プロ野球 …プロ野球記録

歴代プロ野球チーム連勝記録○○○○○

2017/06/08

北海道日本ハムファイターズは2016年6月19日の中日戦から7月11日のオリックス戦まで球団新記録の15連勝を達成。

 

 

15連勝という記録はプロ野球史上歴代4位タイ。

最も長い連勝記録は18連勝です。

順位 連勝 チーム 期間
1 18 南海 1954年8月22日~9月21日
18 大毎 1960年6月5日~6月29日▲
3 17 南海 1965年6月17日~7月14日▲
4 15 毎日 1950年5月12日~6月4日
15 巨人 1951年7月16日~8月3日
15 中日 1955年7月28日~8月18日
15 阪急 1971年5月22日~6月13日▲
15 ソフ 2005年6月14日~7月6日
15 日ハ 2016年6月18日~7月11日

▲…途中に引き分けを挟む連勝

ソフ…ソフトバンク 日ハ…日本ハム

セ・リーグのチームは巨人と中日が各1回ずつで、他は全部パ・リーグのチームです。

 

各チームの連勝の軌跡を紹介していきます。

※月日の後の(1)(2)は、(1)がダブルヘッダー第1試合、(2)がダブルヘッダー第2試合

 

1位 18連勝

南海(1954年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 8月22日(1) 2-0 東映 中原宏
2 8月22日(2) 3-2 東映 柚木進
3 8月24日 3-2 大映 戸川一郎
4 8月25日 5-4 大映 中原宏
5 8月26日 5-3 大映 宅和本司
6 8月28日 3-2 高橋 柚木進
7 8月31日 6-2 東映 戸川一郎
8 9月2日 4-3 東映 戸川一郎
9 9月3日 4-1 西鉄 宅和本司
10 9月4日 2-1 西鉄 柚木進
11 9月5日 3-0 西鉄 宅和本司
12 9月7日 2-1 阪急 野母得見
13 9月9日 1-0 阪急 柚木進
14 9月11日 8-6 東映 大神武俊
15 9月12日 4-0 東映 宅和本司
16 9月15日 6-3 近鉄 宅和本司
17 9月19日 5-4 毎日 戸川一郎
18 9月21日 4-3 西鉄 宅和本司

9月22日の西鉄戦で2-7と敗れ連勝がストップ。しかし翌9月23日から再び8連勝。もし22日の試合も勝っていたら27連勝していたかも!

しかもこのシーズンは18連勝しながらシーズン2位。優勝した西鉄に0.5ゲーム差だっただけに、もし勝っていたら……。

 

※余談 8月28日の高橋戦は、3-0とリードした8回裏に、途中から3番一塁に入っているスタルヒンと4番の広島カープの男気・黒田博樹投手のパパに2者連続ホームランを打たれ3-2と1点差に迫られる薄氷の勝利。

 

 

大毎(1960年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 6月5日(2) 7-1 近鉄 小野正一
2 6月7日 3-2 阪急 小野正一
3 6月8日 6-4 阪急 植村義信
4 6月9日 5-1 阪急 ビル西田
5 6月11日 4-3 東映 若生智男
6 6月12日(1) 2-1 東映 飯尾為男
7 6月12日(2) 3-2 東映 小野正一
8 6月15日(1) 4-3 近鉄 小野正一
9 6月15日(2) 7-2 近鉄 若生智男
10 6月18日 10-3 西鉄 小野正一
11 6月22日 7-4 東映 小野正一
12 6月23日 3-2 東映 小野正一
13 6月24日 5-4 東映 小野正一
14 6月25日 3-2 阪急 若生智男
6月26日(1) 1-1 阪急
15 6月26日(2) 2-1 阪急 小野正一
16 6月28日 9-5 近鉄 坂井勝二
17 6月29日(1) 9-3 近鉄 三平晴樹
18 6月29日(2) 2-0 近鉄 小野正一

6月30日の近鉄戦で8回表に逆転されて4-5で敗戦。

西本幸雄を新監督として迎えた大毎は、榎本喜八、山内和弘、田宮謙次郎らを中核としたミサイル打線が活発に働き、前身の毎日時代以来10年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしました。しかし日本シリーズでは大洋の前に4連敗。オーナーの永田雅一と喧嘩した西本はわずか1年で辞任してしまいました。のちに阪急・近鉄の監督としてリーグ優勝します。

18連勝の期間で小野正一は4試合連続勝利を含む10勝を稼ぎました(シーズン成績は33勝11敗で最多勝・最優秀防御率)。

大毎の後継チームであるロッテが1998年にプロ野球史上ワーストの18連敗を記録してるというのもなにか因縁めいてます。

 

 

