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【大相撲記録】15戦全敗した力士

2015/11/12

2015年9月場所、初の幕内上位進出となった西前頭2枚目の佐田の富士が初日から連敗を重ね13連敗。

15戦全敗してしまうんじゃないかとファンをハラハラさせました。

結局、14日目に初勝利。千秋楽も連勝して2勝13敗で取り終え、不名誉な記録は免れました。

過去には15戦全敗の記録を出してしまった力士がいます。

 

15戦全敗を記録した力士たち

桂川(1942年1月・東前頭17)

初日 一渡
2日目 大和錦
3日目 倭岩
4日目 鯱ノ里
5日目 龍王山
6日目 駒ノ里
7日目 綾若
8日目 桜錦
9日目 神東山
10日目 十三錦
11日目 矢筈山
12日目 武ノ里
13日目 冨ノ山
14日目 達ノ里
千秋楽 大熊

 

15戦全敗第一号は伊勢ヶ浜部屋の桂川。11日目から千秋楽まで5日連続して十両力士と対戦するなど、十両との対戦が8番ありました。

翌5月場所十両に陥落して全休。そのまま引退してのちに木瀬部屋を創設しました。

 

双ッ龍(1960年11月・東十両4)

初日 成山
2日目 芳野嶺
3日目 追手山
4日目 沢風
5日目 羽子錦
6日目 佐賀光
7日目 天津灘
8日目 鳴門海
9日目 若美山
10日目 常の松
11日目 大瀬川
12日目 若天龍
13日目 浜ノ海
14日目 金ノ花
千秋楽 高錦

 

8日目の鳴門海戦のみ幕内で相撲を取りました。翌場所は東十両17枚目にまで落ち全休。そのまま引退となりました。

 

清勢川(1963年11月・西前頭11)

初日 宇多川
2日目 沢光
3日目 天津風
4日目 扇山
5日目 栃王山
6日目 金乃花
7日目 常錦
8日目 若浪
9日目 広川
10日目 鶴ヶ嶺
11日目 小城ノ花
12日目 房錦
13日目 出羽錦
14日目 玉嵐
千秋楽 若羽黒

 

前述した15戦全敗第1号・桂川の木瀬親方の弟子。これだけならば師弟で15戦全敗ということだったんですが、のちに木瀬親方の娘婿となったことで、親子で15戦全敗と珍記録度がぐ~んとアップしました。

翌場所十両に陥落しその後も約3年半土俵を務めましたが、幕内返り咲きはなりませんでした。(1967年5月引退)

清ノ森→清勢川→清乃森→清の盛とくるくると頻繁に改名もしています。

 

清王洋(1988年1月・東十両13)

初日 北吹雪
2日目 大潮
3日目 飛騨乃花
4日目 大善
5日目 大竜
6日目 春日富士
7日目 栃剣
8日目 鳳凰
9日目 福龍岳
10日目 舛田山
11日目 前見山
12日目 森田
13日目 宮田
14日目 岩手富士
千秋楽 北勝鬨

 

翌場所幕下に陥落して約1年半後の1989年9月に引退。ここまでに登場した4人のうち3人が伊勢ヶ浜系統。

 

佐田の海(1988年3月・西前頭10)

初日 霧島
2日目 太寿山
3日目 多賀竜
4日目 花ノ国
5日目 起利錦
6日目 大徹
7日目 安芸ノ島
8日目 薩洲洋
9日目 寺尾
10日目 富士乃真
11日目 大乃花
12日目 闘竜
13日目 北勝鬨
14日目 恵那桜
千秋楽 高望山

 

2場所連続で15戦全敗の珍記録が出現。現役力士・佐田の海の父です。

場所前に右ひじを痛め、まったく右手が使えないまま相撲を取り15戦全敗。その後も回復はおもわしくなく、2場所後の1988年7月場所で引退。

 

鳳凰(1989年5月・東十両5)

