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【大相撲記録】十両筆頭で勝ち越しながら入幕ならず

2018年3月場所の新番付が発表されました。

前場所(2018年1月場所)、西十両筆頭で8勝7敗と勝ち越した旭大星が、3月場所の新番付では東十両筆頭と十両に留め置かれ、悲願の新入幕はお預けとなってしまいました。

 

1月場所、幕内から陥落する成績だった力士は3名だけ。対して十両上位に幕内へ上がれるだけの好成績を上げた力士が4名もいました。

◆1月場所十両上位成績

地位 西
妙義龍 10勝5敗 十両1 旭大星 8勝7敗
東龍 7勝8敗 十両2 碧山 9勝6敗
貴ノ岩 全休 十両3 英乃海 10勝5敗

赤文字の力士が3月場所入幕(いずれも再入幕)

10勝をあげた妙義龍と英乃海は文句なし。残り1枠は旭大星と碧山の比較となりましたが、勝ち星の多いほうが優先された形となりました。

結果、涙をのんだ旭大星。1998年5月場所の北勝鬨以来となる北海道出身幕内力士の復活はなりませんでした。

 

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今回の旭大星のように、十両筆頭で勝ち越しながら入幕できない不運にみまわれたケースは、2001年7月場所の光法以来17年ぶり46回目(42人目)になります。(1場所15日制が定着した1949年5月場所以降)

 

十両筆頭で勝ち越しながら入幕できなかった力士

場所 力士 成績 翌場所
1952/01 小坂川 西 8勝7敗 東1 9勝6敗
1957/05 愛宕山 西 8勝7敗 東1 13勝2敗
1959/03 鳴門海 西 8勝7敗 東1 9勝6敗
1959/07 若乃国 西 8勝7敗 東1 8勝7敗
1960/07 羽子錦 東 9勝6敗 東1 4勝11敗
1960/07 明歩谷 西 9勝6敗 西1 10勝5敗
1960/11 金ノ花 西 8勝7敗 東1 10勝5敗
1961/05 若秩父 西 8勝7敗 東1 13勝2敗
1962/09 栗家山 西 8勝7敗 東1 6勝9敗×
1963/03 花光 8勝7敗 東1 6勝9敗
1963/05 栃王山 西 9勝6敗 東1 9勝6敗
1964/03 松前山 8勝7敗 東1 9勝6敗
1964/03 扇山 西 8勝7敗 西1 5勝10敗
1965/11 若ノ国 西 9勝6敗 東1 6勝9敗
1966/03 玉嵐 西 8勝7敗 東1 3勝12敗×
1967/01 北の花 西 8勝7敗 西1 10勝5敗
1967/03 北の花 西 10勝5敗 東1 5勝10敗
1967/05 栃王山 西 8勝7敗 東1 4勝11敗
1968/05 大文字 8勝7敗 東1 5勝10敗
1968/05 若見山 西 8勝7敗 西1 14勝1敗
1970/09 旭国 8勝7敗 西1 全休
1971/03 琉王 8勝7敗 東1 11勝4敗
1972/03 大竜川 西 8勝7敗 東1 10勝5敗
1973/03 大旺 西 8勝7敗 東1 8勝7敗
1978/07 大豪 西 8勝7敗 西1 6勝9敗×
1980/01 飛騨乃花 西 8勝7敗 西1 5勝10敗
1982/09 若瀬川 西 8勝7敗 東1 9勝6敗
1984/03 栃赤城 西 8勝7敗 東1 5勝10敗
1984/09 鷲羽山 西 8勝7敗 東1 6勝9敗×
1985/07 前乃臻 西 8勝7敗 東1 8勝7敗
1986/03 港龍 西 8勝7敗 東1 8勝7敗
1987/03 琴稲妻 西 8勝7敗 東1 5勝10敗
1987/09 花ノ国 西 8勝7敗 東1 6勝9敗
1987/11 大乃花 西 9勝6敗 東1 8勝7敗
1988/09 花ノ藤 西 8勝7敗 東1 5勝10敗
1989/07 前乃森 西 8勝7敗 東1 7勝8敗×
1990/05 貴闘力 西 9勝6敗 東1 10勝5敗
1991/03 栃司 西 9勝6敗 東1 6勝9敗
1995/11 久島海 8勝7敗 東1 7勝8敗
1997/05 千代大海 西 9勝6敗 東1 11勝4敗
1998/09 金開山 8勝7敗 東1 8勝7敗
1999/11 追風海 西 8勝7敗 東1 12勝3敗
2000/07 琴錦 西 8勝7敗 東1 1勝7敗×
2001/03 若光翔 西 8勝7敗 東1 6勝9敗×
2001/07 光法 西 8勝7敗 東1 8勝7敗
2018/01 旭大星 西 8勝7敗 東1

記号

◎…翌場所後新入幕

×…以後、一度も幕内復帰できずに引退

▼…幕内経験なしで引退

 

◆地位成績別内訳

西1・8勝7敗 30回
東1・8勝7敗 7回
西1・9勝6敗 7回
東1・9勝6敗 1回
西1・10勝5敗 1回

 

4力士が2回経験

若ノ国(若乃国)、北の花、栃王山、前乃森(前乃臻)の4力士が十両筆頭留め置きを2回経験。

北の花は1967年1月場所西十両筆頭で8勝7敗、翌3月場所同じ西十両筆頭に留め置かれ新入幕を逃しました。

この3月場所で10勝5敗の好成績をあげ、よし今度こそ新入幕!と思いきや、幕内6人十両10人の定員を減らす番付大削減がおこなわれたため、翌場所東に回っただけになりました。

5月場所はがっくりきたのか5勝10敗。北の花悲願の新入幕は1年後の1968年5月場所になってしまいました。

 

幕内に届かなかったのは1人

十両筆頭で勝ち越しながら入幕できなかった力士のうちで、1回も幕内に上がることができなかったのは花ノ藤ただ1人(現役の旭大星を除く)。

1988年9月場所西十両筆頭で8勝7敗。翌場所は東十両筆頭に留め置かれ5勝10敗と負け越し新入幕のチャンスを逸しました。

ちなみに花ノ藤が幕内力士と対戦するために幕内の土俵に上がったのは4回で1勝3敗でした。(1勝は1989年11月場所12日目に旭豪山から)

 

次は北十両筆頭?

1997年5月場所に西十両筆頭で9勝6敗を上げながら、翌場所東十両筆頭に留め置かれた千代大海。

1996年11月場所、西十両3枚目で11勝4敗の好成績を上げながら翌場所東十両筆頭に留め置かれたのに続く不運。(しかもその場所まさかの2勝13敗と大敗)

番付運のあまりの悪さに「勝ち越しても、今度は北十両筆頭に留め置かれるんじゃない?」と自虐的なコメント。

1997年7月場所は11勝4敗で見事に十両優勝を飾り、文句なく新入幕を決めました。

 

旭大星は番付運の悪さに腐ることなく、1992年1月場所の立洸以来となる北海道出身力士の新入幕を決めることができるか注目です。

 

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