の2両はロングシート。4両は転換クロスシートでした。
座席はほぼ埋まっていましたが立ってる人はいなかったですかね。
15時26分近鉄名古屋駅到着。
桑名から乗ってきた5200系。折り返し急行松阪行きとして発車待ちしているところを近鉄名古屋駅で撮影。
車両連結部の侵入防止のやつが、絶対に入らせまいぞ!という気概を感じさせます。
近鉄名古屋駅に停車中の電車を撮影してみました。
2000系普通白塚行き。3両編成。
30000系ビスタEX。4両編成の中間2両はダブルデッカー車です。
22000系ACE。すっきりしたデザインをしています。
近鉄名古屋駅では2015年7月10日から、特急電車の発車メロディを行先・種別によって使い分けています。
名伊特急には西野カナの「Call me up」が使われています。まあ、私としては超豪華観光特急「しまかぜ」に乗りたくて乗りたくて震えているわけですが…。
以上、名古屋~桑名往復記でした。
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近鉄特急発車メロディに採用された「Call me up」を収録!
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