3位 17連勝

南海(1965年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 6月17日 10-6 阪急 三浦清弘
2 6月18日 6-5 近鉄 合田栄蔵
3 6月22日 5-1 東京 森中千香良
4 6月23日 6-1 東京 三浦清弘
5 6月24日 9-8 東京 渡辺泰輔
6 6月29日 8-2 阪急 皆川睦男
7 7月1日 7-1 阪急 スタンカ
8 7月2日 5-4 東京 三浦清弘
9 7月3日 8-3 東京 森中千香良
10 7月4日(1) 9-4 東京 杉浦忠
11 7月4日(2) 3-2 東京 スタンカ
12 7月7日 4-1 西鉄 皆川睦男
7月8日 3-3 西鉄
13 7月10日 8-0 阪急 スタンカ
14 7月11日(1) 2-1 阪急 新山彰忠
15 7月11日(2) 5-4 阪急 杉浦忠
16 7月13日 9-2 東映 林俊彦
17 7月14日 11-1 東映 スタンカ

7月15日の東映戦で2-5と敗れ連勝ストップ。

6月に16勝1敗を記録するなど破竹の勢いで勝ち続けた南海。6月1日から6月15日まで10連勝して1つの黒星を挟んでこの17連勝。

7月6日にはプロ野球史上最速でマジック62が点灯。7月14日を終わった時点で2位の東映を25ゲーム差も引き離す独走状態。

後半戦はやや息切れして最終的には2位東映と12ゲームの差で優勝でした。日本シリーズではV9時代1年目の巨人に敗退。

 

 

4位 15連勝

毎日(1950年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 5月12日 4-3 西鉄 荒巻淳
2 5月13日 11-3 大映 野村武史
3 5月14日 3-2 南海 荒巻淳
4 5月15日 4-0 西鉄 佐藤平七
5 5月17日 4-2 近鉄 荒巻淳
6 5月18日 14-3 阪急 野村武史
7 5月21日 10-1 西鉄 榎原好
8 5月23日 9-3 西鉄 荒巻淳
9 5月25日 4-1 西鉄 上野重雄
10 5月27日 8-5 南海 荒巻淳
11 5月28日 9-2 西鉄 野村武史
12 5月31日 23-11 東急 佐藤平七
13 6月1日 6-5 東急 榎原好
14 6月3日 8-6 東急 野村武史
15 6月4日 10-3 阪急 荒巻淳

10日間試合が空いたあとの6月15日の大映戦で4-5と敗れ連勝ストップ。連勝を阻止した大映の投手はスタルヒン。

1950年はセパ分裂の年。発足したばかりの毎日は、若林忠志、土井垣武、呉昌征、別当薫、本堂保次、大舘勲夫など阪神から大量の選手を引き抜き強化。パ・リーグを制し、日本シリーズでも松竹に勝ち初代日本一になりました。

 

 

巨人(1951年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 7月16日(1) 6-5 国鉄 藤本英雄
2 7月16日(2) 2-0 松竹 松田清
3 7月18日 2-1 名古 別所毅彦
4 7月19日 10-2 広島 大友工
5 7月20日 14-0 国鉄 松田清
6 7月21日 11-4 松竹 藤本英雄
7 7月22日 5-3 阪神 別所毅彦
8 7月24日 8-5 松竹 中尾碩志
9 7月25日 22-2 広島 松田清
10 7月26日 7-6 名古 中尾碩志
11 7月28日 10-5 大洋 藤本英雄
12 7月29日 9-1 阪神 松田清
13 7月31日 11-6 大洋 別所毅彦
14 8月1日 9-1 広島 大友工
15 8月3日 6-3 大洋 中尾碩志

8月4日の名古屋戦で延長11回の末3-4と惜敗して連勝がストップ。

藤本、別所、大友、中尾の強固な先発投手陣に、3年目の松田清も加わり抜群の安定した戦いぶり。松田はシーズン途中から19連勝し23勝3敗で新人王を獲得。翌年にかけてセ・リーグ記録の投手20連勝を達成。

このシーズンの巨人は9月2日から16日にかけて11連勝も達成。2位に18ゲームをつける独走で優勝。日本シリーズでも南海に勝って日本一に。

 

中日(1955年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 7月28日 4-3 巨人 杉下茂
2 7月30日 5-0 国鉄 石川克彦
3 7月31日 9-2 国鉄 杉下茂
4 8月3日(1) 7-0 広島 中山俊丈
5 8月3日(2) 7-0 広島 大矢根博臣
6 8月7日(1) 8-1 大洋 石川克彦
7 8月7日(2) 4-3 大洋 大矢根博臣
8 8月9日 8-1 国鉄 杉下茂
9 8月10日 3-2 国鉄 杉下茂
10 8月11日 2-1 国鉄 石川克彦
11 8月13日 5-4 阪神 杉下茂
12 8月14日 3-2 阪神 徳永喜久夫
13 8月16日 3-1 大洋 杉下茂
14 8月17日 4-1 大洋 石川克彦
15 8月18日 2-1 大洋 大矢根博臣

