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三賞選考委員会なんていらない!?

2015/09/03

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少なすぎる三賞受賞者

5月場所千秋楽、発表された三賞受賞力士を見て多くの相撲ファンの溜息が漏れました。

三賞受賞力士、敢闘賞・照ノ富士ひとりのみ。

優勝した照ノ富士が敢闘賞を受賞するのは、もちろん当然のことです。

しかし、横綱日馬富士と優勝した照ノ富士に土を付けた佐田の海、初日に横綱白鵬を破った逸ノ城、終盤まで優勝争いに名を連ねた魁聖、幕内初の勝ち越しであと一番勝てば10勝の阿夢露など、受賞候補者がたくさんいたのにもかかわらず。

条件付き(千秋楽の一番に勝てば○○賞受賞など)で挙げられて、負けてしまったのならいざ知らず、条件付きでさえ名前が残らなかったのは選考が厳しすぎるのではという思いです。

 

三賞というのは、戦後まもないころに人気回復策のひとつとして、力士を鼓舞して土俵を活性化するために作られました。受賞を励みにがんばっている力士も多いにちがいありません。

 

しかし、最近ではあまりにも三賞受賞の基準が厳しすぎ、受賞力士がひとりのみといった場所が増加しています(特に2013年以降顕著に)。これでは力士のモチベーションも下がってしまうのではないでしょうか。

力士の気持ちを盛り上げるための三賞で、逆に力士たちの気持ちをさげてしまう。本末転倒ではないでしょうか。

 

せっかく挙がった候補者も粗を探すのは…

三賞選考委員を務める朝日新聞・抜井規泰記者(@nezumi32) が5月場所の三賞選考過程をTwitterに載せたものがtogetterにまとめられていました。

平成27年大相撲夏場所三賞選考について - Togetterまとめ

一連のツイートを見ると、佐田の海、逸ノ城、魁聖も候補として推薦されていたのが分かります(残念ながら阿夢露は推薦されなかったようですが)。

しかし、佐田の海は勝星の中に不戦勝があるというダメ出し?をされているようにみえます。

今回だけでなく、ここ最近の辛い三賞選考事情を振り返ると、せっかく三賞に推薦されても

「途中休場してしまった」

「立ち合いに変化した相撲があった」

「引いたり叩いたりする相撲が多い」

「星を落としている大関に勝ったと言われましても……」

「(同部屋に横綱大関がいるので)上位陣との対戦が少ない」

「(こんな低い地位なら)10番ぐらい勝つのは当然だろう」

等々、厳しい意見が出されることがあります。

せっかく場所の活躍を評価されて推薦されたのに、粗探しされるように否定的な意見が出たら、決を採るときに挙手しずらい雰囲気になってしまうんではないでしょうか。

 

減点主義より加点主義に

活躍が認められて推薦された三賞候補者です。

三賞選考会議では、否定的・後ろ向きな言葉で評価するのを禁止したらいいと思うのですよ。

褒めたり、候補力士の良い場所を共有できる意見を発する。

「○○関は、こうこうだから~賞にふさわしいと思います」

「そうそう、あの相撲もすばらしかった」

「あの一番だけでも技能賞に値する」

そうすると場が明るく前向きなものになり、決を採るときに積極的に手を挙げやすい雰囲気になると思うんですよ。

 

三賞は、幕内力士の励みになる素晴らしい制度です。出し惜しみするんじゃなくてもっと大盤振る舞いしてほしいですね。良い相撲を取って勝っていけば三賞がもらえる。熱戦も増えてさらに盛り上がるにちがいありません。

 

【参考】三賞受賞力士一覧 7 2011年~

 

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(大相撲アンバサダー:まるほん)



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