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好きな水木しげる漫画ベスト3!

2015年11月30日、漫画家の水木しげるさんが93歳で亡くなりました。

訃報|水木プロダクション公式サイト

「ゲゲゲの鬼太郎」など独特なタッチの数多くの作品で楽しませてくれました。

私が読んだことがある水木漫画で、お気に入りの漫画ベスト3を紹介してみたいと思います。

 

第3位 「宮武外骨」―神秘家列伝 其ノ弐より

み 水木しげる 15120101

水木しげる先生といえば妖怪物や自身の戦争体験を元にした作品が有名ですが、歴史上の人物の伝記漫画も描いています。

この「神秘家列伝」はタイトル通り、実に神秘的な偉人たちを取り上げています。その中のひとりが宮武外骨です。

宮武外骨は、『頓智協会雑誌』『滑稽新聞』『スコブル』などの雑誌を創刊するなどした明治~昭和戦前期のジャーナリスト。ユーモアやパロディなどを交えて時の権力者を批評していくスタイルは、今に生きていたなら炎上系ブロガーになってたかもしれません。

当時は権力者の意に介さないことを書けば投獄される時代。何度牢屋に入れられても、何度発禁処分を受けてもへこたれずに、むしろさらに燃えて筆を走らせる外骨の姿が生き生きと描かれています。

水木先生にとって、このようなバイタリティ溢れる人物を描くのが実に楽しかったんじゃないかと思わせられました。

 

「神秘家列伝 其ノ弐」では他に、安倍清明、長南年恵、コナン・ドイルが取り上げられています。

 

 

 

 

第2位 「相撲の巻」―ゲゲゲの鬼太郎 スポーツ狂時代より

み 水木しげる 15120102

1978年に週刊実話に連載された、鬼太郎が相撲に野球に大活躍する幻の名作「新ゲゲゲの鬼太郎 スポーツ狂時代」を完全収録した一冊。

その中に鬼太郎が相撲部屋に入門して戦う「相撲の巻」があります。

一敗は喫するものの、なんとか序ノ口優勝を果たした鬼太郎。対戦相手は妖怪じゃなく普通の人間なはずですが、体がぐにゃぐにゃに柔らかい「骨なし山」とか、体がぬるぬるしてすべりやすい「うなぎ山」とか、おかしな力士ばかりでけっこう苦戦していました。

私は、アニメ版鬼太郎(第3シリーズ。吉幾三が主題歌を歌っていた回)を見てから、その後で原作の漫画版鬼太郎を見たくちです。アニメ版では優等生的なスターの感じだった鬼太郎が、漫画版ではネズミ男とかとあまり変わらない適当なキャラクターだったのにはびっくりしましたね。

 

後半は相撲から一転して「野球狂の巻」になります。プロ野球から大金での勧誘を断り、母校(墓の下高校)野球部の立て直しに奮闘するという内容。

 

 

第1位 「猫楠 南方熊楠の生涯」

み 水木しげる 15120103

天衣無縫な博物学者・南方熊楠の生きざまを約400ページにわたって描ききった大作。

飼い猫(猫楠)が語り手として登場。南方熊楠の波乱に満ちた生涯を、水木しげる的ペーソスでテンポよく見せてくれます。

熊楠好きの私はむさぼるように読み尽くしました。

破天荒な研究生活、天皇陛下へのご進講という晴れ舞台、息子の病気に苦悩する姿。

この漫画で培ったイメージが頭の中に残っているからこそ、のちに読んだ熊楠研究本の難解な部分もわりとすんなり理解できたのかもしれません。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ブログを書いている人=まるほん

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