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【大相撲記録】小結7勝8敗で翌場所も小結残留

2016年1月場所の新番付が発表されました。

前場所(2015年11月)、東小結で7勝8敗の成績に終わった栃ノ心は新番付では西小結に留まりました。

 

小結で7勝8敗の力士は翌場所平幕に落ちる(だいたい前頭筆頭)のが通例ですが、小結に昇進させていいような成績をあげた力士がいないなど、他の力士しだいで小結に残る幸運もあるわけです。

小結7勝8敗で翌場所も小結に残った幸運の力士はこの5名。(15日制が定着した1949年5月場所以降)

場所 力士 翌場所成績
1951年09月 若ノ花 5勝10敗
1984年03月 出羽の花 5勝10敗
1996年09月 武双山 8勝7敗
2004年07月 琴光喜 8勝7敗
2015年11月 栃ノ心

 

それぞれの事例を詳しく見ていきましょう。

 

1951年9月 若ノ花

◆1951年9月場所

地位 西
大内山 9勝6敗敗敗 関脇 栃錦 9勝6敗
三根山 11勝4敗 張出
若ノ花 7勝8敗 小結 若葉山 6勝9敗▼
張出 備州山 6勝7敗2休▼
前頭3 琴錦 8勝7敗△
前頭8 時津山 11勝4敗△

◆1952年1月場所

地位 西
三根山 関脇 大内山
栃錦 張出
琴錦 小結 時津山
張出 若ノ花

 

この時代の番付編成の方針は現在と違いすぎて理解しにくいところがありますね。

張出まで作って小結に3人必要なのかも疑問。2人で十分な感じですけど。

 

 

1984年3月 出羽の花

◆1984年3月場所

地位 西
大乃国 10勝5敗敗敗 関脇 保志 6勝9敗▼
出羽の花 7勝8敗 小結 佐田の海 7勝8敗▼
闘竜 8勝7敗△ 前頭4
麒麟児 11勝4敗△ 前頭9

◆1984年5月場所

地位 西
大乃国 関脇 闘竜
麒麟児 小結 出羽の花

 

前頭4枚目の闘竜が8勝7敗ながら翌場所一気に関脇まで昇進しています。

なんてラッキーな昇進と思うかもしれませんが、闘竜は14日目出羽の花、千秋楽佐田の海と連勝して2人を負け越しに追いやって自らが勝ち越して手に入れた関脇の座。

勝ったほうが関脇昇進に近づくという関脇昇進決定戦を勝ち抜いたのです。

ちなみに出羽の花は、関脇時代にも7勝8敗で負け越しながら翌場所関脇にとどまった経験をしています。⇒【大相撲記録】関脇7勝以下で翌場所も関脇残留

 

 

1996年9月 武双山

◆1996年9月場所

地位 西
魁皇 9勝6敗 関脇 貴闘力 11勝4敗
武双山 7勝8敗 小結 琴の若 4勝11敗▼
小結 琴錦 10勝5敗△
旭豊 9勝6敗△ 前頭1
前頭5 大翔鳳 8勝7敗

◆1996年11月場所

地位 西
貴闘力 関脇 魁皇
関脇 琴錦
旭豊 小結 武双山

 

5枚目で8勝7敗の大翔鳳を無理やりあげるよりかは……、武双山が残るほうがいいですよね。

 

 

2004年7月 琴光喜

◆2004年7月場所

地位 西
若の里 8勝7敗 関脇 北勝力 3勝12敗▼
関脇 栃東 10勝5敗△
琴光喜 7勝8敗 小結 玉乃島 6勝9敗▼
旭天鵬 8勝7敗△ 前頭1
黒海 8勝7敗 前頭2
霜鳥 9勝6敗 前頭4
雅山 12勝3敗△ 前頭7

◆2004年9月場所

地位 西
若の里 関脇 雅山
旭天鵬 小結 琴光喜

 

栃東は10勝規定で大関復帰。

小結で7勝の琴光喜と、2枚目で8勝の黒海(もしくは4枚目で9勝の霜鳥)との天秤。

 

 

2015年11月 栃ノ心

◆2015年11月場所

地位 西
栃煌山 8勝7敗 関脇 妙義龍 2勝13敗▼
栃ノ心 7勝8敗 小結 嘉風 8勝7敗△
前頭3 安美錦 8勝7敗
勢 12勝3敗△ 前頭4

地位 西
栃煌山 関脇 嘉風
小結 栃ノ心

 

栃ノ心は9月場所に小結で10勝5敗ながら翌場所も小結に留め置かれた苦い経験があります(⇒【大相撲記録】小結10勝で関脇昇進ならず!)。

その不運を帳消しにする今回の番付発表でした。

 

 

【大相撲記録】関脇7勝以下で翌場所も関脇残留

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(大相撲記録アナリスト:まるほん)

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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