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【大相撲記録】1場所で2つ以上の不戦勝

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2016年7月場所7日目、東関脇の魁聖は大関琴奨菊の休場により不戦勝を得ました。

7月場所の魁聖は初日にも大砂嵐の突然の休場により不戦勝をもらっていて、1場所で2つ目の不戦勝を獲得することになりました。

 

不戦勝を得るということは対戦相手がケガや病気で休場するということなので(寝坊で休場してしまったという例もあるようですが…)手放しで喜ぶことはできないでしょうが、相撲を取らずに勝ち名乗りを受けることができるということでもあり、心の中ではラッキーと思ってしまうのは仕方がないことかも。

そんな幸運を1場所で2回以上経験した力士を紹介します(十両・幕内の力士)。

 

1場所2つ以上の不戦勝

安芸ノ海(1940年5月・西関脇)

9日目 玉ノ海(東小結)
12日目 羽黒山(東大関)

最終成績:14勝1敗(優勝)

1939年1月場所に双葉山の連勝を69で止めた安芸ノ海がその勢いのままに大関へ向けて躍進。

優勝への高い壁、横綱双葉山と大関羽黒山がそろって不調で両力士とも7勝5敗3休と兄弟弟子仲良く同じ成績で途中休場。同僚の関脇五ツ嶋と優勝を争い1勝差で振り切り初優勝(最初で最後の優勝)を遂げ場所後に大関昇進。

のちに横綱まで昇進。

 

力道山(1948年5月・東前頭2)

初日 前田山(東横綱2)
4日目 輝昇(東関脇)

最終成績:8勝3敗(殊勲賞)

3日目に横綱照国を破る金星。翌場所は新小結に昇進。

翌場所(1948年10月)と翌々場所(1949年1月)も前田山から不戦勝をあげていて、3場所連続同一相手から不戦勝は史上唯一の記録。

 

出羽錦(1950年1月・東前頭1)

3日目 東富士(西横綱)
5日目 羽黒山(東横綱)

最終成績:8勝7敗

翌場所、新小結に昇進。

出羽錦は不戦勝獲得数が史上最多(11個)

 

吉井山(1951年9月・西前頭14)

4日目 桜国(西前頭11)
6日目 北ノ洋(東前頭17)

最終成績:5勝10敗

 

緋縅(1956年5月・西前頭18)

4日目 時錦(東前頭15)
6日目 桜国(東前頭21)

最終成績:7勝8敗

四股名の読み方は「ひおどし」

 

信夫山(1957年1月・西前頭1)

8日目 鏡里(東横綱)
13日目 時津山(東前頭1)

最終成績:9勝6敗(殊勲賞)

横綱吉葉山、大関若ノ花・松登を破り翌場所再小結。

 

広瀬川(1957年3月・西前頭22)

9日目 若葉山(西前頭9)
12日目 荒岩(西前頭7)

最終成績:9勝6敗

当時38歳の大ベテラン。40歳まで現役。

 

時津山(1958年1月・西関脇)

5日目 荒岩(西前頭3)
9日目 吉葉山(西横綱)

最終成績:6勝9敗

 

玉乃島(1964年11月・西前頭1)

6日目 柏戸(東張出横綱)
13日目 羽黒山(西前頭8)

最終成績:9勝6敗

翌場所新小結。翌場所の1965年1月場所から一門別総当たりから部屋別総当たりに変更。今まで同じ一門で対戦のなかった横綱大鵬と初日に対戦し内掛けで破る波乱を起こしました。

のちの横綱玉の海。

 

北天佑(1987年9月・西張出大関)

4日目 益荒雄(東前頭3)
11日目 千代の富士(東横綱)

最終成績:8勝7敗

前場所(1987年7月)はカド番の場所で千秋楽にやっと勝ち越しの苦しい場所。引き続き苦しい土俵の中で2番の不戦勝。

 

三杉里(1992年7月・西小結)

2日目 巴富士(西張出小結)
10日目 琴椿(西前頭3)

最終成績:8勝7敗

21場所ぶりの小結。当時の時点で貴花田(貴乃花)相手に対戦成績6勝3敗とキラーぶりを発揮。

 

栃乃洋(1999年3月・西前頭5)

10日目 若乃花(東横綱)
11日目 貴乃花(西横綱)

最終成績:9勝6敗

1場所2つの不戦勝だけでも珍しいのに、2日連続、横綱2人から、しかも兄弟横綱から、と神レベルの奇跡。11日目の不戦勝で勝ち越し。

 

玉春日(1999年9月・西前頭1)

3日目 貴乃花(東横綱2)
4日目 曙(東横綱)

最終成績:8勝7敗

翌場所は東に回っただけので東前頭筆頭。

上記の栃乃洋と同じく2日連続横綱から不戦勝。1999年……なんて年だ!

初日に横綱若乃花を破る金星をあげています。

 

大碇(2000年9月・西十両1)

8日目 琴錦(東十両1)
13日目 水戸泉(西十両11)

最終成績:7勝8敗

2つの不戦勝はそれぞれ琴錦、水戸泉の引退によるもの。

 

光法(2001年3月・西十両8)

4日目 豊桜(西十両11)
12日目 玉ノ国(東十両7)

最終成績:8勝7敗

関係ないですが、この場所は弟弟子の白鵬が初土俵を踏んだ場所。

 

春日錦(2002年5月・東十両6)

11日目 春ノ山(西十両6)
13日目 玉力道(東十両5)
千秋楽 駒光(西十両12)

最終成績:9勝6敗

史上初の1場所3不戦勝。11日目から1日おきに不戦勝。

 

春日錦(2003年11月・東前頭9)

8日目 玉力道(東前頭15)
10日目 琴ノ若(東前頭12)

最終成績:8勝7敗

1場所2つ以上の不戦勝を2回記録するのはこれまた史上初の記録。春日錦の2回の記録にどちらも玉力道が絡んでいます。

 

普天王(2005年7月・西前頭3)

11日目 露鵬(東前頭3)
千秋楽 海鵬(東前頭10)

最終成績:10勝5敗(技能賞)

翌場所新小結。初日に朝青龍を破る大殊勲。

 

琴奨菊(2014年1月・東大関2)

4日目 妙義龍(東小結)
千秋楽 稀勢の里(東大関)

最終成績:9勝6敗

カド番の場所。仮に不戦勝の2番が黒星だったとしたら7勝8敗だったので危なかったです。

 

魁聖(2016年7月・東関脇)

初日 大砂嵐(東前頭3)
7日目 琴奨菊(西大関)

最終成績:?

 

 

【大相撲記録】1日3番以上の不戦勝

【大相撲記録】初日に不戦勝(不戦敗)

【大相撲記録】「や」のない不戦敗

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