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【大相撲記録】序ノ口から20連勝以上した力士 炎鵬が21連勝で新幕下に

2017/11/17

2017年9月場所、宮城野部屋の炎鵬(えんほう)は三段目で7戦全勝し優勝決定戦にも勝って三段目優勝を飾りました。

 

 

金沢学院大学の相撲部で活躍し10個のタイトルを獲得。横綱白鵬の内弟子として宮城野部屋に入門し2017年3月場所に初土俵。

5月場所は序ノ口、7月場所は序二段でともに7戦全勝。9月場所も三段目で7戦全勝で、初めて序ノ口の番付に付いて以来21連勝となりました。

11月場所の番付は西幕下14枚目。もしこのまま連勝を続けて7戦全勝し、通算の連勝記録を28まで伸ばすと、各段1場所で突破して十両に昇進するという年6場所制が定着して以来初めてとなる記録の可能性が高まります。

 

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序ノ口から20連勝以上した力士

連勝 力士
1位 27連勝 佐久間山(常幸龍)
2位 26連勝 板井
2位 26連勝 志賀(栃東)
4位 22連勝 時天空
5位 21連勝 琴天山
5位 21連勝 炎鵬
7位 20連勝 深尾(明瀬山)
7位 20連勝 安彦(剣翔)

※序ノ口に初めて番付に付いてから。上位から転落後に序ノ口から連勝したケースは含めない。

※前相撲は記録に含めない。

 

1位 27連勝 佐久間山(常幸龍)

2011年5月場所初土俵。

連勝 2011年7月 西序ノ口5 優
1 2日目 ○徳ノ海
2 4日目 ○長谷山
3 5日目 ○入江
4 7日目 ○渡辺
5 9日目 ○森
6 11日目 ○八菅山
7 13日目 ○今福
決定戦 ○笹ノ山(大成道)
2011年9月 西序二段12
8 初日 ○大天白
9 4日目 ○朝興貴
10 6日目 ○大忍
11 8日目 ○大花
12 10日目 ○若鹿錦
13 11日目 ○荒獅子
14 13日目 ○華瀬川
決定戦 ●渡辺
2011年11月 東三段目21 優
15 2日目 ○三浦
16 4日目 ○大翔龍
17 6日目 ○安芸乃川
18 8日目 ○照強
19 9日目 ○宝香鵬
20 11日目 ○克乃富士
21 13日目 ○荒闘司
決定戦 ○若三勝(照ノ富士)
2012年1月 東幕下15 優
22 2日目 ○鬼嵐
23 3日目 ○華王錦
24 6日目 ○貴ノ岩
25 8日目 ○寺下(丹蔵)
26 9日目 ○千代皇
27 11日目 ○安芸乃川
× 13日目 ●千昇

日大卒業後に佐久間山の四股名で初土俵。

東幕下15枚目にいた2012年1月場所11日目に、板井の記録を抜く27連勝の新記録。

勝てば各段1場所で突破での新十両が決まる13日目の相撲で千昇に敗れて連勝ストップ。惜しくも十両入りは逃しました。

6勝1敗で並んだ8人の優勝決定戦を勝ち抜いて幕下優勝。

翌3月場所、東幕下4枚目で5勝2敗と勝ち越し、序ノ口から6場所目での十両昇進を決めました。これは板井・土佐豊と並び年6場所制になってから最速の記録です。

十両昇進を機に佐久間山から常幸龍に改名。

【参考】【大相撲記録】十両スピード昇進記録

 

2位 26連勝 板井

1978年9月場所初土俵

連勝 1978年11月 東序ノ口17 優
1 初日 ○長江
2 3日目 ○高越山
3 5日目 ○黒沼
4 8日目 ○菊池山
5 9日目 ○北海龍
6 12日目 ○琴霧島
7 13日目 ○琴東郷
1979年1月 西序二段24 優
8 2日目 ○雷王
9 4日目 ○宮城花
10 6日目 ○琴黒潮
11 8日目 ○英錦
12 10日目 ○出羽旭
13 12日目 ○佐渡錦
14 13日目 ○花昇
決定戦 ○高越山
1979年3月 東三段目34 優
15 2日目 ○永本(大竜)
16 4日目 ○琴嵐
17 5日目 ○田巻
18 7日目 ○太擁
19 9日目 ○千葉乃海
20 11日目 ○大乃嶺
21 13日目 ○関の花
1979年5月 東幕下29
22 2日目 ○今井山
23 4日目 ○騰の湖
24 6日目 ○諏訪田
25 8日目 ○大駒
26 10日目 ○佐ノ藤
× 11日目 ●大錦

