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列車の愛称と同名の四股名をもった力士たち

2017/01/28

2015年6月19日に大相撲一行は石川県の小松ドームで北陸新幹線開業記念巡業「南加賀場所」をおこないました。

石川県までの移動に利用したのはもちろん3月に開業したばかりの北陸新幹線「かがやき」。

その「かがやき」から四股名を付けたのが石川県出身のホープ力士・輝(かがやき)

かがやきと輝のツーショット。

列車愛称と四股名は、地名(出身地)や世界に誇る日本の自然美から名付けられることが多いので、同じものや似通ったりするのも出てきます。

そこで、列車愛称と同じ昭和以降の関取の四股名を調べてみました。


列車愛称と同じ四股名

五十音順。

それぞれ上段が列車の説明。下段が力士の説明。

あけぼの/曙

上野ー青森間を秋田経由で運行していた寝台特急列車。2014年3月15日で定期運用廃止。

若貴兄弟らと鎬を削ったハワイ出身の第64代横綱。現プロレスラー。荻窪にあるアケボノステーキのオーナー。

あさかぜ/朝風

東京と下関・博多間を結んでいた日本最初のブルートレイン。

香川県出身の十両力士。佐渡ヶ嶽部屋。1967年11月新十両で19場所十両を務めました。

あさしお/朝潮

京都から山陰本線経由で鳥取方面まで走っていた特急列車。1996年廃止。

高砂部屋に代々伝わる伝統の四股名。徳之島出身で胸毛が特徴的だった第46代横綱や、大ちゃんの愛称で親しまれた名大関で朝青龍の師匠だった現高砂親方が知られています。

旭川/旭川

旭川を出て遠軽、名寄と経由して旭川に戻ってくる循環急行。1968年廃止。

昭和戦前期の関脇で双葉山の兄弟子。出身地はもちろん北海道旭川市。

有明/有明

博多と長洲の間を結ぶJR鹿児島線の特急。九州新幹線全通前は博多と熊本の間を頻繁に走っていました。

昭和戦前期の力士。はじめ錦谷の四股名で十両。のちに有明に改名。

かがやき/輝

2015年3月に開業した北陸新幹線で、東京・金沢間の速達列車に付けられました。以前に北陸本線を走る特急の名前に使われたことも。

石川県七尾市出身で今後の活躍が期待されるホープ力士。横綱・輪島の親戚でもあります。

月山/月山

仙台(のちに山形)から日本海側の酒田・鶴岡へと走っていた急行。

現・熊ヶ谷親方の金親(元十両)が新十両時に名乗っていた四股名。

神風/神風

近鉄の前身のひとつ参宮急行電鉄が上本町と宇治山田を結ぶ特急に付けた愛称。元は1937年5月24日に東京・ロンドン間の記録飛行に成功した朝日新聞神風号の乗員が伊勢神宮に参拝する折に走らせた臨時特急に付けた愛称。

戦前から戦後にかけて活躍した二所ノ関部屋の名関脇。のちに相撲解説者としてお茶の間の人気者になりました。

きりしま/霧島

主に宮崎と鹿児島の間を結ぶJR九州の特急。過去には東京・大阪から鹿児島方面を結ぶ列車の愛称としても使われてきました。

鹿児島県出身で筋肉美を誇った井筒部屋の大関。現・陸奥部屋。パリッ子をも惚れさせたイケメンぶりから「角界のアラン・ドロン」のあだ名も。

玄海/玄海

最初、大阪-博多間の急行として創設。いくたびの運転区間変更を経て名古屋-博多間の運転になり、さらに山陽新幹線開通により最終的に岡山-博多間の運転に。山陽新幹線全通により廃止されました。

朝日山部屋の十両力士(1992年5月新十両)。「桃太郎」という四股名で取ったこともあります。同じ部屋に「赤鬼」「青鬼」という四股名の力士がいて、他の部屋に桃太郎と名乗る力士が現れて退治された困るということで、先手を打って付けられました。

大雪/大雪

函館-札幌間、のちに札幌-網走間を走っていた急行。

北海道出身の幕内力士。横綱・大鵬との対戦で1回目の仕切りで立ち上がり玉砕しました。

つくばね/筑波嶺

上野と水戸の間を水戸線経由で運転されていた急行。

昭和戦前期の幕内力士。

出島/出島

博多と長崎の間を結んでいた急行。

武蔵川部屋の大関。1999年から2001年にかけて大関を12場所務めました。「出島」は本名なので、長崎県の出島とはもちろん何の関係もありません。

天竜/天竜

新宿または長野から天竜峡へと向かっていた急行列車。

昭和戦前期の出羽海部屋の関脇。待遇改善を訴えて立てこもり多くの力士とともに相撲協会を脱退する騒ぎを起こす(春秋園事件)。戦後は解説者として人気を博しました。

はつしま/初嶋

東京と伊東の間を走っていた準急列車。

戦前の幕内力士・天城山が十両時代に名乗っていた四股名。幕内1場所に終わったものの、のちに協会理事も務めました。

北海/北海

函館と旭川の間を小樽経由で走っていた特急。

昭和戦前期の幕内力士・四海波が十両時代に名乗っていた四股名。

大和/大和

東京-湊町(現・JR難波)間などで運転されていた夜行列車。

1990年代後半に活躍した間垣部屋の幕内力士。四股名は日本っぽいですが、ハワイ出身の外国人力士。横綱・曙とは幼馴染み。

わかしお/若潮

東京から安房鴨川へ外房線経由で運転している特急。

神奈川県出身の幕内力士。戦前から戦後にかけて活躍しました。

 

※昭和より前の時代の力士だったら、雷電(らいでん=北海道を走っていた急行)なんてのもありますね。

 

四股名が特急の名前に!

史上唯一、四股名が特急の名前に採用されたケースがあります。

それは「かいおう」。

福岡県出身の人気大関・魁皇(現・浅香山親方)が現役中の2001年10月より運転開始。

魁皇の出身地・直方と博多を結ぶ特急。早朝と夜間のみの運転という通勤ライナー的な性格の特急。そのため、観光で乗るにはきびしめな感じかもです。

 

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(大相撲四股名研究家:まるほん)

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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