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茅ヶ崎高砂緑地「松籟庵」の無料公開に行ってきました(2016年11月3日)

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2016年11月3日(木・祝)、茅ヶ崎市の高砂緑地にて茶室・書院「松籟庵(しょうらいあん)」の無料開放がおこなわれたので行ってきました。

1991年11月3日に茶道や文化活動に親しんでいくための施設として開館した松籟庵。開設25周年の節目として建物内が無料開放されました。

 

高砂緑地の歴史

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入り口付近に高砂緑地の歴史がまとめられていました。

高砂は、「たかさご」ではなく「たかすな」と読みます。

ざっくりと高砂緑地の歴史を振り返ると……

明治30年代 川上音二郎・貞奴夫妻が別荘を設ける

1919年(大正8年) 実業家・原安三郎が別荘とするため購入、松籟荘と名付ける

1931年(昭和6年) 敷地内に新たに主屋を建てる

1932年(昭和7年) 廻遊式の日本庭園やその他の建物を建てる

1984年(昭和59年) 茅ヶ崎市が松籟荘を買い取り、高砂緑地として公開

1991年(平成3年) 緑地の一画に茶室を建て松籟庵と名付ける

 

 

松籟庵 無料公開

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約80年前に造られた日本庭園の中を通り松籟庵へと向かいました。

無料公開ということだったので、ぱーっと一通り茶室とかを眺めて帰るだけのものと思っていたら、学芸員さんらしき方が3~4人いらして、お客さんをそれぞれ5~10名ずつまとめて20分から30分ぐらいかけて松籟庵の中を懇切丁寧に説明してくださるものでした。

書院や茶室の造りの細やかな説明など無料でやっていただくのが申し訳ないくらいの懇切丁寧なものでした。

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こういったプリントなども一人一人に配って丁寧に説明していただきました。

 

そんな詳しい解説がおこなわれるとは思ってもみなかったので、メモとか取ることができなかったんですが、その中でも印象に残ったことをふたつばかり。

 

洞庫(どうこ)

茶室の仕組みのひとつ。今回新たに知ることができたものです。

お茶を点てる人の側の壁に仕込まれた戸棚で、茶室側からも勝手側(外側)からも開けることのできる仕組みになっています。ここに茶道具を入れておけばいちいち持ち運ぶ必要がないのです。

こんな工夫が考えられていたのですね。

 

松に古今の色無し

茶室の壁に掛けられていたいた禅語の掛け軸の話もありました。

「松無古今色」と掛け軸にしたためてありました。「松に古今の色無し」と読みます。

松は季節に関わらず常に緑の葉で覆われています。まわりに惑わされず変わらない平等な心でいましょうというこでしょうか。

掛け軸の裏側にはこの対句として「竹有上下節」と書かれているそうです。

「竹に上下の節あり」と読み、竹には上下の節があるように、長幼、身分の上下で秩序は保たれているといったこと。

どちらも世の中の真理をついています。

掛け軸の表裏に書かれることにより、人間の心の表と裏、本音と建前を表わしているようで興味深かったです。

 

おまけ 家内安全火乃用心

松籟庵の玄関(?)の柱に以下のような絵文字版画が貼ってありました。

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柳島村の名主であった藤間柳庵が、村の安全を祈願し日常の戒めとなるようにと村人に配ったとされます。

「家内安全火乃用心」の8文字が宝尽しを象った絵文字で書かれています。

すなわち「家」は蓑、「内」は女の人の顔、「安」は笠、「全」は金嚢(巾着)、「火」は分銅、「乃」は宝鑰(ほうやく=宝の鍵)、「用」は小槌、「心」は宝珠(宝のたま)をそれぞれ象っています。

藤間柳庵のユニークな心配りでした。

 

 

松籟庵

松籟庵へは茅ヶ崎駅南口より徒歩約8分。

市立図書館隣、高砂緑地内

住所 茅ヶ崎市東海岸北1-4-50

電話 0467-87-5258

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松籟庵ホームページ

 

 

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