8月20日の巨人戦に0-2で敗れ連勝ストップ。

前年の1954年に初優勝して日本一にも輝きました。前年の勢いをかって好調を続けていましたが、最終的には優勝した巨人に15ゲーム差をつけられての2位に終わりました。

15連勝のうち、強いチームは巨人1試合阪神2試合だけで下位チームから効率的に星を稼いでいることが分かります。

 

 

阪急(1971年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 5月22日(2) 5-0 東映 米田哲也
2 5月25日 5-1 西鉄 山田久志
3 5月26日 4-1 西鉄 足立光宏
4 5月28日 15-11 南海 宮本幸信
5 5月29日 11-0 南海 山田久志
6 5月30日 14-2 南海 足立光宏
6月2日 6-6 西鉄
7 6月3日 6-3 西鉄 足立光宏
8 6月4日 7-5 東映 児玉好弘
9 6月5日(1) 7-0 東映 石井茂雄
10 6月5日(2) 6-0 東映 梶本隆夫
11 6月8日 8-0 近鉄 足立光宏
12 6月9日 8-1 近鉄 山田久志
13 6月10日 6-3 近鉄 児玉好弘
14 6月11日 8-6 ロッテ 児玉好弘
15 6月13日 9-4 ロッテ 山田久志

6月16日の近鉄戦で0-4と敗れ連勝ストップ。近鉄の投手は清俊彦。

開幕当初に2連敗が2回と、5月に2連敗1回、あとは8連敗という大型連敗が1度あるだけで.672の高い勝率で2年ぶりの優勝。

山田久志、米田哲也、足立光宏らの投手陣、2年連続の盗塁王となる福本豊、長池徳士、加藤秀司らの好調な打撃陣が相まっての栄冠でした。

しかし日本シリーズでは福本の足を封じられ、山田が王貞治に劇的な逆転サヨナラスリーランを見舞われるなどV7の巨人に屈しました。

 

 

ソフトバンク(2005年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 6月14日 6-2 横浜 杉内俊哉
2 6月15日 6-2 横浜 斉藤和巳
3 6月16日 2-0 横浜 星野順治
4 6月21日 10-4 楽天 杉内俊哉
5 6月22日 5-4 楽天 斉藤和巳
6 6月24日 5-4 日ハム 和田毅
7 6月25日 6-5 日ハム 馬原孝浩
8 6月26日 5-1 日ハム 田之上慶三郎
9 6月28日 6-2 ロッテ 杉内俊哉
10 6月29日 5-3 ロッテ 斉藤和巳
11 7月2日 3-1 オリ 和田毅
12 7月3日 6-3 オリ 星野順治
13 7月4日 8-7 楽天 馬原孝浩
14 7月5日 9-1 楽天 杉内俊哉
15 7月6日 14-3 楽天 斉藤和巳

7月9日の西武戦で0-4と敗れ連勝ストップ。西武の投手は松坂大輔。

杉内俊哉、和田毅、斉藤和巳らを中心とした投手陣と、松中信彦、城島健司、ズレータ、バティスタらの打撃陣が上手く絡み合いシーズンを勝率トップで終えたものの、プレーオフでロッテに敗退してリーグ優勝はなりませんでした。

 

 

日本ハム(2016年)

月日 スコア 相手 勝利投手
1 6月19日 3-2 中日 大谷翔平
2 6月20日 5-2 DeNA バース
3 6月25日 10-8 オリ 有原航平
4 6月26日 6-0 オリ 大谷翔平
5 6月27日 8-7 西武 白村明弘
6 6月28日 3-0 西武 吉川光夫
7 6月29日 5-3 西武 宮西尚生
8 7月1日 5-2 ソフ 高梨裕稔
9 7月2日 4-0 ソフ 有原航平
10 7月3日 2-0 ソフ 大谷翔平
11 7月5日 8-3 楽天 メンドーサ
12 7月8日 12-3 ロッテ 高梨裕稔
13 7月9日 4-0 ロッテ 有原航平
14 7月10日 6-5 ロッテ 白村明弘
15 7月11日 4-1 オリ 吉川光夫

7月12日のオリックス戦で3-4と敗れ連勝ストップ。相手投手は西勇輝。

7月3日のソフトバンク戦では、スタメンで1番投手・大谷翔平。初球を先頭打者ホームランとまるで漫画のような劇的な展開に。

連勝が終わった7月12日時点で首位ソフトバンクと6ゲーム差の2位。ここから逆転優勝することができるでしょうか。

 

参考サイト・文献

日本プロ野球記録

・『プロ野球データブック《最新版》』(宇佐美徹也・講談社文庫・1995年)

 

 

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