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【大相撲珍決まり手40選】番外編 猫だまし

2017/06/02

土俵上の勝負を見つめていた誰もが驚いた!

2015年11月場所10日目。横綱白鵬と関脇栃煌山の一番。立ち合い、白鵬が両手を相手の目の前でたたく「猫だまし」で奇襲をかけました。

すぐ体を左に開かれ目標を見失った栃煌山は土俵を飛び出しそうになりましたが、すぐさま振り返るも白鵬が二度目の「猫だまし」。

 

「猫だまし」は相手の目の前で両手をバチンとたたき、驚いた相手を怯ませようとする奇襲戦法。

横綱がこのような戦法を取ったことに、好角家の間では賛否両論様々な意見が飛び交う事態になっています。

「猫だまし」自体は相撲をとっている最中に出る技の名前であり、決まり手ではないため誰がいつ使ったかというのがすべて正式に記録が残っているわけではありません。

過去に「猫だまし」を使ったことあるとされている力士を紹介していきます。

 

「猫だまし」を使った力士たち

大見崎

1899年(明治32年)5月場所5日目、前頭4枚目の大見崎が関脇の梅ノ谷(のち横綱2代目梅ヶ谷)に対し、猫だましからの突っ張りあいののち引き落としで勝利。

 

小田の山?

1925年(大正14年)5月場所2日目の十両勝負付けに「小田の山(ネコだまし)岩見嶽」という記載があるらしい。

(二宮清純「スモウの知られざる必殺技大研究」/1992年11月1日号『PLAY BOY日本版』(集英社)より)

 

九州山

1943年(昭和18年)1月場所9日目、前頭4枚目九州山は大関名寄岩に突っ張るとみせかけて猫だましの奇襲。驚いた名寄岩の足を取って倒し勝利。名寄岩はまじめで一本気な性格だったというから、なんとなくこういうのに引っかかってしまいそうなイメージではあります。

 

出羽錦

1962年(昭和37年)11月場所5日目、幕内在位15年目37歳の大ベテラン前頭4枚目の出羽錦が、翌年5月場所に6連覇を達成する22歳の若き横綱大鵬に対して仕掛けましたが敗北。

 

三重ノ海

1978年(昭和53年)1月場所11日目、大関三重ノ海が横綱北の湖に対して猫だましの奇襲をするも全く動ぜず北の湖の貫録勝ち。

 

舞の海

出ました技のデパート。1991年(平成3年)9月場所6日目の琴ヶ梅戦、1991年11月場所千秋楽の水戸泉戦をはじめ、多くの取組で披露。

上記2戦はともに勝利しました。

今では「ぶらり途中下車の旅」の旅人なんかもやっちゃったりしています。

 

皇司

2001年(平成13年)7月場所9日目、前頭4枚目の皇司が横綱武蔵丸に対して繰り出す?

武蔵丸は、1978年に猫だましを使った三重ノ海の弟子に当たります。

 

白鵬

2015年(平成27年)11月場所10日目、横綱白鵬が関脇栃煌山に対して。

格上の力士が格下の力士へ用いるケースは今回が初めてなのかもしれません。

 

 

以上、「猫だまし」を使ってきた力士たちを紹介してきました。九州山ー出羽錦ー三重ノ海ー舞の海と出羽海部屋の力士がよく使う手?

 

 

 

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余談ですが、AKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊」には『猫だまし』という曲があります。

以下のアルバムに収録。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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