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【大相撲記録】スピード関脇とスロー関脇

さる2017年1月場所、新関脇が2人誕生しました。

東に玉鷲、西に正代。この2人が新関脇として登場したわけですが、関脇に上がるまでの道のりが対照的なものとなりました。

 

東農大出身の正代は2014年3月の初土俵から3年たらずのわずか17場所目で関脇まで上がりました。栃東、琴欧州らと並び歴代2位のスピード出世です。恵まれた素質で将来の活躍が大いに期待されます。

 

一方、モンゴル出身の玉鷲は2004年1月が初土俵で、丸13年77場所かけて関脇の座を射止めました。玉鷲は2008年9月に新入幕。以後は時折十両との往復もあるなど、幕内中堅どころを行ったりきたりのあまりぱっとしない感じの土俵でしたが、30歳を過ぎたあたりから徐々に覚醒。ここ最近では突っ張りの威力も出てきて上位陣からの星も上がるようになり、ついに32歳で関脇に昇進しました。関脇でも2場所続けて勝ち越して、その座を維持するなど今まさに玉鷲の相撲が花開いた感があります。

 

それでは歴代のスピード関脇とスロー関脇のそれぞれ10傑を紹介します。(2017年3月場所現在)

 

 

スピード関脇

年6場所制が定着した1958年以降。幕下・三段目付出しを除く。

順位 力士 場所 初土俵 新関脇 最高位
1 小錦 14 1982/07 1984/11 大関
2 栃東 17 1994/11 1997/09 大関
2 琴欧州 17 2002/11 2005/09 大関
2 正代 17 2014/03 2017/01 (関脇)
5 武蔵丸 18 1989/09 1992/09 横綱
5 朝青龍 18 1999/01 2002/01 横綱
7 19 1988/03 1991/05 横綱
8 貴花田 21 1988/03 1991/09 横綱
9 阿覧 22 2007/01 2010/09 関脇
10 照ノ富士 23 2011/05 2015/03 (大関)

※改名 琴欧州→琴欧洲 貴花田→貴乃花

1位はわずか2年あまり14場所で関脇の座に就いたハワイの黒船・小錦。新関脇直前の場所にあたる1984年月場所では、前頭6枚目で横綱大関陣を連日吹っ飛ばす大活躍で優勝争いに最後まで加わりました。

9位の阿覧以外はみな横綱大関へと上がっているので正代に対する期待も膨らみます。

 

スロー関脇

順位 力士 場所数 初土俵 新関脇
1 青葉城 116 1964/03 1983/07
2 琴ノ若 88 1984/05 1999/11
3 魁輝 83 1965/09 1979/07
4 福の花 78 1958/01 1971/01
5 鳳凰 77 1971/09 1984/07
5 玉鷲 77 2004/01 2017/01
7 豪風 73 2002/05 2014/09
8 北瀬海 72 194/07 1976/07
8 若翔洋 72 1981/05 1993/05
10 霧島 71 1975/03 1987/01
10 嘉風 71 2004/01 2016/01

1位の青葉城は、あと少しで初土俵から20年に届こうかという116場所をかけての新関脇。2位以下を大きく引き離しています。

1975年1月場所に新入幕して、5場所目の1975年9月場所には新小結にあがったものの、それからさらに約8年たってようやくの関脇でした。関脇は1場所で陥落したもののその後も土俵には上がり続け、1986年7月場所限りで引退。初土俵から1日も休場することなく連続1630回の出場はギネスブックにも登録されました。

さすがに10位の霧島以外はみんな関脇どまり。霧島は新関脇の場所は1場所で陥落したものの、肉体改造に成功し筋肉ムキムキになって関脇に返り咲き、1990年5月場所で初土俵から91場所という史上最スローで大関昇進を果たしました。

スロー関脇10位以内のうち関脇で勝ち越し経験のあるのは、大関に上がった霧島のほかは、琴ノ若、嘉風、玉鷲のみ。嘉風も玉鷲と同じく30歳を過ぎてから幕内上位で生き生きとした相撲を取るようになりました。これからも両力士の若々しい活躍が長く見られることを期待します!

 

 

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