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【プロ野球記録】1球で勝利投手

2016/06/25

2014年8月30日の楽天VSソフトバンク(コボスタ宮城)で、楽天の横山貴明投手が1球投げただけで勝利投手に。

よ 横山貴明 14083001

 

1-1で迎えた7回表、二死二塁のピンチで登板。ソフトバンク・今宮に初球をセンター前にヒットされ1点を失ったものの、本塁送球の間に進塁を狙った今宮を二塁でアウトにしてチェンジ。その裏味方打線が爆発し一挙8点をいれ勝ち越し、そのまま勝利投手になりました。

しかもこの横山投手、この試合がプロ入り初登板!

今までも、プロ入り初勝利が1球勝利だった投手は何人かいますが、プロ入り初登板で達成したのは史上初の出来事です。さらに打者にヒットを打たれたにもかかわらず1球勝利投手も初めてです。

 

1球投げただけで勝利投手になったのは、横山で37人目。

赤文字はプロ初勝利。

記録日  選手(所属球団) 対戦相手
 1  1963年08月21日  G.ミケンズ(近鉄)  南海
 2  1966年08月26日  板東英二(中日)  巨人
 3  1967年08月15日  菅原勝矢(巨人)  阪神
 4  1968年06月30日  安仁屋宗八(広島)  阪神
 5  1971年05月13日  宮本洋二郎(広島)  ヤクルト
 6  1985年04月25日  高橋里志(近鉄)  南海
 7  1986年05月10日  土屋正勝(ロッテ)  西武
 8  1993年10月21日  弓長起浩(阪神)  広島
 9  1999年07月11日  落合英二(中日)  阪神
 10  2000年05月25日  森中聖雄(横浜)  巨人
 11  2000年06月02日  吉田修司(ダイエー)  ロッテ
 12  2000年08月03日  葛西稔(阪神)  中日
 13  2001年05月29日  山崎貴弘(ロッテ)  ダイエー
 14  2001年07月27日  後藤光貴(西武)  日本ハム
 15  2001年09月24日  愛敬尚史(近鉄)  西武
 16  2003年10月12日  林昌樹(広島)  ヤクルト
 17  2004年04月28日  小野晋吾(ロッテ)  ダイエー
 18  2004年07月07日  土肥義弘(横浜)  巨人
 19  2004年07月27日  岡島秀樹(巨人)  広島
 20  2005年06月11日  山崎健(ロッテ)  中日
 21  2006年05月02日  五十嵐亮太(ヤクルト)  広島
 22  2006年08月01日  石井貴(西武)  ロッテ
 23  2007年07月31日  平井正史(中日)  広島
 24  2007年08月12日  江尻慎太郎(日本ハム)  西武
 25  2007年09月07日  C.ニコースキー(ソフトバンク)  オリックス
 26  2008年10月07日  佐竹健太(楽天)  ソフトバンク
 27  2009年04月24日  小林正人(中日)  巨人
 28  2009年08月25日  清水章夫(オリックス)  日本ハム
 29  2010年08月01日  真田裕貴(横浜)  ヤクルト
 30  2010年08月10日  渡辺恒樹(ヤクルト)  巨人
 31  2011年08月08日  石井裕也(日本ハム)  楽天
 32  2011年08月25日  山村宏樹(楽天)  日本ハム
 33  2012年05月20日  谷元圭介(日本ハム)  広島
 34  2013年08月31日  田島慎二(中日)  巨人
 35  2014年06月15日  土田瑞起(巨人)  楽天
 36  2014年07月22日  金田和之(阪神)  巨人
 37  2014年08月30日  横山貴明(楽天)  ソフトバンク
 38  2014年09月09日  益田直也(ロッテ)  西武
 39  2016年06月11日  金刃憲人(楽天)  広島
 40  2016年06月25日  金刃憲人(楽天)  ソフトバンク

20世紀中は、第1号のミケンズが記録した1963年からの37年間に12回だったのに対して、21世紀に入ってからは2002年を除く毎年で記録されて14年間で25回も出ています。

昔は先発完投が当たり前で投手交代も少なかったですが、最近はワンポイントリリーフが多く使われるなど投手の分業制が当たり前になってきたからでしょうね。

 

第1号のミケンズは、同点の9回表一死一塁で登板し併殺打で仕留め、9回裏味方がサヨナラ勝ちし勝利投手になりました。

 

落合英二は、1球勝利の他にも、1球敗戦、1球セーブ、1球ホールドと投手の1球記録をコンプリートしました。

 

山崎貴弘は、1球勝利がプロ初勝利となった第1号。しかもプロとしての勝利はこのときの1球勝利だけに終わってしまいました。

 

来日初勝利が1球勝利となった二コースキーは、MLBアトランタ・ブレーブス時代の2005年にも1球勝利を経験しており、日米両国で1球勝利を記録した史上初の選手になりました。

 

37人目の横山貴明は、史上初めてプロ初登板で1球勝利を達成しました。他の投手はたとえ1球だとしても打者を打ち取ってるわけですが、横山の場合はそれですらないという(走者の判断ミス)。

 

2016年6月11日に1球勝利の金刃憲人は、2週間後の6月25日にも1球勝利。1人で2回目の1球勝利も初めてなら、1ヶ月に2回も1球勝利という有り得ないレベルの奇跡の記録になりました。

 

メモ 02先発で100球以上投げて1点に抑えても味方が0点だと勝ちがつかないのに、1球投げただけで勝ちが付く人もいる。だから野球はおもしろい!

 

 

《参考文献・参考サイト》

勝利投手-Wikipedia

楽天 横山 史上初の初登板1球勝利投手 中前打を打たれて「恥ずかしい」(スポニチ Suponichi Annex)

『プロ野球データブック《最新版》』(宇佐美徹也/著・講談社文庫)

 

 

★★★こういった記録もあります★★★

1球で敗戦投手(今後掲載予定)

1球でセーブ (今後掲載予定)

打者0人で勝利した投手(今後掲載予定)

 

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