実業団・黒崎窯業から大鳴門部屋に入門。

序ノ口から連戦連勝して、東幕下29枚目で迎えた1979年5月場所11日目。この場所1場所だけたまたま幕下に陥落していた元小結の大錦にさすがに貫録負けして、ついに連勝がストップしました。

5月場所は6勝1敗で終え、翌7月場所は東幕下4枚目で5勝2敗と勝ち越し、最速記録で十両昇進。

最高位は小結。張り手の雨あられで大乃国キラーとして活躍。横綱千代の富士の最後の白星の相手となりました。

 

2位 26連勝 志賀(栃東)

1994年11月場所初土俵

連勝 1995年1月 西序ノ口47
1 8日目 ○羽賀
2 9日目 ○式乃川
3 11日目 ○菅原
4 14日目 ○稲子
1995年3月 東序ノ口3 優
5 2日目 ○西川
6 3日目 ○玉剛
7 5日目 ○保田
8 7日目 ○克己山
9 9日目 ○鈴の花
10 11日目 ○力天山
11 13日目 ○栃ノ山
1995年5月 東序二段20 優
12 初日 ○岩海
13 4日目 ○光金
14 5日目 ○坂口
15 8日目 ○琴日野
16 9日目 ○直疾
17 11日目 ○黒澤
18 13日目 ○栃ノ山
決定戦 ○奈良光
決定戦 ○天一
1994年7月 東三段目32 優
19 2日目 ○指宿
20 3日目 ○国立
21 5日目 ○坂尾
22 7日目 ○白崎
23 10日目 ○日高山
24 12日目 ○岸の里
25 13日目 ○栃清水
決定戦 ○横田
1995年9月 東幕下23
26 2日目 ○石崎(寿山)
× 3日目 ●出羽嵐

明大中野高校3年のときに高校横綱となり、在学中に初土俵。

1995年1月場所は、場所前の稽古で膝を痛め前半を休場。4番目の相撲から出場し4勝0敗3休。

勝ち越したものの翌3月場所も序ノ口に据え置かれました。連勝記録を作った力士にしては珍しく序ノ口を2場所も経験しています。

1995年9月場所3日目に出羽嵐に負け連勝は26でストップしました。

最高位は大関。序ノ口から幕内までの各段全てで優勝を経験。横綱羽黒山以来2人目。

 

4位 22連勝 時天空

2002年7月場所初土俵

連勝 2002年9月 西序ノ口40 優
1 初日 ○高洲富士
2 4日目 ○仲の国
3 6日目 ○濵﨑
4 7日目 ○足立
5 9日目 ○栃雄山
6 12日目 ○安芸旭
7 13日目 ○鬪鵬
2002年11月 東序二段30 優
8 2日目 ○宮乃島
9 4日目 ○神海力
10 5日目 ○佐藤山
11 8日目 ○豊海
12 9日目 ○太田
13 12日目 ○清城
14 13日目 ○荒慧
決定戦 ○棟方
2003年1月 西三段目33 優
15 2日目 ○若駿河
16 3日目 ○塙ノ里
17 6日目 ○旭照天
18 7日目 ○早瀬川
19 10日目 ○福太郎
20 11日目 ○保志光
21 13日目 ○宮本
決定戦 ○豊ノ島
2003年3月 東幕下22
22 初日 ○若東龍
× 3日目 ●古市

モンゴル出身。東農大在学中に時津風部屋に入門。

三段目の優勝決定戦では同部屋の豊ノ島を下して優勝を決めました。

入門時から鋭い足技を次々と繰り出し、2002年11月場所の佐藤山戦、2003年1月3日目の塙ノ里戦では、二枚蹴りを決めています。

最高位は小結。

 

5位 21連勝 琴天山

1985年11月場所初土俵

連勝 1986年1月 西序ノ口40 優
1 初日 ○松前山
2 3日目 ○石井
3 6日目 ○三浦
4 7日目 ○松川
5 10日目 ○樋口
6 12日目 ○金親
7 13日目 ○玉幟
1986年3月 東序二段54 優
8 初日 ○霧乃花
9 4日目 ○佐嘉乃里
10 5日目 ○久保
11 8日目 ○旭森
12 10日目 ○東尋坊
13 11日目 ○島光
14 13日目 ○貴乃海
決定戦 ○美和乃国
1986年5月 西三段目53 優
15 2日目 ○明石山
16 4日目 ○芳昇
17 5日目 ○魁晃
18 8日目 ○郁田山
19 10日目 ○島武蔵
20 12日目 ○大魁山
21 13日目 ○小岩井(小城乃花)

