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【高校野球】延長で引き分け再試合

史上初 2試合連続延長15回引き分け再試合

2017年春のセンバツ。2回戦3試合がおこなわれた3月26日は、史上初めて延長15回引き分けの試合が2試合続く日となりました。

第1試合は報徳学園(兵庫)が前橋育英(群馬)に4-0の完封勝ち。

 

第2試合から長~い長い戦いの幕が開きました。

2017年春 2回戦 福岡大大濠-滋賀学園

福 000 000 010 000 000=1
滋 100 000 000 000 000=1

滋賀学園が福岡大大濠の先発・三浦銀二投手の立ち上がりを攻め1点を先制。福岡大大濠も8回に1点を返して1-1の同点。そのまま両チームともゼロを重ねて延長15回引き分けとなりました。

福岡大大濠の三浦投手は完投して投球数は196球。滋賀学園は1回戦の東海大市原望洋戦でも延長14回を戦っており2試合で29イニングを戦ったことになります。

 

2017年春 2回戦 福井工大福井-健大高崎(群馬)

福 000 033 001 000 000=7
健 004 010 101 000 000=7

前半は派手な点の取り合い。福井工大が1点リードの9回裏、健大高崎が2死二、三塁から二塁走者がわざと飛び出し、牽制球が二塁に送られている間に三塁走者が本塁に還るというトリックプレーで同点に追いつき延長戦に。

その後はうってかわって両チームよく守り点が入らないまま15回引き分けになりました。

 

再試合は翌々日の3月28日。

滋 110 010 000=3
福 210 020 00×=5

3-3で迎えた5回裏、福岡大大濠・古賀選手の2ランホームランで決着をつけました。

福 000 000 002=2
健 400 600 00×=10

健大高崎・山下選手の今大会自身2本目の満塁ホームランなどで福井工大福井に大差をつけて勝利。

 

今までの延長引き分け再試合

1958年4月におこなわれた高校野球春季四国大会において、徳島商の板東英二が準決勝の高知商戦で延長16回完投勝ち。続く決勝の高松商戦でも延長25回を完投(準優勝)。

2日に渡る計41イニングの熱投が話題になり、高野連は急遽「延長18回を終えて引き分けの場合はその時点で試合を終了し、後日再試合を行う」というルールを制定しました。

 

1958年夏 準々決勝 徳島商-魚津(富山)

徳 000 000 000 000 000 000=0
魚 000 000 000 000 000 000=0

「延長18回引き分け再試合」の適用を初めて受けたのは、他でもないルール制定の原因となった徳島商の板東英二投手。魚津・村椿輝雄投手との壮絶な投げ合いでスコアボードには18×2で36個のゆでたまご……ではなく0点が並び続けました。

延長18回と再試合を投げ切った板東投手は、その後も準決勝・決勝と投げ続けるマジカルパワーを見せました。(惜しくも決勝で敗退)

▼再試合
徳 000 102 000=3
魚 000 000 100=1

 

1962年春 準々決勝 作新学院(栃木)-八幡商(滋賀)

作 000 000 000 000 000 000=0
八 000 000 000 000 000 000=0

作新学院・八木沢荘六投手と八幡商・駒井征男投手の投げ合いでセンバツ史上唯一の延長18回引き分け。再試合を勝利した作新学院はそのままセンバツ優勝。夏も制して史上初の春夏連覇を達成しました。

▼再試合

作 000 100 010=2
八 000 000 000=0

 

1964年夏 1回戦 掛川西(静岡)-八代東(熊本)

掛 000 000 000 000 000 000=0
八 000 000 000 000 000 000=0

開幕直後の第1戦が延長18回引き分け再試合。掛川西・山崎道夫投手と八代東・池田純一投手の投げ合い。池田投手はのち阪神入り。

▼再試合

八 200 000 000=2
掛 300 020 10×=6

 

1969年夏 決勝 松山商(愛媛)-三沢(青森)

松 000 000 000 000 000 000=0
三 000 000 000 000 000 000=0

松山商・井上明投手と三沢・太田幸司投手の投げ合い。負けた太田投手の人気が大爆発。太田投手へのファンレターが「東北地方 太田幸司様」という宛名だけで届いたエピソードはよく語られています。

▼再試合

松 200 002 000 =4
三 100 000 100 =2

 

1998年夏、横浜とPL学園の延長17回の死闘で横浜の松坂大輔投手が1人で250球投げ切ったあたりから議論が沸き起こり、2000年春から延長再試合規定が18回から15回に変更されました。

 

2003年春 準々決勝 東洋大姫路(兵庫)-花咲徳栄(埼玉)

花 000 000 000 100 001=2
東 000 000 000 100 001=2

東洋大姫路・アン投手と花咲徳栄・福本真史投手の投げ合い。

▼再試合

花 200 201 000 0=5
東 000 210 200 1×=6

再試合も延長となり、10回裏サヨナラ暴投で決着。

 

2006年春 2回戦 早稲田実(東京)-関西(岡山)

早 000 021 301 000 000=7
関 001 010 203 000 000=7

早稲田実・斎藤佑樹投手と関西・ダース投手の投げ合い。

▼再試合

早 001 010 002=4
関 000 000 120=3

 

2006年夏 決勝 早稲田実(西東京)-駒大苫小牧(南北海道)

駒 000 000 010 000 000=1
早 000 000 010 000 000=1

早稲田実・斎藤佑樹投手(ハンカチ王子)と駒大苫小牧・田中将大投手(まーくん)の投げ合い。1年間で甲子園で2回も引き分け再試合を戦ったのは斎藤投手1人だけ。

▼再試合

駒 000 001 002=3
早 110 001 10×=4

 

2007年夏 2回戦 佐賀北-宇治山田商(三重)

佐 200 001 100 000 000=4
宇 000 040 000 000 000=4

「がばい旋風」を引き起こした佐賀北。前年に引き続き、引き分け再試合を制した高校が優勝を果たしました。

▼再試合

佐 000 103 410=9
宇 001 000 000=1

 

2008年春 3回戦 平安(京都)-鹿児島工

平 000 000 200 100 000=3
鹿 000 000 200 100 000=3

2008年4月1日に校名が「龍谷大平安」に変わったので、「平安」の名前で最後の甲子園勝利。

▼再試合

鹿 000 000 000=0
平 000 100 00×=1

 

2014年春 2回戦 桐生第一(群馬)-広島新庄

桐 000 000 010 000 000=1
広 010 000 000 000 000=1

広島新庄は前年夏(2013年夏)の広島大会決勝で、瀬戸内相手に0-0の引き分け再試合をおこなっているんですよね。現在巨人に在籍している田口がエースでしたが瀬戸内に惜敗しました。

▼再試合

広 000 000 000=0
桐 100 000 30×=4

 

 

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