初日 貴ノ嶺
2日目 旭豪山
3日目 維新力
4日目 駒不動
5日目 岩手富士
6日目 星岩涛
7日目 大竜
8日目 貴闘力
9日目 闘竜
10日目 旭里
11日目 舛田山
12日目 鬼雷砲
13日目 大乃花
14日目 玉龍
千秋楽 花ノ藤

 

翌場所幕下に陥落。1年後の1990年5月場所で引退。

 

板井(1991年7月・東前頭14)

初日 大翔鳳
2日目 巴富士
3日目 久島海
4日目 旭道山
5日目 隆三杉
6日目 立洸
7日目 恵那桜
8日目 陣岳
9日目 琴稲妻
10日目 春日富士
11日目 孝乃富士
12日目 貴ノ浪
13日目 栃司
14日目 寺尾
千秋楽 薩洲洋

 

前の場所(1991年5月)で、この場所限りで引退した横綱・千代の富士に最後の白星を献上。

翌場所十両に陥落し、1勝1敗となったところで引退。

 

星誕期(2000年7月・東十両8)

初日 豊桜
2日目 栃栄
3日目 北桜
4日目 玉ノ国
5日目 若ノ城
6日目 十文字
7日目 琴岩国
8日目 浜錦
9日目 寺尾
10日目 北勝鬨
11日目 富風
12日目 琴錦
13日目 玉ノ洋
14日目 智乃花
千秋楽 琴光喜

 

外国出身力士初の15戦全敗。アルゼンチン出身で現在は日本に帰化。

翌場所以降ずっと幕下で取り約3年半後の2004年1月場所で引退。

 

燁司(2005年11月・東十両14)

初日 鶴竜
2日目 宝智山
3日目 闘牙
4日目 千代天山
5日目 上林
6日目 琉鵬
7日目 旭南海
8日目 豊真将
9日目 琴春日
10日目 隆の鶴
11日目 光法
12日目 泉州山
13日目 安壮富士
14日目 海鵬
千秋楽 玉光国

 

初日から14連敗を喫し、千秋楽にこれまた幕下で7連敗の玉光国と全敗同士の対戦が組まれましたが、取組の前に引退届を出して不戦敗になりました。

 

15戦全敗を喫したのち、1~2場所以内で引退してしまうのが9例中5回。やはりケガなどで自分の思うように取れないというのはつらいですね。

 

15日制以外での皆勤全敗

15日制以下の場所(昭和以降)で皆勤全敗した幕内・十両の力士は以下のとおりです。

13戦全敗

・海光山(1939年1月・西前頭10)

・土州山(1939年1月・東前頭15)

・神東山(1946年11月・西十両2)

*1939年1月場所で共に全敗を記録した海光山と土州山は、場所前の1938年12月に現役のまま亡くなった横綱・玉錦の土俵入りで太刀持ち・露払いを務めていました。玉錦の死で気力が無くなったのか、全敗を最後にこの場所限りでふたりとも引退してしまいました。

 

11戦全敗

・剣岳(1929年3月・西前頭6)

・開月(1929年5月・東十両7)

・大蛇山(1930年3月・西前頭5)

・灘ノ花(1933年1月・別席‐東前頭9格)

・鏡岩(1934年5月・西小結)

・灘ノ花(1935年1月・西十両9)

・富野山(1936年5月・西前頭4)

・越ノ海(1937年1月・東十両10)

・名寄岩(1947年11月・東張出大関)

*灘ノ花は2回記録。鏡岩、名寄岩は三役以上で記録。

 

10戦全敗

・出羽湊(1944年5月・西前頭2)

・立田野(1947年6月・東十両13)

 

15戦全勝は幕内・十両合わせて76回記録されているのに対して、15戦全敗の記録はわずか9回です。

やはり連敗が続くのはどこか痛めていたりと調子が悪いことが多く、途中で休場するケースもあるでしょうし、終盤になれば自分と同じように成績のあがらない力士同士の対戦も増えてくるので、はずみで1勝ぐらいはしてしまったりもするでしょうね。

 

 

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(大相撲記録アナリスト:まるほん)

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