カナダ出身の元レスリングジュニアチャンピオン。本名のジョン・テンタから最初の四股名は琴天太。三段目のときに琴天山に改名。

圧倒的な強さで21連勝。翌7月場所は東幕下43枚目となりましたが、相撲の世界になじめず場所前に通訳を務めていた女性と共に失踪し廃業(引退)。

無敗のまま相撲界を疾走していきました。のちにプロレスに転向。

 

5位 21連勝 炎鵬★

2017年3月場所初土俵

連勝 2017年5月 東序ノ口9 優
1 2日目 ○聖冴
2 4日目 ○田井中
3 6日目 ○光内
4 8日目 ○栃幸大
5 10日目 ○阿部桜
6 11日目 ○田邉
7 13日目 ○隆の成
2017年7月 東序二段10 優
8 初日 ○大勢竜
9 3日目 ○田子ノ藤
10 6日目 ○常川
11 7日目 ○福ノ富士
12 9日目 ○藤乃若
13 11日目 ○田邉
14 13日目 ○将豊竜
決定戦 ○舛乃山
2017年9月 西三段目18 優
15 初日 ○深海山
16 4日目 ○大翔岩
17 6日目 ○飛天龍
18 7日目 ○竜虎
19 9日目 ○一木
20 11日目 ○本多
21 13日目 ○田邉
決定戦 ○満津田
2017年11月 西幕下14
× 2日目 ●常幸龍

金沢学院大学を卒業し、白鵬の内弟子として宮城野部屋に入門。

169cm、94kgと小柄ながら、三段目まで無敗の快進撃。

11月場所2日目、序ノ口からの連勝記録をもつ常幸龍(元・佐久間山)に敗れ連勝はストップ。

同じ金沢学院大学出身で、同時に初土俵を踏んだ田邉も各場所炎鵬に敗れただけの6勝1敗で追いかけていて、こちらも楽しみ。

 

7位 20連勝 深尾(明瀬山)

2008年1月場所初土俵

連勝 2008年3月 東序ノ口26 優
1 2日目 ○慶
2 3日目 ○浜田山
3 5日目 ○藤東
4 8日目 ○誉富士
5 9日目 ○式乃川
6 11日目 ○野口
7 13日目 ○千代錦
2008年5月 東序二段24
8 2日目 ○福生乃花
9 4日目 ○琴柏谷
10 5日目 ○香富士
11 8日目 ○紀の川
12 9日目 ○片桐
13 11日目 ○玄海丸
14 13日目 ○大翔岩
決定戦 ●誉富士
2008年7月 東三段目30
15 2日目 ○豊後錦
16 4日目 ○薩摩錦
17 5日目 ○千代の花
18 7日目 ○琴鳳
19 9日目 ○心勇
20 11日目 ○氣魄
× 13日目 ●駿河司

日大から角界入り。一見のんびりしているかのように見えるが(失礼!)、入門してからは快進撃で幕下まで駆け上がったのである。

三段目で全勝を懸けた一番で敗れ、連勝は20でストップ。

 

7位 20連勝 安彦(剣翔)

2014年1月場所初土俵

連勝 2014年3月 西序ノ口12 優
1 初日 ○宮内
2 3日目 ○水田
3 5日目 ○虎太郎
4 7日目 ○魁将
5 9日目 ○越前山
6 11日目 ○梅津
7 13日目 ○石原
2014年5月 西序二段11 優
8 2日目 ○加賀ノ花
9 3日目 ○佐藤
10 5日目 ○蘆隆山
11 7日目 ○魁鵬
12 9日目 ○荒行志
13 12日目 ○北海龍
14 13日目 ○魁将
2014年7月 東三段目21
15 2日目 ○能登櫻
16 4日目 ○棚橋
17 5日目 ○朝興貴
18 8日目 ○琴福寿
19 9日目 ○笹山
20 11日目 ○水戸司
× 13日目 ●飛燕力

日大から追手風部屋に入門。

2014年7月場所、3場所連続優勝が懸かった13日目の一番に敗れて連勝がストップ。

 

 

ちなみに、ケガで十両や幕下などの上位から序ノ口以下に転落してきてからの連勝記録は、

飛翔富士が2015年3月初日(序ノ口)から2015年9月2日目(幕下)までの22連勝

竜電が2014年7月13日目(序ノ口)から2015年1月13日目(三段目)までの22連勝

北勝国が2010年11月2日目(序ノ口)から2011年5月13日目(三段目)までの21連勝

 

いずれも一度十両に昇進しながら、ケガのため序ノ口まで転落(飛翔富士と北勝国は前相撲まで)して復活したもの。北勝国と竜電の2人が十両返り咲きを果たしています。飛翔富士は幕下11枚目まで番付を戻しましたが十両復帰はなりませんでした。

 

 

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